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2008年4月30日 (水)

どんな極悪人でも参拝は拒否できないのでは

どんな極悪人でも参拝は拒否できないのでは

J-CAST:「胡主席の受け入れ中止を」 法隆寺・唐招提寺に批判相次ぐ
http://www.j-cast.com/2008/04/30019657.html

中国の胡錦濤国家主席が訪れる予定の法隆寺、唐招提寺に、受け入れ中止を求める電話などが相次いでいる。チベットで仏教徒を弾圧する中国の指導者はふさわしくないといった内容だ。両寺では、主席を受け入れる方針だが、同じ仏教徒だけに複雑な思いを明らかにしている。

仏教寺院ですから、どんな極悪人であっても、参拝したいとか墓参りと言われると拒否できないでしょう。

ですが、同じ仏教徒であるチベットの人々への思いを表すべきです。胡錦濤国家主席の訪問当日や前日に法要を行うなどして欲しいと思います。

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2008年4月29日 (火)

タシィ・ツゥリンさんに寛大な処置を

タシィ・ツゥリンさんに寛大な処置を

な〜るほど・ザ・台湾:在台チベット人、異例の10日間の拘留延長へ
http://www.naruhodo.com.tw/kensaku.php?key=%E5%9C%A8%E5%8F%B0%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E4%BA%BA%E3%80%81%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE10%E6%97%A5%E9%96%93%E3%81%AE%E6%8B%98%E7%95%99%E5%BB%B6%E9%95%B7%E3%81%B8

長野市で北京オリンピックの聖火を妨害して6人が逮捕されたが、長野県警は台湾在住のチベット人二世の札西慈仁 (タシィ・ツゥリン 42歳) さんを48時間の拘留接見禁止が終わった27日夜、もう2人の日本人とともに長野地検に送付し、10日間の拘留を決定した。起訴を目論んでいると見られる。最悪の場合、20日間の拘留となる恐れも出ている。

札西さんは亡命チベット人の二世でインド生まれ。台湾の国籍を持つが純粋のチベット人だ。日本では一部を除いて札西さんを台湾人と報道し、高村外務大臣もフジテレビの番組で「聖火の混乱では中国やチベット人は逮捕されていない。逮捕されたのは日本人と台湾人だけだ」と語っている。5月に胡錦濤国家主席が日本を訪問するが、政治的介入とも見られる。

「聖火の護送」に対する直接的な行動ではあったけれども、人間に危害を加えようとしたとは見えず、暴力的であるとも見えなかった。直訴やデモであって暴力を目的とはしていなかった。

長野駅前で騒いでいた中国人留学生にくらべ、この人の行ったことは悪質ではない、と私は思う。

タシィ・ツゥリンさんの行ったことは、10日間も拘留して起訴することが必要な事件とは思えないのだけれど、事実関係で争っていたり、調査に非協力的だったりするのだろうか。

      *      *      *

タシィ・ツゥリンさんに寛大な処置が行われ、直ちに釈放されることを希望する。

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2008/04/29 21:07 追記

記事をアップした後タシィ・ツゥリンさんについてぐぐって見たところ、以下のサイトを見つけた。

  勝谷さんと共に、台湾人の人権を守ろう!!!:イザ!
  http://iza0606.iza.ne.jp/blog/entry/558333/

このページの最後のほうに嘆願書の雛型と抗議先があった。嘆願書を送るつもりである。

2008/04/29 21:31 追記

「長野県警察では、警察活動等に対する苦情、意見、要望等をお受けします(http://www.pref.nagano.jp/police/keimu/kujou/kujou-uke.htm)」というページがあるんだが、連絡先にFAXが無いんだな。最初はFAXで嘆願書を送ろうと思ってFAX番号を探したけど、見付からない。電話をかけて聞いてみたら嘆願書はFAXで送るものでは無いらしい(私はリアルで政治活動をしたことが全く無いのでこんな場合の常識が全くない)。

嘆願書をFAXで送るのが常識外れであるとしても、警察活動への苦情や意見をFAXで受け付けないというのはいかがなものだろうか。

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そーか、パンダをくれに来るんだ

そーか、パンダをくれに来るんだ

時事通信:パンダ2頭を上野へ「貸与」=日中、首脳会談控え調整 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008042800814

5月7日に予定される福田康夫首相と胡錦濤主席の首脳会談での合意を目指している。中国製ギョーザ中毒事件や東シナ海ガス田開発問題など日中間に懸案が山積する中、両政府はパンダを「親善大使」として友好ムードを盛り上げたい考えのようだ。

昨年から決まっていたとはいえ、このよう状況(毒ギョーザ問題・チベット問題・中国からの越境汚染・東シナ海の天然ガス田など、何ひとつ解決&前進しそうにありません)胡錦濤国家主席の来日があります。

胡錦濤主席は、日本に対して弱腰と見られることは出来ないし、福田首相もこれだけ中国の異常さが報道されている中で、下手に融和的な合意をすることは出来ないでしょう(出来ないと期待をこめて予測します)。つまり、成果のない首脳会談になるだろうと言うことです。

      *      *      *

首脳会談の唯一の成果が「パンダの貸出」になるかも知れません。でも、福田首相の外交の成果としては、相応しいのかも知れません(福田さん、パンダ以外の合意をしないで下さいね)。

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2008年4月28日 (月)

自民惨敗、民主辛勝

自民惨敗、民主辛勝

AFP:衆院山口補選は民主勝利、福田政権に打撃
http://www.afpbb.com/article/politics/2384404/2876661

27日投開票された衆院山口2区補欠選挙は、民主党(Democratic Party of Japan、DPJ)公認で前職の平岡秀夫(Hideo Hiraoka)氏(54)が自民党(Liberal Democratic Party、LDP)公認の山本繁太郎(Shigetaro Yamamoto)氏(59)に圧勝した。

平岡氏は11万6348票を獲得、9万4404票の官僚出身の山本氏を大きく上回った。

衆院山口2区補欠選挙で民主党が勝利しました。得票数だけを見ると11万対9万ですから、2万票の差をつけて民主党の圧勝に見えますが、民主党の「圧勝」と言うには抵抗感があります。

      *      *      *

自民党も民主党も組織票だけで勝てる政党ではありませんから、浮動票に影響したと思うも出来事を羅列してみます。

まずは外交。

毒餃子事件では中国の公安省が中国国内での毒物混入の可能性は低いと発表したことについて「非常に前向き」と発言するなどしました。中国当局の捜査が十分とはとても思えない状況での発言はマイナスでした。

またチベット問題でも明確なメッセージを出していませんし、胡錦濤国家主席の来日でも成果を出せそうにありません。

福田政権は、外交で得点を稼ぐどころか失点続きと言わざるを得ません。

次に内政です。

後期高齢者医療制度と揮発油税の暫定税率が多きく影響したことは明らかです。

後期高齢者医療制度は悪いものでは無いにしても、実施方法と広報に問題があったと言わざるを得ません。天引きが悪いとは思いませんが、年金問題が解決のメドが立たない&天引きのミスと反発を買うには十分すぎるものでした。

揮発油税の暫定税率は一般財源化できれば悪くはないと思いますが、増税はやはり反発を買うものです。

国民の生活を苦しくしたりや期待を裏切るような事を行うならば、国民に向かってメッセージを出さねばなりませんが、福田さんはメッセージを出すことの不得手な政治家です。

外交でも内政でも得票を伸ばす要因を福田政権に(私は)見つけることが出来ませんでした。

      *      *      *

対する民主党の支持は増えているのでしょうか。

福田政権への支持率は下がり続けてついに30%を下回ってしましました。この状況をもたらした民主党(原因の半分は民主党にあるでしょう)の支持率は、福田政権の支持率が下がったぶんだけ上がっても不思議ではありません。しかし、民主党の支持率は上がっていません。

      *      *      *

もし仮りに、小泉さんほどのメッセージ発信能力をもった人が民主党のリーダであれば、「2万票の大差」ではなくダブルスコアやリプルスコアで勝ってもおかしく無い状況だった。

この状況下で「2万票の大差」は、自民党が「負けた」のであって、民主党が勝ったとは言えない。

「自民惨敗、民主辛勝」と私は評価します。

      *      *      *

繰り返しますが、自民党も民主党も組織票だけで勝てる政党ではありません。どちらにでも投票しうる人々に対する影響力のある人(=メッセージを発信できる人)をリーダに持つ必要があるのです。

      *      *      *

福田さん、暫定税率の処理が終わったら、麻生さんに禅譲なさい。でなければ日本の将来に禍根を残す、とまでは言わないまでも自民党の幕を引いた総裁として記憶に残る人になりかねませんよ。

