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2006年1月 6日 (金)

小説ですから

小説ですから

「坂の上の雲(1)」司馬遼太郎
ISBN4-16-710576-4

司馬遼太郎の小説を「事実」あるいは「歴史」として読んではマズイと思いました。

小さな。
といえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年の読書階級であった旧士族しかなかった。この小さな、世界の片田舎のような国が、はじめてヨーロッパ文明と血みどろの対決をしたのが、日露戦争である。

引用した部分の前半にすごい違和感。

江戸時代について学べば「産業といえば農業しかなく」とか「人材といえば三百年の読書階級であった旧士族しかなかった」なんて言えないよ。

あくまでも「小説」「フィクション」として読みましょうってことで。

  *  *  *

現在、2巻目を読み終わったところ。これは「歴史」として読むと点描に過ぎる上に正確でないように感じる。「小説」としてなら...うーん...好みじゃないみたい。エッセイと小説の混合物としてなら読めるかな。

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