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2008年3月17日 (月)

チベット

チベット

チベットの歴史や状況に詳しくないので、雑感にしかならないのですが....

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まず、私は中国人ではありません。そして「ある国の人間の幸福については、その国の人が(あるいはその国の政府が)決めれば良いことある」と思っています。

例えば北朝鮮です。

私は、あの国の政府が、軍隊を優先し核開発を行い、その為、国際的孤立と経済的困窮をもたらし、国民を餓死させたとしても、「その国の人達が納得しているなら、それで良い」と思っています。要は「日本人を拉致したり日本に向かってミサイルを撃ったりしなければ『どうぞご勝手になさってください』」と思っているのです(北朝鮮が全ての拉致被害者を日本に帰国させ核開発を止めるなら、その後、金正日が北朝鮮人民をどのようにあつかったとしても、「どうぞ、ご勝手に」です)。

どの国に対しても「日本に利害関係が無ければ(日本を脅かさなければ)、どうぞご勝手に」という態度が基本です(自主性を尊重する、とも言います)。

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ですから、チベットの問題についても「純粋に中国の国内問題」であり「日本への影響は無い」のであれば「どうぞ、ご勝手に」としか思わないでしょう。

問題は、「これは中国の国内問題なのか」あるいは「日本への影響はあるのか」です。

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基本的には中国の国内問題です。しかし、チベット族の人々は中国人なのでしょうか。言い替えるならば、彼らは「中国人として扱われること」を望んでいるのでしょうか。

この問いの答えが yes ならば、「中国の国内問題として、日本は傍観者として距離を保つべき」でしょう(他国の内政に下手に介入れば却って厄介な事になる)。

しかし、報道を見る限り、彼らは「中国人として扱われることを望んでいない」ように見えます。チベットと中国の中央政府との歴史を見ても「純粋な中国の国内問題ではない」ように見えます。

従って、国際社会には介入の口実が多いにあることになります(実際に介入するかは、損得計算次第)。

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五輪ボイコットは効果があるか?

AFP:スター選手が北京五輪のボイコット検討、チベット騒乱で
http://www.afpbb.com/article/sports/sports-others/sports-others-others/2366022/2746471

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)副会長は、16日の独日曜紙「ビルト・アム・ゾンターク(Bild am Sonntag)」で、チベットの抗議行動への中国当局の対応に抗議するため、スター選手の多くが北京五輪のボイコットを検討していると述べた。

中国共産党政府は、「北京オリンピックの為にチベットを諦める」だろうか。あるいは「経済制裁」であれば「チベットの独立(あるいは、高度の自治)」を認めるであろうか。

私は「どちらも有り得ない」と思う。

中国共産党にとって「統一された中国」は絶対的価値です。「オリンピックは一時の贅沢品」にすぎません。チベットで妥協するくらいなら、オリンピックを諦めるでしょう。経済制裁も同様だと思います。

仮りに、経済制裁やオリンピックのボイコットが(チベット独立への)効果があるとしたら、「経済制裁→経済的困窮→都市部(上海や北京などの主要都市)での暴動→中国共産党政府の支配力の衰退→チベットを支配することが出来なくなる」場合でしょう。

そこまで、つまり中国政府を崩壊(あるいは弱体化)させるまでやらない限り、経済制裁は中国政府のチベットへの態度を変化させることは無いだろうと思うのです。

北京オリンピックのボイコットは「あくまでも意志表示として意味がある」と言うことです。

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台湾がチベット化しないのは「中国に統治されたこと」がないからではなくて、中国共産党の意志を「拒否する能力がある」からです。

産経新聞:「台湾のチベット化はない」国民党の馬英九氏
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080317/chn0803171930016-n1.htm

台湾の最大野党、中国国民党の総統候補、馬英九氏は17日、台北市内で海外メディアと会見し、「台湾はチベットでも、香港でもない。主権国家であって、中国に統治されたこともない」と述べ、当選しても「対等な関係」を前提に対中対話に臨む考えを確認した。質問は中国チベット自治区で起きた暴動問題に集中したが、馬氏は中国当局による武力鎮圧に「重大な懸念」を示しつつ、「ダライ・ラマとは違い、(中国が提唱する)『一国二制度』を拒否している」と述べ、馬氏の対中融和姿勢が「台湾のチベット化」を招くと批判する与党の指摘に反論した。

台湾がチベット化しないとしたら、それは「中国に統治されたこともない」等と言う歴史的理由ではありません。もし私が彼の立場にあったら、こう答えます。

    台湾は主権国家であって、台湾の主権を守るために台湾軍が存在している。台湾軍が健在であり、台湾軍が台湾国民の意志に従って行動する限り、中国共産党が台湾を統治することなど出来ず、その意志が台湾に及ぶこともない。

    台湾軍があるかぎり、台湾は台湾国民のものでありつつけるだろう。

台湾がチベット化しないのは「台湾軍が、中国共産党の意志を実力で排除しているから」に、他なりません。日本がチベット化しないのも、同様に「自衛隊が、中国の意志が日本に及ぶのを拒否しているから(中国共産党の暴力装置である人民解放軍の日本侵攻を妨げているから)」に他なりません。

実際のには「台湾総統が中共政府に(政治的に)屈服した」ら、台湾軍は何もできないのですけどね。

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産経新聞:チベット自治区主席、治安部隊は発砲せずと明言
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080317/chn0803171251013-n1.htm

中国チベット自治区のシャンパプンツォク主席は17日、記者会見し、同自治区ラサで14日に起きた暴動で市民13人が殺害され、重傷者6人を含む61人の警察官が負傷、300カ所が放火され214の商店が燃やされたと語った。ロイター通信などによると、主席は治安部隊は武器を携行せず発砲などはなかった、と言明。当局側は最大限に自制したと強調した。

「治安部隊は武器を携行せず発砲などはなかった」、あ〜そうですか。なら、外国のマスメディアをチベットに入れたら良いじゃないですか。

暴徒が居るから、安全ではない?

いえいえ、命しらずのカメラマン(失礼、真実の報道に燃える報道人)が志願するでしょう。もちろん、危険を承知の上でね。

中国政府の言うことが正しい事を、彼等が命懸けで証明してくれるんです。中国政府にとって好都合じゃないですか。

本当のことを話しているなら、マスコミを入れるべきですよ。

本当のことを話しているならね。

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コメント

日本も不要なモノは捨てるクセと実力を持たないといけません、何時までも放って置くと碌な事はないと思いますよ。

投稿: 観音崎 | 2008年3月18日 (火) 17時29分

 ブログがダウンしてしまった。まえにもメールが飛ばされてしまった経験がある。あのときはよど号グループを批判していた最中だった。今回は、チベット蜂起を話題にしている最中だ。ビッグローブに問い合わせても、らちがあかないのだが…あるいは、ビッグローブの職員のなかに紛れ込んでいるとか、最悪を考えてしまう。

http://bugswebblog.at.webry.info/

投稿: 罵愚 | 2008年3月20日 (木) 06時16分

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