2017年7月26日 (水)

どんな受け皿?

どんな受け皿?

中日新聞 社説:国民の目は厳しく 揺らぐ「安倍一強」 
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017072502000102.html

首相が今後いくら丁寧な説明や政権運営に努めたとしても、憲法軽視の政治姿勢を改めない限り、弥縫(びほう)策にすぎない。「安倍政治」の転換は、首相自身が進退を決断しないと無理かもしれない。

世論調査結果が示すとおり、安倍内閣継続の大きな要因は「他に適当な人がいない」からだ。都議選のように受け皿さえあれば批判票は集約できる。

来年九月には自民党総裁選、十二月までには衆院選がある。そのときまでに「安倍政治」に代わる選択肢を示せるのか。与野党ともに存在意義が問われている。

「都議選のように受け皿さえあれば批判票は集約できる」

いや、そらそうなんですけど、その受け皿が無いじゃないですか。都議選は都知事選挙の続きで、都知事選挙は個人が表に出る。小池さんという存在があればこその都知事選挙の勝利であり、都議会選挙での勝利がある。で、小池さんのような方がほいほいいる訳がない。

で、小池さんの政治的立場は右か左かといえは、右なのですよね。

  *        *        *

私は自分自身を共産主義者でもなければ、リベラルでもないと思っています。しかし、極右でもない。ゆる~い保守、左じゃない程度の保守。私は極右政党が政権を獲ることを望んでいません。

  *        *        *

安倍政権や自民党政権に対抗できる受け皿はどんなものになるでしょうか。リベラル・左翼では無理でしょう。他国の脅威があるときに、みんな仲良くなどという政党が受け入れられるとは思えません。その「みんな」に他国が入っているようでは。

彼らは生理的に嫌われているようにも見えますしね。また、アメリカでトランプ大統領が誕生したり、欧州で極右政党が既存政治性力の代替として伸長していますが、左翼やリベラルの政党が既存勢力として伸長しているようには見えません。

ですから、私は、安倍政権や自民党政権に代わり得る(打撃を与えうる)受け皿は、小池さんのような右翼から出てくるだろうと思っています。中日新聞的には気にいらないでしょうが。

  *        *        *

受け皿が、願わくば実務能力のある方でありますように。

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2017年7月25日 (火)

オプスレイは危険な機体か?

オプスレイは危険な機体か?

北海道新聞 社説:オスプレイ訓練 なし崩しは認められぬ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/121185/

陸上自衛隊と米海兵隊が、8月に道内で予定している日米共同訓練で、米海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイを最大3カ所の演習場で使用する訓練を検討していることが分かった。



だが、本当に負担軽減につながっているのだろうか。それを名目に、オスプレイの活動範囲を広げ、道内での広域訓練も、一気に運用拡大を図るのが狙いではないか。疑問は尽きない。

オスプレイは訓練場所だけでなく基地も、住民被害の恐れがない国外に移すべきだ。

国民の不安をよそに、危険な機体が日本の上空を飛び交うようなことがあってはならない。

私には航空機の安全性を議論するほどの頭はありませんけれど、オプスレイを危険な機体だとは思っていません。何故なら、アメリカ人が作ってアメリカ人が乗っているから。例えて言うなら、自動車会社が自分の作る車で自分の従業員を運ぶようなもの。自分達で乗っても良い、少なくともその程度の安全性はあるということです。

  *        *       *

オスプレイは事故を起こしていますし、今後も起こすでしょう。人間の作るものに完全はありませんから、事故は起こります。事故が起きても良いとは言いません。しかし、一度の事故で大騒ぎして欠陥機であるかのように言うのは、テレビで○○は体に良いと言われて、自分に合うかどうかも考えずに買ってしまうような軽薄さを感じます。