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2008年4月27日 (日)

平穏でさえあれば良いとは言えない

平穏でさえあれば良いとは言えない

東京新聞:沿道からビラの束、叫び声
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008042602006839.html

十年前、長野市民が浸った五輪の感激を小学生のわが子に教えたい。そんな思いで沿道に出てきた親子が後方に下がり、遠巻きに見つめる。いったい誰のための、何のためのリレーなのか。長野県松本市から来た男性会社員(37)は「主張は分かるが、平和の祭典でしょ。もう少し穏やかに見たかった」と落胆して帰って行った。

この男性の気持ちを理解すると同時に、「日本に暮らす日本人で良かった」と感じてしまった。何故なら、日本で暮らしている日本人にとって「平穏な暮らし=幸せ」なのだから。

チベットでも東ウィグルでも「とりあえず平穏な状況」を人民解放軍が作ることは可能でしょうし、実際に3月14日までは外国人観光客も入れる「とりあえず平穏」な状況でした。しかし、その平穏さは幸せを意味していませんでした。

私も、聖火リレーは平穏に行われることを望んでいます。しかし、世界には「平穏≠幸せ」という場所があるのです。

今回の聖火リレーは「『平穏≠幸せ』という世界」から吹き出して来た炎だったのでしょう。

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お疲れ様でした

お疲れ様でした

スポニチ:“平和の象徴”が衝突火種に…
http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2008/04/27/03.html

北京五輪の聖火リレーは26日、長野市内の約18・7キロのコースで行われた。厳戒態勢の下、80人のランナーが聖火をつないだが、市内では全国から集結した中国人留学生らとチベットを支援する団体の間で衝突が相次ぎ、中国人4人がケガを負った。また、リレーの妨害行為も続出。県警は卓球日本代表の福原愛(19)の走行中にコースに飛び出した男ら計5人を威力業務妨害などで逮捕した。地元からは「市民不在のリレー。まるで長野市が乗っ取られたようだ」との声が漏れた。

私は長野に行けず、また昨日は仕事があったので(誰だ、こんな日に仕事を入れたのは...自分だ...orz...設備系の仕事なので休日にしか出来ないことがあるのです)リアルタイムにTVで応援しようと思ったのですが、ちょっとしか出来ませんでした。

長野での聖火リレーに対しての抗議(色々不満があるかもしれませんが)極めて良かったという印象を持っています。

      *      *      *

私は長野での聖火リレーに2つのことを期待していました。1つ目は「日本でも抗議の意志表示が行われること」、2つ目は中国の異常さがメディアを通じて国民の前に曝されることでした。

チベット国旗や乱入者など、日本でも抗議の意志を表すことができたし、中国人の傍若無人ぶりもメディアで流れましたからね。

      *      *      *

2ちゃんねるなどで、警察への不満を書いている方もいらっしゃいますが、私は警察に対して同情的です。

彼等の主任務は「聖火の護送」でした。聖火の護送に対してちょっかいをかけそうな側に厳しくあたらざるを得ないとしても、ある程度仕方ないのでしょう。

とは言え、もっと大兵力を動員して、中国側の法律違反者をガンガン逮捕して欲しかったと思ってしまうのも事実です。

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2008年4月26日 (土)

聖火リレーの「成功」って?

聖火リレーの「成功」って?

オーストラリアニュース:聖火リレー関係者が「成功宣言」
http://news.jams.tv/jlog/view/id-3930

24日に行われた聖火リレーに関して、その関係者たちは「ロンドンやパリで見られたような妨害行為もなく、すばらしい成功を収めた」と成功宣言を行った。

オーストラリアのキャンベラでの聖火リレーは「成功」だそうです。「関係者たち」というのが誰だか知りませんが。

      *      *      *

私のオリンピックや聖火リレーへのイメージは「お祭り」と「お御輿(や山車)」です。

お祭りやお神輿では、騒ぎもありますが、みんなでお祝いするものです。「お神輿が通ったからOK」というものでは無いでしょう。その意味ではオーストラリアの聖火リレーは失敗だったし、長野の聖火リレーも失敗でしょう。

      *      *      *

オーストラリアでの聖火リレーが「成功」ならば、長野での聖火リレーも「成功」するでしょう。日本の警備陣が聖火を確実に「護送」するでしょうから。

聖火が護送されたことを中国は「成功」と言うでしょう。

チベット支持派は抗議の場を得られたことで「成功」するでしょう。

日本国民にとって、中国の姿(のひとつ)を学ぶことが出来ることは有意義です、これも「成功」と言えるでしょう。

      *      *      *

逮捕者はともかく、怪我人が出ませんように。

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2008年4月25日 (金)

北京オリンピックは誰のもの?

北京オリンピックは誰のもの?

毎日新聞:聖火リレー:中国系住民、世界に存在感 豪キャンベラ
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080425k0000m030091000c.html

沿道でも、目立つのは中国系住民ばかり。リレーが始まると、聖火と併走するように中国系学生らの赤い帯が続いた。一連のイベントが終わった午後になっても、キャンベラの繁華街では、顔に中国国旗をペイントした若者が意気揚々と歩く姿があった。

キャンベラでの聖火リレーの様子をTVで見た。この記事の言うように五星紅旗だらけだった(マスコミにとっては「絵になる」「記事になる」ことが大事だから、本当に五星紅旗だらけだったのかどうかは判らないけど)。

      *      *     *

この状況は中国にとって良いものだろうか。

キャンベラで中国人や中国系住民が集結したことの裏に中共政府の意志があると言うから、この状況は中共政府の望んだものだろう。

でも、聖火リレーを「五星紅旗だらけ」で囲むことは中共政府や中国の為になるのだろうか。まるで「聖火は中国のもの」と言わんばかりの行為は、反発を買わないのだろうか。

      *      *     *

オリンピックが平和の祭典である為には「オリンピックはみんなのもの」である必要があります。

誰かの為のオリンピックでは「平和の祭典」にはなりません。

中国にオリンピックが来て「おらが村のオリンピック」と舞いあがっているのは判りますが、北京オリンピックは「世界のみんなのもの」だという意識をもってもらいたいです。

「五星紅旗だらけ」にして「北京オリンピックは中国のもの」という態度ではなく、(「北京オリンピックは世界のみんなのもの」と言う気持ちで)せめて、同数の地元の国の国旗を用意しろよ、と思うのです。

長野でそれが出来たら、私は中国を本気で恐れるでしょう。

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中国からの越境汚染と日中友好

中国からの越境汚染と日中友好

読売新聞:中国からの越境汚染、影響は九州4割・関東3割…光化学スモッグ
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080424-OYT1T00310.htm

昨年5月8〜9日に全国的に発生した光化学スモッグは、中国からの越境汚染の影響が九州で4割強、関東でも約3割あったことが、国立環境研究所などの解析で23日わかった。



同研究所の大原利真室長は「日本からの技術支援などを進め、日中が協力して濃度低下を図る必要がある」と話している。

最近、何度も中国からの越境汚染についてのニュースを目にしているような気がします。

      *      *      *

何度か書いたことですが、日本は中国に賠償請求を行うべきです。

中国という国は日本的な対話が成立する国ではありません。まず、賠償請求で横っ面をひっぱたかないと対話や交渉が始まらないのではないでしょうか。

そして、あと二つばかり。

ひとつめは、誰でも計測できる事実であるが故に隠せないということ。

ふたつめは、日本に広く反中や嫌中が広がるだろうと言うことだ。難しい歴史や政治を知るつもりのない人でも「自分の子供が中国発の光化学スモッグで喘息になった(少なくとも汚染の程度は中国のせいで酷くなっている)」とか思うようになるでしょう。そして中国の工場が郊外防止を十全に行っていないことも報道されています。

この状態で「日中友好」と言っても反感しか起きないでしょう。

      *      *      *

残念なことに「日本は中国の風下」にあります。地球が逆回転でもしないかぎり、偏西風は中国から日本へと吹くのです。

中国が経済発展が続くならば、発生源の工場や自動車は増えるでしょう。そして、あの国では人民の命は安いのです。人が住めないくらいの環境汚染を出しても、共産党幹部の懐が痛まない限り(そして、共産党の統治を揺るがせない限り)平気なのです。

即ち、当面の間は、彼等が自主的に環境を改善するとは予想できません。汚染は益々酷くなるでしょう。

日本政府には日本の国民の健康を守る義務があります。中国に強い態度で望むことが国民の健康を守ることであり、(国民レベルでの)日中友好への道でもあります。

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2008年4月24日 (木)

