政府関係者にウイルス警報〜紅客は隠蓑かも
政府関係者にウイルス警報〜紅客は隠蓑かも
アンチウイルスソフト(マカフィーやシマンテックなど)では検出できないウイルスが 来るかもしれませんので用心してください。
以前にも 日本政府ののいくつかの Web サイトのハッキングを行なった 中国の紅いお客さんが またいらっしゃるようです。
日本狙い大規模ハッカー攻撃を計画
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-050701-0012.html
1日付中国系香港紙、文匯報は、中国最大のハッカー組織「中国紅客連盟」が今年7月と9月、日本側ウェブサイトへの大規模なハッカー攻撃を計画していると報じた。攻撃目標や詳細な時期は不明。
関連記事(毎日):中国ハッカー組織:日本の「反中国的サイト」を攻撃計画
http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050701org00m300127000c.html
だけど、本質的にもっと危険なのはこっちです。
英政府の情報狙いトロイの木馬攻撃、発祥はアジア?
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0506/17/news008.html
英政府や企業が情報収集を目的としたトロイの木馬の標的となっており、当局はウイルス対策ソフトやファイアウォールでは防ぎ切れないと注意を呼び掛けている。
特定の相手をねらったウイルスは作製可能だと思います。ウイルスはメールで感染することが多いですが 単純にメールアドレスが政府関係機関(〜.go.jp)とか特定省庁(例:防衛庁 〜jda.co.jp )であることで 絞りこめば良いのですから。加えてメールの題名や本文をその省庁で良く使われそうな内容であればバッチリです。
日本の有名なセキュリティ関係の情報を収集しているサイトによると 日本の政府機関にも同様な攻撃がしかけられている可能性があるようです。(セキュリティホール memo、リンクはしません。あのサイトに書かれている内容が理解できる人ならURLを知っていると思うからです。)
特定の相手をねらったウイルスの場合、アンチウイルスソフトがそのウイルスを検出できるようになるまで 時間がかかります。ソフト会社にしてみれば、一般には流行しないウイルス(=ユーザの大部分には無関係)だし、検体(=ウイルス)がソフト会社に届くまでに時間がかかります。場合によっては アンチウイルスソフトで検出出来るようにはならないかもしれません。
公務員のみなさん、ご注意ください。
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