  *        *       *

オスプレイは目立ちます、特異な形をしていますから。目立つから格好の目標になります。それだけのことだと思っています。もし本当に危険な欠陥機なら統計資料その他の材料があるはず。そういったものを出さないで、個々の事故の事例で危険な機体だと騒いでいる。それはつまり、他の機体にくらべて特別に危険だいう証拠はないと言うこと。

  *        *       *

オスプレイはアメリカ人が作ってアメリカ人が乗っている、場合には兵士だけでなく幹部も乗る。まぁ、その程度には安全だと言うことです。

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2017年7月24日 (月)

交通事故は憲法違反か

交通事故は憲法違反か

朝日新聞 社説:憲法70年 「原発と人権」問い直す
http://www.asahi.com/articles/DA3S13050965.html?ref=editorial_backnumber

福島県では今も数万人が県内外で避難を続ける。長年のなりわいや家屋を失った人は数え切れず、居住、職業選択の自由(22条)、財産権(29条)の侵害は著しい。多くの子が故郷の学校に通えなくなり、教育を受ける権利(26条)も揺らいだ。

そして何より、事故は多くの人を「関連死」に追い込んだ。

「原発事故で、憲法に書いてある生活ができなくされた。これは憲法違反でしょう」。桜井市長は語気を強めて言う。

「原発事故で、憲法に書いてある生活ができなくされた。これは憲法違反でしょう」

ならば、交通事故で生活できなくなったら「交通事故は(あるは交通事故を起こす自動車は)憲法違反」と言うのでしょうか?

  *        *        *

「そして何より、事故は多くの人を『関連死』に追い込んだ」

朝日新聞でさえ、福島原発事故で漏洩した放射能での健康被害を見つけられていません。だって、漏洩した放射能で健康被害があったなら関連死どころでない大騒ぎするはずですから。彼等が大騒ぎしていないのは見つけられていないから。

  *        *        *

いのちが大事、憲法が大事というのであれば、原発を特別視するのは間違いです。政権への攻撃や反原発であれば、原発を特別視してもかまいませんが、事実として危険は原発だけじゃありませんから、いのちが大事とか憲法違反とか言い出したら様々なツッコミを受けることになります。

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2017年7月23日 (日)

福島原発事故の教訓

福島原発事故の教訓

徳島新聞 社説:7月22日付  伊方原発停止却下  不安に向き合ったのか 
http://www.topics.or.jp/editorial/news/2017/07/news_15006844294995.html

住民側は、東京電力福島第1原発の事故原因が解明されない中、短期間で策定されたもので、安全性を確保できていないと主張。地裁は最新の知見を踏まえ、予測できる規模の自然災害を想定して安全確保を求める内容で、「不合理な点はない」とした。

だが、福島の事故から学ぶべき教訓は、「安全神話」が最悪の事態を招いたということだ。新規制基準を稼働のお墨付きにすれば、新たな安全神話を作ることになる。

福島原発事故では漏洩した放射能では一人の健康被害も出ていません。しかし、風評被害では被害が出ています。

原発には安全神話と危険神話があります。

安全神話は事故や避難の軽視つながるかもしれません。

危険神話、いちど原発事故が起きれば何万人も死ぬ、死の大地が広がるという神話。危険神話は風評被害を起こします。

  *        *      *

「不安に向き合ったのか」

不安があることは理解できます。しかし、原発事故による漏洩した放射能での死者が出ていないという事実から目を背けてはいけません。でないと危険神話による被害を大きくしてしまいます。

  *        *      *

私にとっての福島原発事故の教訓は、怖がりすぎることが被害を大きくするということです。不安と向き合いつつ、それに飲み込まれないようにすることです。不安であると騒ぐことだけで安全になったり被害が減ったりはしないのだから。

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2017年7月22日 (土)

拉致は「大人の都合」ですか

拉致は「大人の都合」ですか

朝日新聞 社説:朝鮮学校無償化 子の救済は大人の責任
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2017072102000121.html