アフリカへ輸出される中国製武器

アフリカへ輸出される中国製武器

朝日新聞:中国兵器、荷下ろしできす「漂流」 ジンバブエ向け輸出
http://www.asahi.com/international/update/0423/TKY200804230287.html

大統領選後の混乱が続いているアフリカの内陸国ジンバブエへ、中国から武器を満載して向かった船が南アフリカの港で荷下ろしを拒否され、近海を「漂流」している。ジンバブエの緊迫した情勢から、火に油を注ぎかねないとみた米政府が周辺国に受け入れ拒否を働きかけたためだ。

兵器を積んだ船が漂流するのはただ事ではありません。ちょっとぐぐってみたらこんな関連記事がありました。

AFP:南アフリカ、中国船のジンバブエ向け武器の荷下ろしを拒否
http://www.afpbb.com/article/politics/2380661/2849184

欧州議会(European Parliament)の外交委員会は2月に発表した報告書で欧州連合(EU)に対し、アフリカ諸国に対する武器の運搬を停止するよう中国政府に圧力をかけるよう求めた。その際、ジンバブエについては国名を挙げて警告した。

欧米諸国がアフリカに対して行ってきた事を考えると、「お前が言うな状態」ですが、現在のアフリカの状況を考えると、武器輸出が好ましいとは思えません。

アフリカ諸国への武器輸出を国際管理、例えば「国連の承認が必要」といったことが出来ると良いのですが(もし、国連が管理できれば、国連への信頼性がグンとますのですが...無理でしょうね)。


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2008年4月23日 (水)

精神発達と罪と罰

精神発達と罪と罰

読売新聞:光市母子殺害、当時18歳の男に死刑判決…広島高裁 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080422-OYT1T00269.htm

楢崎康英裁判長は「死刑を回避すべき事情は認められない」と述べ、無期懲役の1審・山口地裁判決を破棄、求刑通り死刑を言い渡した。元会社員側は上告した。

この判決を速報で目にした時、暗い気持ちになった。日本で死刑判決が出るということは、殺人が行われたということであり、さらに死刑に処され失われる命があるということを思うと暗い気持ちになってしまう。

私は、この判決を妥当なものと評価しつつ暗い気持ちを感じてしまったのだ。

      *      *      *

時事通信:2008/04/22-14:11 光市母子殺害関係・識者談話
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008042200470

法が犯行時18歳以上の少年に死刑を認めているのは、成人と同程度に成熟していることをイメージしている。しかし、元少年は父から虐待を受け続け、中学1年時には実母が自殺し、人格の正常な発育が止まった。体は大人でも「こころ」は中学生程度であるとすると、死刑判決は全くの間違いだ。

私は精神的発達を問題にして刑罰を軽減することは間違いだと思っている。

この元少年が犯罪を起こす前に、「精神発達が未熟」であることを理由に、権利の制限が行われていたのだろうか。

そんな事はない。日本社会は、この元少年に18才の少年としての権利を与えていたのだ。

ならば18才の人間としての「罰」も与えられるべきなのだ。

      *     *     *

私は、精神発達が未熟であることは刑罰を軽減する理由とするべきではない、と思っているが迷いもある。

それは「ボケ老人」の存在だ。

年に数回は「ボケ」が理由ではないかと思われる交通事故のニュースを目にする。自動車道路を逆走した、などと言う事故のニュースを目にすると、思わず「ボケ老人?、何歳?」と思うようになってしまったくらいだ。

ボケ老人が、認識の誤りから激昂し暴力的犯罪を起こすことは十分にありうる(実際、老人ホームではボケ老人による暴力事件が起きている)。

ちょっと想像してみよう。

ボケ老人が些細なことから激昂し、暴力を振るう。その結果、死傷者が出た。

どうする?

裁判を進めていく途中にもボケは進む。ボケが進んで、自分の名前すらも判らなくなる。

そんな人間を罰して意味があるのだろうかと思わざる得ない。しかし、被害者は、自分や自分の親しい者を傷つけられた人間は、「犯人が幸せに介護されている状況」を許せるだろうか。

      *      *      *

日本社会の高齢化は進んで行く、ボケ老人の犯罪が増えるだろう。

私達は精神的能力の無い者・不足している者を、どうを扱うべきなのだろうか。

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2008年4月22日 (火)

殴ったことを忘れているのは誰?

殴ったことを忘れているのは誰?

毎日新聞:李韓国大統領:歴史「殴られた側は忘れない」--TBSの市民との対話番組
http://mainichi.jp/select/world/news/20080422ddm001030033000c.html

日韓の歴史認識問題に話が及ぶと「小学生の時、私を殴った友人を覚えている。だがその友人は殴ったことを忘れていた」と体験を紹介、「加害者と被害者はそういうものではないか」と話す一幕もあった。

この発言の記事を目にした時、最初に思い出したのは「李承晩ライン(ウィキペディア) 」のことです。確かに韓国から李承晩ラインの事を聞くことはありませんね。

韓国の人々は、李承晩ラインで何が起きたのか、日本人が何人死んだのか、忘れているのでしょう。

李明博大統領、貴方の言う通りです。人は「殴ったことを忘れる」ようです。

      *      *     *

私は日韓の不幸な歴史は「大韓帝国に、国家を維持する・外敵の侵略を防ぐ能力が無かったことに始まる」と思っている。

大韓帝国がきちんとした独立国家であってくれさえしたら、日韓の歴史は全く異なったものとなっただろう。

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反日感情に引火するだろう

反日感情に引火するだろう

産経新聞:人民日報が3日連続で「秩序ある愛国主義」訴え 反日運動再燃を懸念? http://sankei.jp.msn.com/world/china/080421/chn0804212027023-n2.htm

海外での“苦難の旅”を終えた聖火は5月初めに中国に戻るが、その際、「デモはそれを出迎える形となり、民族感情はさらに高揚する」(中国紙記者)とみられる。その時期は胡主席訪日と重なっており、政府は「日中間の摩擦は是が非でも避けたい」(中国政府筋)考えだ。現在、抗議の標的からはずれている日本だが、日本研究者は「長野を注視する。民族感情に容易に火がつきやすい状態で、『反日』となると反欧米(の規模)どころではない」と指摘した。

長野では「善光寺の出発点辞退(拒否に等しい)」、「ルート変更」、「聖火リレー当日のチベット暴動犠牲者の追悼法要」と中国の民族感情を刺激する要素が既にあります。

そしてチベット側に立つ人々のデモも当然に行われるでしょう。

これだけでも十二分に引火しやすいですが、5月6日から胡錦濤国家主席の訪日があります。ここでもチベット側に立つ人々のデモがあるでしょう。

これで反日感情に引火しなかったら奇蹟ではないでしょうか。

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2008年4月21日 (月)

でっかい北朝鮮

でっかい北朝鮮

マレーシアナビ:マレーシアの聖火リレーで日本人家族が保護、英国人女性も
http://www.malaysia-navi.jp/news/080421084005.html

「星洲日報」が目撃者の話として伝えたところによると、保護されたのは夫婦と男の子の3人で、外国のメディアの取材を受けた夫がバッグからチベット独立の旗を取り出そうとしたところを見物に来ていた中国人留学生が発見。3人は中国人の集団に囲まれ、罵声を浴びせられた上でプラスチックの棒で殴られるなどの暴行を加えられたという。警察が間に割って入って、まもなく3人を現場から連れ去った。またチベット独立を叫んでいた英国人女性1人がやはり、中国人と口論となり警察に連行された。

この記事でも、チベットの側に日本人と英国人がいます。フランスでもイギリスでもアメリカでもチベットの側には多種多様な人々がいました。

対して中国の側には「中国系住民」や「中国人留学生」、要するに「中国人」しかいません。数が多いことが正義だとは言いませんが、「中国 vs 西側先進国」という構図が出来上がっています。

チベットと聖火リレーで世界中(の有力国)にケンカを売っている(あるいはイメージダウンしている)という自覚は中国にはあるのでしょうか。

このままだと、ホントに「でっかい北朝鮮」になってしまいます。

      *      *      *

これまでの北京オリンピックの聖火リレーは有意義だったと思います。オリンピック本番前に私達は中国の姿(の一面でしょうけど)を見ることができましたから。

でも、もう十分です。

在日中国人のみなさん、長野でも抗議が色々と行われるでしょう。ならば、今度は抗議に対してマナーの良い所を見せてください。善光寺やその周辺の人々が傷つくのを見たくはありませんから。

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早く捕まえることが犯人の為でもある

早く捕まえることが犯人の為でもある

朝日新聞:チューリップ引き抜いた疑い、男を逮捕 群馬・前橋
http://www.asahi.com/national/update/0421/TKY200804210002.html

群馬県警前橋署は21日、歩道のプランターに植えられたチューリップ1本を引き抜いたとして、前橋市西片貝町2丁目のとび職関口慎太郎容疑者(21)を器物損壊の疑いで現行犯逮捕した。



前橋市内では今月、3度にわたり、やはり緑化フェアのために置かれたプランターのチューリップ計約1880本が何者かに切断される事件があり、関連を調べる。

小動物を傷つけたり殺したりするような犯罪は、(同一犯人の場合)繰り返されるうちに、エスカレートしてゆくそうです。

小動物→人間、傷つける→殺す

このチューリップの事件に同じような心配をしています。前橋以外でも同様の事件が起きています。一刻も早く犯人が捕まりますように。

こういった事件は早く捕まえることが犯人の為でもありますから。

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憲法九条への死刑判決だったのか?

