価値観・習慣も無視できない
価値観・習慣も無視できない
朝日新聞 社説:教育無償化 働く若者にも目配りを
https://www.asahi.com/articles/DA3S13538978.html?ref=editorial_backnumber
大学などを出ないと安定した仕事につくのが難しく、家計の苦しい親のもとで育った子は、進学の機会に恵まれないまま、同じように低収入に陥る――。
そんな連鎖を断とうと、所得の低い世帯に対し、大学・短大や専門学校の学費負担を軽くする施策が、近く政府の「骨太の方針」に盛りこまれる。
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朝日新聞とベネッセ教育総合研究所が、公立の小中学校に通う子の保護者を対象に最近実施した調査では、豊かな家庭の子ほど良い教育を受けられる傾向を、「当然」「やむをえない」と答えた人が60%を超えた。
「良い教育を受けられる」かどうかは、お金だけの問題ではない。本人の資質以外にも、(勉強するという)習慣や(勉強や知識は大事だという)価値観も大事だ。
そして、習慣や価値観も親から子へと継承される。
格差の継承を望ましいものだとは思わないが、習慣や価値観の継承は文化の継承でもある。文化が継承されることで、(文化の結果による)格差も継承されるだろう。
完全な格差の解消は不可能だし、目指すべきものでもない。貧乏で勉強できないような状況を解消することには賛成するけれど。
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