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2006年5月 7日 (日)

事実を元にした歴史観

事実を元にした歴史観

「歴史の見方考え方」板倉聖宣
仮説社 1991年10月5日 6刷

本棚を整理したら出てきた、ISBN番号もついていない古い本である。何故こんな古い本について書くかと言うと、私の江戸時代に対する認識を変えた本だからだ。

[問題1]

江戸時代の農民のおもなエネルギー源(カロリー源)となっていたのは、次のうち何が一番多かったと思いますか。

予想

ア.米。

イ.麦−−大麦・裸麦・小麦の合計(うどんやまんじゅうの主原料は小麦です。)

ウ.雑穀−−あわ・ひえ・そば・もろこし・豆類など、米と麦以外の穀物類の総計。

エ.いも・大根、その他の野菜・山菜・木の実など。

江戸時代に農民(と分類された人々)は80%程度いた。そして主食として生産された食物のうち米は60%以上である。

この事をヒントにして考えてみてもらいたい。






農民以外の20%の人達(武士・町民)が主食の60%(米)を食べつくすことが出来るだろうか?「農民が米を食べられなかった」などと言うことがあり得ないことが判るだろう。

答えは「ア」である。意外に感じた方はいらっしゃるだろうか?

   *    *    *

1986年の初版でもあり(いま読み直してみると)内容に古さを感じるところもある。けれども「思い込み」や「思想」ではなく「事実」で歴史を見よう。今までとは異った歴史が見えて来る。そういったことをこの本には教えられた。

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