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2005年10月29日 (土)

ニューズウィーク日本版を読む理由がひとつ無くなった

ニューズウィーク日本版を読む理由がひとつ無くなった

「靖国反日のまぼろし」
ニューズウィーク日本版 2005/11/2

"Why Japan Has No Friends"
Newsweek, october 31,2005

CoverStory は靖国参拝と中国・韓国の反日について。3つの記事で特集(というかCoverStory)を構成しているが、現状分析・日本批判・中国批判と両論並記となっている。(公平であるとも、つまらないとも言える構成だ。)

驚ような内容な特集ではないし、反日にも靖国にも関係ない部分に引っかかったので、どうしようかと思ったが記事を書くことにする。

まず、国連の常任理事国になれなかったことについで述べた部分から。

それにもかかわらず、日本が正式に名乗りを上げたとき、アジアで公に支持を表明したのはブータンだけだった。
国連で日本の前に立ちはだかった壁の一つは、中国による反対運動だ。中国は歴史問題を強調し、日本のイメージダウンに努めた。「中国は日本より道徳的に優れているという印象を与えた」と船橋は言う。

船橋氏は朝日新聞のコラムニストだそうです。

さて、日本が常任理事国になるにあたってアジアの支持を受けなかったのは、日本の(非常時には犠牲をはらってでも友邦を助けるという)覚悟が決まっていない為であり、中国が道徳的に優れている為ではない。大体、中国の貧富の差や環境破壊や言論の自由のなさを考慮にいれた上で「中国のほうが道徳的に優れている」と言えるのだろうか。チベットに対して行ったこと、台湾の独立に対する態度は道徳的に優れてるのでしょうかね。

「日本と中国は、ドイツとフランスを見習ってほしい。(第二次大戦の悪夢を乗り越えて)ドイツとフランスは良好な関係を築いている」

この発言は早稲田大学に留学している中国の方です。

中国と日本をフランスとドイツに例えるのは無理がありませんかねぇ。日本がドイツなのは(敗戦国だし)良いとしても、中国をフランスに例えるには無理がありませんかねぇ。

一応、フランスは民主国家で言論の自由があるからねぇ。フランス程度に中国が言論の自由を尊重していれば、日中の関係は全く違っていただろうけどね。

   *   *   *

先日の記事 で、「反論しろよ」と書いたのは、アメリカ(の重要性も勿論だけど)が話せばわかる相手だと思うからだよ。中国がフランスなみに話せる相手であればねぇ〜。

   *   *   *

さて、この記事のタイトルの「ニューズウィーク(日本版)を読む理由がひとつ無くなった」ですが、私はニューズウィークは英語版でも日本語版でも基本的に記事の内容は同じと思っていました。各国の宗教や法律によって規制されているものはあるでしょうが、基本的には同じだと。

ところが、英語版には「日本批判」の記事しか無いのです。

アメリカで売られているものを日本語訳したのが日本版だと誤解していたということですね。日本向に味付けされたアメリカの雑誌なんて読む価値があるのかしらね。

記録の為に日本版と英語版のタイトルを記しておく。

日本版

  • 表紙:靖国反日のまぼろし
  • 記事1:靖国反日のまぼろし
  • 記事2:友達のいない孤独な日本
  • 記事3:本当に悪いのは中国のほうだ

英語版

  • 表紙:Why Japan Has No Friends
  • 記事:A Very Lonely Japan

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コメント

今週号(2012年6月)のニューズウイークに久々に日本を取り上げたと思ったら又日本の批判。クールジャパンが沈没みたいな内容。さりげなくK-POPの成功が入っていたりして。もしかしてこの雑誌は反日なのかと検索してみたら貴殿のが。いつも疑問に思うのがなぜここまで日本嫌いなのでしょう。一時期韓国万歳が多かったりしてたのも何か関係あるのでしょか。

投稿: goro | 2012年6月10日 (日) 20時10分

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» ニューズウィーク日本版はアメリカの雑誌ではないらしい [ゆうくんの部屋]
 総選挙直後の号で、鄧小平氏と小泉氏が似ているという理解しがたい記事を書き、この雑誌はどうなんだろうと思っていました。この雑誌がおかしいと感じているのは自分だけかなと思っていたのですが、ココログでも同じように考えている人を見つけました。 「... [続きを読む]

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