憲法九条への死刑判決だったのか?

毎日新聞:自衛隊イラク派遣:輸送違憲 「関係ねえ」発言、原告団が抗議文 空幕長に面談要請へ
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080420ddm002010029000c.html

抗議文は「発言は憲法を無視してイラク派兵を強行し続けている政府や防衛省の『本音』を端的に示したものであり、『憲法なんて関係ねえ』と述べたに等しい」と指摘している。

「関係ねぇ」のは、「憲法」でしょうか、それとも「名古屋高裁での判決」についてでしょうか。

憲法が「関係ねぇ」のは困ります。自衛隊は政府組織なのですから。

しかし、「名古屋高裁での判決」について「関係ねぇ」とするのは当然でしょう。

名古屋高裁の判決は、自衛隊の活動を差し止めませんでしたから、現場の活動に直ちには影響はしません。影響するとしたら政治を経由して、です。

大体、判決では、違憲判断はありましたがイラク派遣は差し止められませんでした。自衛隊の活動現場に影響を与えない判決でしたから「関係ねぇ」のは当然なのです。

      *      *      *

そもそも、自衛隊のイラク派遣が違憲であっても「関係ねぇ」として差し止めなかったのは、名古屋高等裁判所ですからね。空幕長の表現は直截的で品が無いかもしれませんけど、それだけです。

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2008年4月20日 (日)

状況が一変するかも

状況が一変するかも

毎日新聞:北京五輪:中国当局は「愛国デモ」への対応に苦慮
http://mainichi.jp/select/world/news/20080420k0000m030099000c.html

05年の反日デモでは日系のスーパーやレストランが標的になり、店内が壊されたり、邦人が負傷する事件も起きている。人口の多い中国では短時間にデモが数万人規模に拡大することがあり、一部が過激化して店舗打ち壊しなど犯罪行為を誘発するケースが後を断たない。

中国では今年に入り、食料品の価格上昇率が前年比120%を超えるインフレ状態にある。値上げに対する消費者の不満はスーパーだけでなく、物価政策を担う中央政府に向かう可能性がある。

また、カルフールは中国国内で急速な店舗拡大を続けており、これまでに大型店舗112店を展開している。地域によっては、客を奪われた地場小売り業界が大規模スーパーの出店を許可した地方政府への不満を高まらせている。

中共政府はどのように矛を納める(納めさせる)つもりなのでしょうか。

フランスやイギリス・アメリカが謝罪したりするとは思えませんし、大体、中共政府のチベット政策に反対しているのは、「各国政府ではなく、各国の国民やマスコミ」なのです。

政府の方針であれば、一夜にして方針変更して「謝罪」したりすることも出来るでしょうが、国民やマスコミにそう言うことは出来ません。

つまり、当分の間、中国人をイライラさせる状況が続くだろうと言うことです。

      *      *      *

中国は暴動の多い国です。また「官」と「民」が対立する国でもあります(「民」の意志を「官」に反映させる方法に乏しく、結果的に「暴動」という方法で「民」の意志を表現することになる)。

その中国で、民衆のイライラする状況が続く。

中国にいる日本人や日本企業の方々に損害がありませんように(撤退するのも勇気です)。

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2008年4月19日 (土)

中国の反欧米感情

中国の反欧米感情

毎日新聞:仏製品ボイコット 中国政府は慎重に抑制
http://mainichi.jp/select/world/news/20080419ddm007070156000c.html

今回、天安門事件の時と異なるのは、国民レベルで反発が渦巻いているが、政府レベルでは政治的関係に打撃にならないよう慎重に抑制している点だ。

天安門事件や数年前の反日暴動の時と異なることが、もう一つあります。それは北京オリンピックの存在です。

天安門事件や反日暴動の後、中国へ行こうという欧米人も日本も減少しました。少なくとも「観光気分でお気楽に行きたい人」の行く場所では無いという認識があったように思います。

北京オリンピックは、今年の8月に行われます。

政治的な立場が中国と真向から対立する人であっても、オリンピック関係者なら中国へ行くわけです。ノンポリの一般人も観戦と観光に中国を訪れるのです。

8月になっても「国民レベルで反発が渦巻いている」のかどうかは判りません。けれども「反発が渦巻いた数ヶ月後に、その反感を感じた相手を大量に受け入れる」のは天安門事件には無かったことです。


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2008年4月18日 (金)

憲法九条の敗北

憲法九条の敗北

今朝書いた記事は(言い訳になるけど、短い時間で書いたので)まとまりがなく書き漏らしたこともあるので再度書くことにする。

毎日新聞:空自のイラク空輸違憲・名古屋高裁判断「武力行使と一体」
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080418AT1G1702M17042008.html

イラクへの自衛隊派遣は憲法違反として、弁護士や市民らが国に派遣差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決で、名古屋高裁の青山邦夫裁判長(高田健一裁判長代読)は17日、「イラクでの航空自衛隊の空輸活動は憲法9条に違反する」と述べ、違憲との判断を示した。イラク派遣を巡る訴訟で違憲判断は初めて。

派遣差し止めや慰謝料請求の訴えは、原告が全面敗訴した1審・名古屋地裁判決を支持し、控訴を棄却した。原告は上告しない方針。勝訴した国も上告できず、違憲判断が確定する見通しだ。

最初この判決のことを聞いたとき、あまり興味が湧かなかった。小泉元首相の靖国神社参拝の訴訟のように「終わったこと」についての裁判であると思ったからだ。

「プロ市民が喜ぶ判決だ」としか思わなかった。

ところが、ニュースを見ると「現に行われていること」についての判決ではないか。

「終わってしまったことを違憲(だった)けど、損害が生じていないから、損害賠償を認めない」という事と「現に政府が行っていることは違憲であるが、差し止めない」というのは全く違う。

     *      *      *

違憲判断が示されたのは「傍論」においてである。傍論は法的拘束力はないそうなので、本来無視するべき(しても良い)ものだ。

しかし、マスコミやプロ市民の方々は「裁判所の意志表示」として「重用なもの」として扱っている。

傍論に法的拘束力はないという事は知っているけれども、「有効なもの」とした場合に、どのような事が起きたのか・起きるのかを考えてみたい。

     *      *      *

まず、裁判所は「自衛隊のイラク派遣は違憲である。現に行われている航空自衛隊の行為は戦闘行為であり違憲である」と判断した。その上で「差し止めない」即ち、「行っても良いと判断した」と言うことだ。

これは「憲法九条は空文である」という事を意味する。

何故なら「違法行為であるにも関わらず、差し止めることもなく、ペナルティも与えない」と言うのは「ほんとうに些細なこと」か「法が古くなって適用が躊躇われる」のか、あるいは「行為者が法を超越した存在(教祖様とか独裁者)」である場合だろう。

日本政府は「法を超越した存在」ではない。

自衛隊の海外派遣は「些細なこと」ではない。

ならば、適用しようとした法が(憲法九条が)「古くなって適用が躊躇われる」と言うことだろう。

憲法九条は空文であると判断されたのだろう。だから「違憲であっても差し止める必要がない」のだろう。

     *      *      *

私はこの判決を、ヘタレ判決であり、日本の将来に禍根を残すものだと思う。

まず、ヘタレ判決と思う理由を述べる。

私は「違法行為だが差し止めない」というのは、明らかにおかしいと思う。「違法行為であり差し止める」とするか「違法行為ではいので差し止めない」の何方かでなければ整合性を欠く。

「違憲だと思うんだけど、現実世界に影響を与えるのは恐い」とか「差し止め判決を出したら、政府に上告され、上級審で引っくり返されるかもしれない、それは嫌」と裁判所は判断したのではないかと勘ぐってしまう。何方の場合も覚悟がない。