いわば大人の都合で、子どもの学びの機会に格差が生じるのは残念でならない。広島地裁は、朝鮮学校を高校無償化の対象から外した国の処分を適法と判決した。大人の責任で実現せねばならない。



北朝鮮は核やミサイルを開発し、日本人拉致問題の解決には後ろ向きだ。朝鮮総連を含め、国民が注ぐまなざしは厳しい。

本来、子どもの教育に政治的、外交的な問題を絡めるべきではない。だが、朝鮮学校の教育内容や財務、人事といった運営を巡る疑念が晴れない限り、税金投入に国民の理解は得られにくい。子どもの学ぶ権利の救済、機会の保障はもちろん、大人の責任である。

「子どもの学びの機会に格差が生じるのは残念でならない」

格差が嫌なら、普通に日本の義務教育うければ良いじゃないですが。そしたら日本の子供達と同じで格差なんて生じませんが。そもそも朝鮮学校は日本の義務教育と違うことを教える(同じなら朝鮮学校である必要はない)、その時点で「格差」かどうかは別にして差が生まれてしまう。

  *        *        *

「子どもの学ぶ権利の救済、機会の保障はもちろん、大人の責任である」

それはそうなんですが、限度や限界というものがあります。

  *        *        *

日本は日本人が作った国家で日本人の為にあります。良い悪いは別にして、全ての国家はその国民の為にあって、他国の為にあるのではありませんし、予算も有限です。自国民優先にしても何が不思議なのでしょうか。

北朝鮮の学校にお金を出さないことを「格差」と非難するのであれば、アフリカやアジアの貧困地域の子供達が日本の義務教育と同等の教育を受けられないことを格差と非難し予算を出すべきだと言わなければなりません。

でも、お金は有限ですから、日本政府は世界中のどの国の子供よりも日本子供の教育を優先します。何の疑問も感じません。

  *        *        *

しかし、拉致問題や核ミサイルを「大人の都合」というのは凄いセンスだと思います。拉致はとんでもない人権問題です。朝日新聞や人権活動家は、反政府のデモや抗議活動中の逮捕でも大騒ぎするのですから、何の罪もない少女を拉致することに対して「大人の都合」と軽く言うのは、やっぱり凄いセンスだと思います。

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2017年7月21日 (金)

反中・反米と嫌韓の違い

反中・反米と嫌韓の違い

時事通信:徴用工像、10月設置の動き=済州の日本総領事館前-韓国団体
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072001022&g=soc

韓国の労働組合などで構成する「強制徴用労働者像建設推進委員会」は20日、済州市で発足の記者会見を行い、日本の植民地支配時代に徴用された労働者を象徴する像を同市内の日本総領事館前に設置する計画を発表した。資金を募り、10月中旬の設置を目標としている。

「反中」、「反米」などの言葉は、その国に反発、対抗する言葉だけれど、「嫌韓」は反発や対抗というよりも「嫌い」ということで、何かが違う。

それは引用した記事にある行為に代表されるように、韓国(あるい朝鮮半島)を日本が支配したということを、韓国人自身が日本人に再確認させているからではないか。

支配、つまり優越していた。勝ったということ。

  *        *        *

徴用工や慰安婦の歴史的事実がどうであれ、朝鮮半島を日本が支配した。支配しなければ徴用工も慰安婦も存在しません。だから、韓国が抗議する度に日本のどこかの無意識の優越感を刺激しているのではないか。

だから抗議されて五月蝿くて面倒で嫌だけれど、中国やアメリカのような恐怖感を韓国に対して抱くことはない。それが、「反中」、「反米」と中国やアメリカに対しては「反」と言うけれど、韓国に対しては「嫌」となるのではないか。

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労働者の代表?

労働者の代表?

