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2007年10月16日 (火)

もう一歩先まで考えよう

もう一歩先まで考えよう

動物(犬とかネコとか)に首輪とクサリを繋いで無理に引っ張ると、「クサリを攻撃する動物」と「クサリを持っている人間を攻撃する動物」がいるそうです。

沖縄タイムス:要請団、首相と面談へ/政党代表にも訴え
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710151700_01.html

県遺族連合会は三日前に役員会を開き、「あの悲惨な沖縄戦の真実を後世に伝え続け、平和の希求と享受につなげるのがわれわれの目的」と、要請行動に向けての意志を再確認した。沖縄市で沖縄戦を体験した仲宗根義尚会長(71)は「『集団自決』は体験していないが、置かれた社会環境は一緒だった。慶良間諸島の人々らが、日本軍に追い詰められていった状況は容易に想像できる」と語った。

沖縄県民に手榴弾を渡したのは日本軍でしょう。関与はありました。

では、沖縄には「沖縄県民と日本軍」しかいなかったのでしょうか。日本軍は、どのような状況に置かれていたのでしょうか。米軍は何をしていたのでしょうか。

日本軍は誰の命令を受けていたのでしょうか。

日本軍は「日本政府の指揮下にあった」ことは事実です。その日本政府を選んだのは日本国民でした。大正時代に日本は「(男子だけですが)普通選挙を実施した民主国家」です。

日本国民は、日本政府の行為に対して責任があります。すなわち日本軍の行為についても責任があります。

      *      *      *

「日本軍に追い詰められていった」という言葉には「クサリしか見えない動物」の臭いがします。

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コメント

 すこしかんがえれば・・・
 嫌がる人(沖縄県民)に手榴弾を渡すような、愚かな軍隊(日本軍)などいるはずがない。
 ただ想像(創造)するならフィクションです。

 


投稿: ううーん | 2007年10月16日 (火) 07時13分

失礼します。
はじめまして。
あの、少し誤解があるようなので指摘させていただきます。
大正デモクラシーのころならいざしらず、2.26事件以降は日本政府は軍事専制化しており、選挙によって政権が選ばれておりません。
東條英機は選挙で選ばれて総理大臣になってわけじゃないでしょ?
それから、日本軍は「統帥権の独立」を掲げており、政府から独立した存在、ということになっていました。
コメント欄汚し、失礼しました。
それでは。

投稿: lefty | 2007年10月16日 (火) 12時25分

lefty さん、こんにちは、コメント有難うございます。

> 大正デモクラシーのころならいざしらず、
> 2.26事件以降は日本政府は軍事専制化して
> おり、選挙によって政権が選ばれておりません。

私にとっては「一度でも普通選挙をした」ことは重い事実なんです。主権が国民にあったかどうかも疑問ですが、「選挙を行った以上、有権者(国民)には責任が生じる」ように思うのです。日本国民に選ばれた政治家が、ヘタレでなければ、国際情勢を正しく認識していれば、戦争を回避できたかもしれません。

歴史にIfを言ってもしょうがないですが。

> それから、日本軍は「統帥権の独立」を掲げており、
> 政府から独立した存在、ということになっていました。

「統帥権の独立」とは言うものの、日本軍が日本国の予算で活動している以上、議会の予算の承認は必要ですよね。

沖縄戦で日本軍が何を行ったにせよ、「沖縄県民(沖縄に住む日本国民)の多くの命を守ることが出来なかった」ことは事実です。その責任は日本軍にあるとともに、日本政府や日本国民にもあるように思うのです。

* * *

私がこのエントリーで言いたかったことは「(まるで異星人のように語られる)日本軍」と「沖縄県民」という2つしか存在しなかったように語られることの違和感なのです。

日本軍が日本政府から独立した存在(私はそうは思いませんが)であったとしても、日本社会の一部であったことは確かなのですから。

> コメント欄汚し、失礼しました。

いえいえ、色々と考えさせられて感謝しています。

投稿: 乱読雑記 | 2007年10月16日 (火) 22時37分

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