違法だと判断するなら止める(差し止める)。差し止めないなら違法では無い理由を付ける(あるいは憲法判断を避ける)べきだ。

次に、日本の将来に禍根を残すのではないかと思う理由を述べる。

イラクに派遣されているのは日本の実力部隊である「自衛隊」だ。軍隊といっても良い存在だ。

軍隊の違法行為を黙認して良いのだろうか。そんな訳はない、軍隊は他の政府組織よりも厳格に法に従う存在でなければらない。自衛隊が暴走するとは思わないが、「違法だけどヤッてしまえ。どうせ裁判所は追認する」などと言う雰囲気に継るものを許してはならない。

軍隊の行動を「違憲である」と判断するなら禁止しなければならない、差し止めねばならない。

違憲な行為を差し止めることによって起きる(かもしれない)報復やリアクションを恐れて追認するような判断をする裁判所はヘタレであり日本の将来を危うくする存在だ。

     *      *      *

この判決による勝者は、プロ市民の団体と政府である。

プロ市民は、自衛隊・政府を批判する言葉が増えたから、勝者といえる。

政府は、イラク派遣に(違憲であっても行って良いとの)裁判所の承認が与えられたから勝者だ。

敗者は、憲法(特に九条)であり、国民だ。

憲法九条は空文であるように扱われたという意味で、敗者だ。

そして国民は、裁判所が「政府と軍の行為を、違憲であっても差し止めない」と示したことで、裁判所に(有り得ないと信じるが)政府・自衛隊が暴走した場合の制御力がないことを示したと言う意味で、敗者だ。

     *      *      *

この判決を喜ぶ人達の気持ちが理解できない。

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憲法の形骸化がまた一歩進んだ

憲法の形骸化がまた一歩進んだ

毎日新聞:自衛隊イラク派遣:空自の多国籍軍輸送は違憲 「首都は戦闘地域」--名古屋高裁判決
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080418ddm001040012000c.html

イラクへの自衛隊派遣は違憲だとして、市民団体などが国に派遣差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決が17日、名古屋高裁であった。青山邦夫裁判長(高田健一裁判長代読)は原告の請求を退けた1審・名古屋地裁判決を支持し、控訴を棄却したが、「航空自衛隊による多国籍軍の空輸活動は憲法9条に違反している」との判断を示した。



そのうえで、今回の原告の請求については「戦争への協力を強制されるまでの事態が生じているとは言えない」などとして控訴を全面的に棄却した

「違憲だけど、やってい良い(止めない)」という判決ですか。

「憲法なんて無視無視」という判決を裁判所が出したことは、9条改正を望む自分にとって喜ばしいものではあります。しかし、同時に、憲法の形骸化を進めるものです(憲法の形骸化は望みません)。

      *      *     *

違憲判断が「傍論」の中でなされたとしても、市民団体のみなさんは、「イラクへの自衛隊派遣は違憲だ」と騒ぐことでしょう。

高等裁判所で判決が出たと言うでしょう。

でも、同時に「派遣しても良い(差し止め請求は棄却)」と言ったのです。

裁判所が「違憲だけどやって良い」と言ったのです。憲法なんて現実の前には無力だといったのです

憲法9条の形骸化がまた一歩進んだと言えるでしょう。

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悪の黒幕

悪の黒幕

産経新聞:【五輪の中国】第3部 聖火異変(2)目立たないスポンサー
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080417/chn0804170854003-n2.htm

極秘にルートを変更するという「撹乱(かくらん)戦術」により、サンフランシスコでは沿道で聖火を待ち受ける観客もいなければ、テレビ中継もなかった。当然、スポンサーにとってもメリットは皆無なのだが、そもそもロンドンやもパリでも、広告があまり目につかない印象がある。

スポンサーと連絡を密にする国際オリンピック委員会(IOC)のハイベルク・マーケティング委員長は「事態が好転するまで、(スポンサーと広告は)できるだけ目立たないようにする」と話す。「目立たないスポンサー」。この奇妙な表現こそ、北京五輪が置かれている厳しい状況を物語っている。

この記事を読んで「悪の黒幕」という言葉が頭をよぎった。

      *      *      *

オリンピックスポンサーには「非難・侮蔑しながら同情」している。

北京オリンピックのスポンサーになった時には、予測できなかったであろう現在の状況は同情に値する。そして同時に、世界的有名企業であれば、ビジネスが政治状況に翻弄されることぐらい経験している訳で、北京オリンピックが現在のようになることを予測できなかったことは、非難されてもしかたがない。

      *      *      *

ドラマや映画やアニメで「最後のボスキャラが意外な人物」ということは良くある。表立って動く悪の組織に、目立たないように資金や技術を提供する人間や組織、隠れたスポンサー。

それって「悪の黒幕」だよね〜。

      *      *      *

チマチマしたボイコットだけど、コカコーラ、ボイコットさせて頂いています。累計で2千円程度ですけど。

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平和(平穏?)は「実力」で守られる、問題は「実力部隊が誰の意志に従うか」だ

平和(平穏?)は「実力」で守られる、問題は「実力部隊が誰の意志に従うか」だ

毎日新聞:北京五輪:聖火リレー 長野、機動隊1500人 県警本部長、伴走車で指揮
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080417ddm041040109000c.html

警察庁と長野県警は群馬など近隣県警、管区機動隊へ応援を要請しており、約1000人規模の派遣が検討されている。聖火ランナーの周囲を機動隊員が囲むように伴走し、石井隆之・県警本部長が伴走車で指揮する。

北京オリンピックの聖火リレーが長野で行われることに良い感情を持っていません。むしろ中止してもらいたいと思っていますし、チベット独立派や支援者にボコボコにされてしまえば良いとすら思うことがあります。

けれども、死傷者や損害がでることは望みません。だから、行われる以上は万全の警備体制が取られるのは当然であろうと思います。サンフランシスコでの聖火リレーでは銃をもった部隊が聖火リレーを警護していました。日本では銃をこれ見がよしに誇示することはないでしょうが、機動隊が録り囲って伴走すると言うことは「実力を誇示することで暴力行為を抑止しようとする」ことです。

      *      *      *

片方に中共政府と中国人がいる、もう片方にチベット独立派や支援者がいる。

どちらも「自分の信じるところ」がある訳です。

どちらが正しいかは別にして「とにかく怪我人が出てほしくない。平穏に終わってほしい」というのは当然の感情だと思います。

その平穏と安全を守るために「実力部隊」が活動する。実力を誇示する。

これが現実世界です。

      *      *      *

問題は「実力部隊」が誰の意志に従って行動するか、ということです。私は、日本の実力部隊(警察・自衛隊)が日本の意志に従って行動する以上、彼等を支持します。

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2008年4月17日 (木)

中共政府は言葉よりも行動で示せ

中共政府は言葉よりも行動で示せ

産経新聞:【温家宝首相会見詳報】「事件はダライ集団が画策、扇動
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080318/chn0803182032017-n2.htm

私たちはこれまで何度も厳粛に表明しているように、ダライが独立の主張を放棄すれば、対話の門戸はいつも開かれている。鍵はダライの行動だ。私たちはダライを取り扱う場合は、ダライが何を言うのではなく、何をするかによらなければならない

温家宝首相の発言からの引用です。

一度、不信感を持ってしまったら「言葉」が信用出来なくなります。不信感を払拭するには「行動」で示さなければならなくなります。

ところで、日本人の多くは中国産食品の安全性と食の安全に対する中共政府の態度に不信感を持ってしまっています。

47NEWS:胡主席との会談要旨  自公幹事長
http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008041601000631.html

▽ギョーザ中毒事件

伊吹氏 日中間の課題については、担当者に指示していただきたい。

胡氏 中国は食の安全に責任を持ち、重視している。日本側と協力して適切に処理するよう、既に担当者に指示した。

胡錦濤国家主席の言葉を疑う訳じゃありませんけど、私達が中国産食品を取り扱う場合は、中共政府の言葉ではなく、行動に因らねばなりません。

私には、中共政府が毒ギョーザ事件関係で日本に協力的な行動をしているようには見えません。因って、中国産食品は信用できません。

      *      *      *

中共政府も「言葉ではなく行動で」示すことを望みます。

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2008年4月16日 (水)

辞退はともかく意志表示を

辞退はともかく意志表示を

スポーツ報知:善光寺辞退も…26日長野聖火スタート地点風前の灯!?
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080415-OHT1T00100.htm