朝日新聞:連合へ働き手が異例のデモ 「残業代ゼロ、勝手に交渉」
http://www.asahi.com/articles/ASK7M5HXFK7MULFA01N.html

今回のデモのきっかけは、高プロを「残業代ゼロ法案」と批判してきた連合が一転、執行部の一部メンバーの主導で条件付き容認の方針を決めたことだった。連合傘下でない労組の関係者や市民らがツイッターなどで呼びかけたメッセージは「連合は勝手に労働者を代表するな」などのキーワードとともに拡散。参加者の多くはツイッターでデモの開催を知り、仕事帰りに集まったとみられる。

「勝手に労働者を代表するな」

「勝手に労働者を代表するな」と抗議を行われた方は誰を代表しているのでしょうか。それとも、誰かを代表しているのでもなく、その場ににる方々のみが抗議しているのでしょうか。

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2017年7月20日 (木)

出自による差別は民主主義の根幹

出自による差別は民主主義の根幹

朝日新聞 社説:「戸籍開示要求は差別」指摘も 蓮舫氏「特例」強調
http://www.asahi.com/articles/ASK7L5G0SK7LUTIL04K.html

蓮舫氏が公開に踏み切る前から、批判は起きていた。「移住者と連帯する全国ネットワーク」など四つの市民団体は14日、「日本国籍を有していることが明白である以上、国会議員になることや民進党の代表になることに法的な問題はまったくない」としたうえで、「個人情報の開示を求めることは、出自による差別を禁じている憲法の趣旨に反する差別そのものである」と開示しないよう要請。18日午前には大学教授や弁護士が会見し、在日コリアン弁護士協会代表の金竜介弁護士は「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか、と必ず波及する」と危惧を述べた。

私は日本国籍を持っているので、日本の政治に参加する権利を持っています。私が日本国籍を持っているのは私の両親が日本国籍をもっていたから。つまり、「出自」によるものです。もし私が外国人の子供として生まれたなら、私は日本の政治に参加する権利は持っていないでしょう。

出自によって政治的権利が決まる。これを差別と言わずとして何を差別と言うのでしょうか。しかし、誰にでも選挙権を与えるような民主国家は存在しませんし、存在したこともありません。

  *        *       *

民主主義には国民が必要とされています。いえ、誰に投票権があり誰に被選挙権があるかを決めなくては民主主義はなりたちません。そして、全ての民主主義国家では国民であるかどうか、選挙権があるかどうかを「出自」で決めています。これは国民であるかどうかを出自以外に決めようがないからです。

  *        *       *

民主主義は国民が必要で、国民であるかどうかを出自以外に決めようがない。つまり民主主義には出自による差別が不可欠なのです。

  *        *       *

「外国にルーツがある人に政治家をやらせていいのか」

誰に参政権があるか(≒誰に政治をやらせていいのか)というのは、民主主義の根幹であり、民主主義国家であるかぎり避けて通れない根本的な議論なのです。

  *        *       *

出自による差別は民主主義の根幹なのです。その事から目を背けた議論は綺麗事であり不毛です。

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2017年7月19日 (水)

「思ってました」で許されるのですか?

「思ってました」で許されるのですか?

東洋経済:民進党の蓮舫代表が「幕引き」を演出した狙い  「台湾籍離脱」資料公表で態勢立て直し目指す
http://toyokeizai.net/articles/-/181037

日本国籍の選択については、2016年10月7日付で日本国籍の選択を宣言したことを記した戸籍謄本の一部を公表した。謄本取得日は今年6月28日で、これまで蓮舫氏が主張してきた内容を裏付ける形となった。

初当選した2004年参院選の選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載したことについて、蓮舫氏は「(台湾籍離脱を)故意に怠っていたわけではなく、ずっと台湾籍を放棄したものと思っていた」と釈明した。公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)に問われる可能性があるが、3年の公訴時効は過ぎている。

法律違反を「思っていた」で許されるのですか?