日本で唯一、北京五輪の聖火リレーが26日に行われる長野市。そのスタート地点となる善光寺が、聖火リレーへの場所の提供を辞退する可能性が出ていることが14日、分かった。善光寺事務局は「(辞退が)100%ないとは言えない」と話している。善光寺では第1走者のトーチに火をともす「出発式」も行われる予定があり、同寺の今後の対応次第では、リレーコースを含めた計画の大幅な見直しを余儀なくされる可能性もある。

私も辞退したほうが良いとは思いますが、一度約束したことでしょうから、簡単には変えられないでしょう。

何より、ダライ・ラマ14世が、ご自身も聖火リレーや北京オリンピックに反対してません。大人の事情ってヤツもあるでしょうから、辞退しろとは言いません(繰り返しますが、辞退を望みはします)。

でも、こんな事態になった以上は何らかの意志表示が必要なのではないかと思います。

「意見表明もせず、北京オリンピックの聖火リレーに場所を貸した」ということでは、「中共政府のチベット政策に賛成している」と取られかねません。善光寺が中共政府のチベットについての説明に納得しているなら別ですが、そうでないなら「何らかの意志表示」が必要です。

聖火リレーの出発点を引き受けた時には予測出来なかったことではあると思います。その点は同情します。しかし、現在の状況を無視することは出来ません。

      *      *      *

もちろん「辞退も立派な意志表示」です。

      *      *      *

聖火リレーで危険なことが起きる可能性は無視できないので、いっそのこと長野オリンピック開会式が行われた長野オリンピックスタジアムのグランドを3周ぐらいして終わりにすれば良いと思う。グランドの中なら警備もしやすいし観客からも良く見える。

観客から逃げてコソコソと高速道路を走ったサンフランシスコでの聖火リレーですら(中国メディアからは)「スリルとサスペンスのある聖火リレーだった」と好評らしいです。ならば、長野オリンピックスタジアムのグランドを回るだけの聖火リレーでも「観客から良く見え、妨害されにくい聖火リレー」と中共政府は評価してくれます。何故なら、中共政府にとって「聖火リレーは成功しなければならない」ものである以上、何かあっても「成功と言わなければならない」のですから。

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2008年4月15日 (火)

「価値観の多様化」は日本人を幸福にするか

「価値観の多様化」は日本人を幸福にするか

紀伊民報:「教育界の困った出来事」
http://www.agara.co.jp/modules/colum/article.php?storyid=144084

気分の悪いニュースの続くこのごろ、事件ものとはまた違ったいやな感じで驚いたのである。営利事業でない公立学校が、入学式当日に指定した金を納めなかっ たといって、男女2人に金を納めるまで別室に待たせたという。その時の生徒の気持ちを思いやった。ずいぶんつらかったに違いない。



先日小欄で、小学校低学年の担任が、忘れ物をした女児を教室から外に出し、床にはう姿勢でプリント問題をさせた話を書いた。愛情の欠落した小学校の次は、官僚精神の見本のような高校の話。日本の教育界に、いつから人間性希薄な、こんな干からびた現象がはびこり始めたのだろうか。

「価値観の多様化」を認めた時からです。

      *      *      *

私が子供だった頃、40年ぐらい前でも「人情が無くなった」と言う話は聞いた。それでも「給食費の未納」をする家庭はめったになかった。給食費に限らず子供が学校で必要とする費用は「親の衣食を削ってでも」支払うのが当然だった。

親戚つき合いは煩わしい半面、本当に困窮した時に「給食費ぐらい出してやろうという親戚」の一人や二人は居たものだ。もちろん「給食費を出す」のは「親が(親戚の価値観からみて)真面目に働いているのに不運が重なって困窮した」ような場合だ。

「親戚や村の共同体の価値観・行動規範」から外れることがなければ、「親戚や村の共同体の援助」が期待できた社会だった。

      *      *      *

現代は「価値観が多様化している」そうだ。子供の教育費よりも自分の衣食を優先する親もいるだろう。

本当に経済的困窮から入学金や授業料を支払えないなら「学校が負担する(即ち、支払う事の出来る家庭がその分も負担する)」ことに抵抗感は少ない。しかし、価値観が多様化し「子供の入学金よりも自分の服や車」という価値観の人達が出てきた。

そんな人達の分まで負担したくはない。

      *      *      *

昔の村社会であれば、どの家がどんな仕事をしてどんな暮らしをしているのか判った。稼ぎの少ない割りに贅沢をして困窮したのか、真面目に働いていたけど不運が重なっただけなのか。

だから援助も(する/しないという判断も)し易かった。

価値観は多様化した。そして同時に「内心の自由」や「プライバシー」という問題も出てきた。ある家庭が入学金や授業料を「支払えない」のか「支払わない」のか簡単には判断できなくなった。

このような社会では「ルール」に則って「杓子定規」に援助を行うかどうかの判断をするしかない。

      *      *      *

極端に言うなら、「うっとうしい人間関係や共同体の価値観に縛られるが、互いに援助する(援助出来る)社会」と「気儘でプライバシーを守られているが、互いに援助しない(援助出来ない)社会」の2種類の社会があり得るのだろう(もちろん中間の社会も)。

      *      *      *

「気儘に暮らすこと」と「援助が可能な社会」は両立出来ない。私達は、この60年の間「気儘に暮らせるが、援助が期待できない社会」に向かって歩いてきた。

この事件はその事の当然の帰結であるように思う。それと同時に、行き過ぎた価値観の多様化が心配でならない。

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2008年4月14日 (月)

民主党の低支持率は当然

民主党の低支持率は当然

読売新聞:与党支持層に「福田離れ」、民主にも厳しい評価…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080414-OYT1T00589.htm

ただ、内閣支持率の低迷が民主党の追い風になっているわけではない。ガソリン税を巡る首相の提案を拒否した小沢代表の対応については「評価する」(「大いに」「多少は」の合計)は33%で、「評価しない」(「あまり」「全く」の合計)の62%が大きく上回った。政党支持率は自民の30・6%(3月調査比2・5ポイント減)に対し、民主は17・4%(同0・2ポイント減)で横ばいだ。



さらに、望ましい政権の枠組みを聞いたところ、最も多かったのは「現在の自民党と公明党の連立政権」20%で、「自民党と民主党を中心とする連立政権」19%、「与野党を再編した新しい枠組みの政権」18%が続き、「民主党を中心とする野党の連立政権」は16%に過ぎなかった。

ここ半年で「自民党が困ることなら何でもやる」というイメージが民主党にはついてしまいました。

そんな民主党の支持率が上がる訳はないし、政権を担当させようという人が少なくても当然だと思います。

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事実上の1審

事実上の1審

日刊スポーツ:山口母子殺害で弁護人「自白に捏造多い」 http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080412-347447.html

山口県光市の母子殺害事件裁判を考える市民集会が12日、広島市で開かれ、殺人などの罪に問われた被告の元少年(27=事件当時18)の主任弁護人を務める安田好弘弁護士は、10日後に判決が迫った差し戻し控訴審について「1、2審がサボってきたことをやり直してくれと求めてきた。元少年にとって(事実上)初めての裁判だった」などと振り返った。

「1、2審がサボってきたこと」ってなんなのでしょうか。

安田弁護士が何を「サボってきたこと」だと思っているのかは判りませんが、私にも、被告少年にとって差戻し控訴審が「(事実上)初めて」だった事があると思っています。

それは「死刑の可能性」です。

報道を見る限り、1・2審と差戻し控訴審で被告少年と弁護団の真剣さが違います。

特に、被告少年の態度が違う。

何の意味があるのか?と言われてしまうかもしれませんが、「自分自身の死の可能性」と向き合うことが、彼のせめてもの償いであり成長なのだと思います。

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2008/04/14 23:06 訂正

 誤:何の意味があるか?言われてしまうかもしれませんが、
 正:何の意味があるのか?と言われてしまうかもしれませんが、

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2008年4月13日 (日)

子供だ

子供だ

産経新聞:「誰が真の友人か分かる」 五輪開会式問題で王毅外務次官
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080412/chn0804121951009-n1.htm

中国の王毅外務次官(前駐日大使)は12日、日中両国のメディア交流会合で講演し、「北京五輪の国際聖火リレーが成功裏に終わった後、(各国の対応から)誰が中国人の本当の友人かが分かる」と述べ、日本政府が要人の開会式欠席表明などをしないようくぎを刺した。