もし仮に、二重国籍だったのが安倍さんだったとしたら、蓮舫さんや民進党を始めとする政権に批判する方々は「故意ではない」とか「思っていた」で許すのでしょうか。

私にはそうは思えません。

例えば「そもそも」。

朝日新聞:首相答弁の「そもそも」、意味はそもそも? 国会で論戦
http://www.asahi.com/articles/ASK4M3RGSK4MUTFK008.html

議論になったのは、過去3回廃案になった共謀罪法案より適用対象を厳しくしたと訴える首相が、「今回は『そもそも』犯罪を犯すことを目的としている集団でなければならない。これが(過去の法案と)全然違う」と述べた1月26日の衆院予算委での答弁。民進党の山尾志桜里氏が「『そもそも』発言を前提とすれば、オウム真理教はそもそもは宗教法人だから(処罰の)対象外か」と尋ねた。

これに対し、首相は「山尾氏は『初めから』という理解しかないと思っているかもしれないが、辞書で念のために調べたら『基本的に』という意味もある」と主張。「オウム真理教はある段階において一変した。『最初から』でなければ捜査の対象にならないという考え方そのものが大きな間違いであり、いわば『基本的に』変わったかどうかということにおいて、『そもそも』という表現を使った」と述べた。

こんな国語の問題のようなことをつついて大騒ぎしました。こんな細かいことまで問題するならば、国籍という政治的権利の根幹にかかわるものをいい加減に扱って良い訳がありません。

  *        *        *

民主主義、国民主権においては、国民に主権がある。逆に言えば国民でないものには政治的権利を認めない。そして、国民であることを示すものが国籍です。

民主国家の政治に関わる者が国籍に大していい加減であって良い訳がありません。

  *        *        *

民進党は加計学園問題では自民党や安倍さんを追求しています。この追求で安倍さんが「思っていました」と言い訳して、そして、民進党やマスコミがじゃあ仕方ありませんねと引き下がったら、蓮舫さんに対する態度と同じで釣り合いがとれますが、そうはならないでしょう。

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2017年7月18日 (火)

欧米の失敗を繰り返すつもりか?

欧米の失敗を繰り返すつもりか?

朝日新聞 社説:憲法70年 多様な人々の共生社会を
http://www.asahi.com/articles/DA3S13041066.html?ref=editorial_backnumber

観光地で、飲食店で、そして学校や職場でも。海外からやってきた人びとの姿は今や、日常に溶け込む光景になった。

日本に暮らす外国人は昨年末の時点で238万人と過去最多となった。登録された国籍・地域は196にのぼる。

欧米の国々と同様、日本も多様な社会への道を確実に歩み始めている。



「外国人お断り」などの露骨な排斥や、低賃金・長時間労働といった人権侵害は当然、なくしていかねばならない。

一方、「マナーが悪い」「言葉が通じないから面倒」といった誤解や偏見から外国人の入居を断る事例も後を絶たない。

日本の賃貸制度や居住マナーを外国語で説明した冊子を配ったり、外国人と日本人双方の相談に乗る窓口を設けたりして、差別を防ぐこともできる。

日本人と外国人をつなぐ試みは、日本語の学びの場の開設や防犯活動など、各地に広がっている。自治体や市民団体の努力をもっと支援していきたい。

心の垣根を取り払い、外国人に「この社会の一員」との自覚をもってもらえる方策こそ、憲法を生かし、日本の繁栄と安定をもたらす道だろう。

欧米が多様化しているのは事実と思いますが、うまくいっていると言えるのでしょうか。多様化多民族化においては欧米は先輩です。その先輩と同じようなことをしていては同じような失敗をするのではないでしょうか。

朝日新聞の社説では、人権を大切にとか仲良くとか相互理解とタテマエを述べていますが、その程度は欧米でも実施されていたでしょう。それでも上手くいかなったのです。多様化・多民族化して、そして融和に失敗すれば、悲惨な結果が待っています。朝日新聞の社説には、その危機感がないように思います。

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«自由と権利は強者のもの