中国の外交官や報道官の話を聞いていると「威張らずにはいられない(とう病気に罹っている)」ように感じる時があります。

この物言い「誰が中国人の本当の友人かが分かる」と言ういい方も、「子供っぽい脅し」であるように感じてしまいます。

「誕生日会にこないと嫌いになっちゃうぞ」

どうしたもんかねぇ〜

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2008年4月12日 (土)

集合ポストではダメな理由が判りません

集合ポストではダメな理由が判りません

朝日新聞:立川ビラ配りの3人、有罪確定へ 最高裁が上告棄却
http://www.asahi.com/national/update/0411/TKY200804110209.html

東京都立川市の自衛隊官舎で自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配った3人が住居侵入罪に問われた事件で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は11日、無罪を主張していた3被告の上告を棄却する判決を言い渡した。有罪とした二審・東京高裁判決が確定する。

第二小法廷は「官舎の管理者の意思に反して立ち入れば、住民の私生活の平穏を侵害する」と指摘。集合住宅でのビラ配りを住居侵入罪に問うことは、憲法が保障する「表現の自由」に反しないとする初判断を示した。

この事件について朝日新聞の記事が詳しかったので、そこから引用します。

自分的に気になったのは以下の2点

(1)マンションの入口にある集合ポストに入れたのでは無く、各室のドアについているポストに入れた。

04年1月と2月の2回にわたり、「自衛隊のイラク派兵反対!」などとしたビラを官舎各室の新聞受けに入れようと敷地に入った

(2)被害届を出すということは住民は不快・不安に感じていたと言うことです。明確な「入るな」という意志があったと言える。その状況下で立ち入っている。

3人が立ち入ってビラを配るたびに被害届が出ていたことなどから、無断で立ち入ることは管理権者の意思に反し、被害の程度も軽くないと述べた。

      *      *      *

私はマンションの住民なのですが、やはり(こちらから頼んでもいない)チラシは集合ポストに入れて欲しいと思います。マンションの廊下には「住民」と「どうしても立ち入らなければならない人(集金や宅配など)」以外には入って欲しくないです。

集合ポストではダメな理由が判りません。

表現の自由や政治的主張を行う自由は守らねばならないと思いますが「集合ポストに入れた場合」と「ドアのポストに入れた場合」の「表現の差」や「政治的主張の差」が理解できないのです。

あ、もしかして「俺達、ココまで入ってこれるゼ」ということが表現したいのでしょうか。

でもそれ、一歩間違うと脅迫だよね(だから違うと信じるけどさ)。

      *      *      *

私はこの判決を妥当だと思います。

「集合ポストにチラシを入れたのでは表現できないことがある」と思えば意見を変えるかもしれませんけどね。

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2008年4月11日 (金)

立入規制続行

立入規制続行

CNN:チベットへの外国人立ち入り禁止、解除せず 中国政府
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200804110007.html

中国政府は10日までに、外国人観光客のチベット自治区への立ち入りを禁止する措置を、今後も継続するとの方針を示した。政府は先週、立ち入り規制を5月1日に解除すると発表していたが、急きょ方針を変更したとみられる。

4月6日に書いた記事(チベットでの失業問題)の続報です。

      *      *     *

チベットへの外国人の立入を解除しないようです。中共政府が信用できない理由の第一は「事実の隠蔽」があるからです。

何もかも公開しろとは言いません(どの国にも秘密はあるものです)。しかし、チベットでの「暴動」が中共政府の言うとおりのものであるなら、「事実の公開・取材の許可」が中共政府にとって「最強の説得力を持つカード」であることを忘れてはなりません。

そのカードを切らない中共政府を信用することはできません。

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他国に国内で実力行使されてたまるか

他国に国内で実力行使されてたまるか

産経新聞:長野聖火リレー「中国警備隊」の実力行使認めず 警察庁
http://sankei.jp.msn.com/sports/other/080410/oth0804102342015-n1.htm

また、聖火ランナーに伴走する「セキュリティーランナー」を含め、北京五輪組織委員会が派遣する「警備隊」による実力行使は一切認めない方針で、今後、中国側に通告する。

主権国家として当然です。

彼らには、「人間の壁」として抗議者と聖火の間に入ることしか許すべきではありません。万一、抗議者・聖火リレーのランナー・観客に対して実力行使を行ったなら、迷いなく逮捕拘束するべきです(一般人が実力行使を行った場合と同じように)。

他国の組織に国内での実力行使を許したら、主権国家ではなくなってしまいます。

警察庁は「毒餃子事件での中国側の対応」を覚えているでしょうから、大丈夫とは思いますが。

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2008/04/11 21:45 訂正

 訂正前:警視庁は〜
 訂正後:警察庁は〜
 なおひささん、ご指摘感謝です。

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涙目と涙声

涙目と涙声

日刊スポーツ:党首討論で福田首相が涙目で抗議
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20080410-346386.html

福田康夫首相(71)が9日、民主党小沢一郎代表(65)との党首討論で、不同意を連発された日銀総裁人事について、涙目になりながら抗議した。「かわいそうなくらい苦労している」「翻弄(ほんろう)されましたよ」。冷静さを欠き、恨み節連発で、不同意の理由を逆質問する異例の展開。

感情が昂ぶっている時には、本音が出るものです。普段おとなしい人が、心の底を見せてくれたりする。

福田さんへの不満の最たるものは「何がしたいのか判らない」と言うことです。政策や政見に賛成・反対の以前なのです。だから、その意味で、ここ最近の福田首相が喋るようになったことを歓迎しますし、党首討論も評価しても良い。

だけど、絵にならないんだなぁ〜。

小泉首相の場合は怒りが絵になった。やりたいことがはっきりしていた。

福田首相の場合は、怒っても(涙目になっても)絵にならないし、言っていることが「やりたいこと」じゃなくて「やり方への不満」なんだよなぁ。

この人にも感情があったんだと好感は持つけど、政権担当者として支持するかと問われると、やっぱり支持はできない。

      *      *      *

ところで、涙目と言えば「涙声」ですよね。

今回の党首討論では余裕をかましていた小沢民主党党首も、数ヶ月前に「涙声」になったことがありますね。小沢さんが福田さんとの大連立に失敗し、民主党党首を辞任しようとして慰留された時の議員懇談会です。

産経新聞:「私は不器用…」続投宣言の小沢氏、“豪腕”は封印?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071107/stt0711072050011-n2.htm

「次の総選挙で民主党政権を実現できなければ死んでも死にきれない」「総選挙は甘くはない」…。小沢氏はときには涙声で話し、いつもの豪腕ぶりは影を潜めた。

福田さんの「涙目」を見たら、小沢さんの「涙声」を思い出してしまった。

どちらの涙男も、引退していただきたい。

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2008年4月10日 (木)

聖火リレーの意味ないじゃん

聖火リレーの意味ないじゃん

日本経済新聞:サンフランシスコ聖火リレー開始・第一走者、倉庫の中に消える
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080410AT2N0901Y10042008.html

北京五輪の聖火リレーが9日、米サンフランシスコ市で予定より約20分遅れの午後1時20分(日本時間10日午前5時20分)すぎから始まった。第一走者は走り出した直後、護衛の伴走者らと一緒に近くの大きな倉庫の中に消えた。

聖火リレーって日本のお祭りで言えば、お神輿のようなものでしょ。

お神輿って「物理的に通過した」ことに意味があるんじゃなくて、「みんなで見物して楽しむ、お祝いする」ことに意味があるんだよね。

さっき、NHKのニュースで「倉庫からバスで移動し、街中で突然始まった」と言っていました。

妨害を防ぐために、聖火リレーのコースを秘匿しちゃったら、みんなでお祝いすることも出来ない。

そんな聖火リレーなんて無意味だよ。

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ヘタレたANOCとIOC

ヘタレたANOCとIOC

毎日新聞:北京五輪:ANOC声明案の「チベット」を削除 IOC
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080410k0000m050110000c.html

ANOCの声明案には当初、205カ国・地域すべての北京五輪参加や大会の全面支援などとともに「中国が対話と理解を通じ、チベット問題の解決に努力すると確信する」との項目があった。しかし、修正文は「チベット」の文言が削除され「大会や選手に影響する内政問題」に修正された。IOC理事でもあるバスケス・ラーニャANOC会長は会見で、修正した理由を「内政的な問題に触れることを避けた」と説明した。

なんだ、中共政府の逆ギレを期待していたのに。

IOCがチベットについて中国に注文を付けるたら中共政府が逆ギレして「中国自身が北京オリンピックをボイコット(=北京オリンピックの中止)」もありうると期待していたのですが。

      *      *      *

根拠レスな妄想ですが、IOCも同じ事を考え「とにかく開催しないと放映権料などの収入が無くなってしまう」とばかり、中共政府に妥協したのではと考えてしまいます。

      *      *      *

先日も書きましたが「オリンピックの商業的価値」は「平和の祭典」であることにあります。

IOCが、チベット問題を話合いで平和的に解決するように中国に求め、その結果、北京オリンピックが中止になったとしても「オリンピックが平和の祭典であること」は守ることができます。逆に、下手に妥協すると「オリンピックは金の為の祭典、権力者に媚びる祭典」になってしまいます。

平和の祭典であることによる価値を守ることが出来れば、一回ぐらい中止になったところで、長期的には元がとれると思うのですが。

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なんで日本のマスコミは北京オリンピックについての調査を行わないのだろう

なんで日本のマスコミは北京オリンピックについての調査を行わないのだろう

ロイター:米国民の7割、「北京で五輪開催の判断は間違い」=調査
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-31237120080409

米調査機関ゾグビーが行った世論調査で、米国の有権者の70%が中国での五輪開催の決定は間違いだったと考えていることが分かった。ただ、北京五輪のボイコットが中国の人権問題解決につながらないと考えている人も同数だった。

なんで日本のマスコミは北京オリンピックについての調査を行わないのだろう。

もしかして、私が見落としている?

調査すると恐い結果が出るから?

北京オリンピックなんて興味もたれてない?

これだけ騒がれているのに、何故、北京オリンピックや聖火リレーについての世論調査をしないのだろう。

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2008年4月 9日 (水)

福田さんじゃダメ

福田さんじゃダメ

産経新聞:首相、必死の弁明 支持率低下に「時間がたてば分かる」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080407/plc0804071836008-n1.htm

福田康夫首相は7日の参院予算委員会で、報道各社の世論調査で支持率が軒並み20%台に下落したことに関連して、「格好だけじゃなく、中身の充実が大事だ」と必死の弁明を展開した。

支持率の低下を「格好」のせいにしていてはダメです。福田さんには国民に訴える力が不足しているのです。

      *      *      *

既得権益を壊すなら(極端に言えば、維持するにも)、背景に国民の支持が必要だ。福田政権は総選挙(あるいは参議院の通常選挙)を経験していない。国民の審判を経ていないのだ。このような政権は、国民に支持されていること何らかの方法で示すこと(例えば世論調査による高支持率で)が出来なければ、「何かを為す」ことは出来ないだろう。

福田さんが、格好ではなく「中身の充実」を訴えたとしても、その「中身」が国民に伝わらなければ、支持率には継らず、結果として、実行も出来ないだろう。

首相は、民主党の富岡由紀夫参院議員が「首相は何がしたいのかさっぱり分からない」と批判したことに対し、「私の申し上げることを注意深く聞いていないからだ。施政方針演説でもしっかり言っている」と色をなして反論した。さらに「私は派手なことは言わない。中身を充実させることに重点を置いている。だから、なかなか見えない。しかし、時間がたてば分かるようなことを言っている」と訴えた。

私も「福田政権が何をしたいのか」が判りません。国民の多くも同じではないかと思います。そして、それが支持率に表れているのでしょう。それに対して「注意深く聞いていないからだ」と言っても通用はしません。

おそらく、福田さんは「旧来型の密室政治」であれば上手くやれる人なのでしょう。密室政治であれば相手にするのは、「注意深く聞いていない」国民ではなく、言葉一つにも意味を見出してしまう政治の専門家でしょうから。

      *      *      *

民主党の小沢党首も同じようなタイプの政治家に見えます。国民一般に訴えかけることよりも、水面下で業界のボスや有力政治家と折衝することに長けている政治家に見えます。

故に、福田さんと大連立を組もうとした。

故に、福田政権の支持率が落ちていても、小沢政権を望む国民の声が大きくならない。

      *      *      *

この二人の政治家と逆のタイプが小泉元首相でしょう。麻生さんもこれに近い。

自民党が次の総選挙で勝ちたいならば、福田さんではなく麻生さんで戦うべきでしょう。麻生さんの明るさやアピール能力は、(舌禍事件がなければ)小沢民主党のそれを圧倒することができるでしょうから。

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2008年4月 8日 (火)

外部に敵を作るのは

外部に敵を作るのは

産経新聞:中国側が聖火リレー妨害を非難 テレビでも場面を放映
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080407/chn0804071936007-n1.htm

一方、6日にロンドンでの聖火リレーで妨害行為が続出したことについては、中国語のメディアも写真や映像を交えて詳しく伝えた。CCTVは同日、ロンドンでの聖火リレーの様子を伝えるニュースの最中、テロップで妨害行為の発生を報じた。その後、妨害の瞬間を2分強の映像にまとめ、サイトにもアップした。

CCTVは3月24日、ギリシャの古代遺跡オリンピアで行われた採火式典に国際ジャーナリスト集団「国境なき記者団」が乱入した際には、信号を遅らせて、妨害の瞬間をカットした映像を流していた。

当初、中国は聖火リレーに対する妨害行為を中国国内では報道しませんでした。さすがに隠せなくなったので報道したのでしょうか。

それとも、妨害行為について中国国内で報道することで「(中国人民に対して)欧米諸国に虐められる中国」を演じることに方針転換したのでしょうか。

      *      *      *

北京在住の20代の女性は、産経新聞の取材に「外国人は中国に五輪を開催させたくないんだろう。妨害には当然怒りを覚える」と語気を荒らげた。もっとも、40代のサッカーファンの男性は「聖火なんかどうでもいい。とにかく物価を下げてくれ!」。こちらの方が市民の本音を代弁しているようだ。

これからも聖火リレーへの妨害行為は続くでしょう。記事によると、欧米諸国に反感を感じている中国人は少数派のようですが、今後、多数派にならないとは限りません。

アジアカップの時の反日暴動を記憶している日本人としては、「反欧米意識」に目覚めた中国人が、オリンピック開催中に暴走しないかと心配です。

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中国さん、もっと上手な嘘をお願いします

中国さん、もっと上手な嘘をお願いします

人民日報:西蔵の宗教信仰の自由は十分に保障されている
http://www.people.ne.jp/a/398353c8b56a441a95a69b54b798f5e2

拉薩(ラサ)市の布達拉(ポタラ)宮周辺には来る日も来る日も、日の出の頃にはマニ車を回しながら巡拝を行う蔵(チベット)族信徒が押し寄せる。拉薩「3・ 14事件」の終息後、自治区の各宗教施設では正常な宗教活動が徐々に再開されている。信徒の宗教信仰の自由は一貫して十分に保障されている。

簡単にバレる嘘を言ってはいけません。

      *      *     *

輪廻転生、特にダライ・ラマやパンチェン・ラマの転生者が誰であるか(どのように認定するか)は、チベット仏教にとって死活的に重要です。

そして、その転生を中共政府は「政府の許可なしの転生は認めない」などと言うのです。

AFP:中国政府、チベット高僧の転生に事前申請を要求
http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2263352/2001212

中国政府は、輪廻転生を続けるとされるチベットの高僧(活仏)が転生する際、政府の許可なしの転生は認めないことを決定した。国営新華社通信(Xinhua)が3日、報じた。



転生者は通常、数人の候補者の中から高僧らによって選定される。1995年にダライ・ラマ(Dalai Lama)にパンチェン・ラマ(Panchen Lama、ダライ・ラマに次ぐ地位)として指名された6才の少年は、中国政府によって身柄を拘束されたままとなっており、代わりに中国政府が別の少年をパンチェン・ラマとして認定した。

このような事をしながら「宗教信仰の自由は一貫して十分に保障されている」などと言っても「嘘じゃねーの」の一言で終わりです。

     *     *    *

チベットについて特別に勉強している訳でもない私のような人間でも、ニュースを追っかけているだけの人間でも、これくらいの知識はあるのです。そんな人間に一瞬でバレるような嘘を言ってはいけません。

中国政府には嘘を言うならもっと上質なものをお願いしたいです。

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中国の反応(逆ギレ?)が楽しみ

中国の反応(逆ギレ?)が楽しみ

朝日新聞:チベット問題、中国に対話解決求める 各国五輪委連合
http://www.asahi.com/international/update/0407/TKY200804070276.html

205の国・地域オリンピック委員会で構成する各国オリンピック委員会連合(ANOC)は7日、北京で総会を開き、チベット問題の影響で北京五輪聖火リレーの妨害や一部首脳に開会式欠席の動きがあることを受け、「中国政府が対話と理解を通じて、チベット地区に影響を与えている内部対立の解決に努力すると信じる」との宣言を採択した。

宣言は婉曲(えんきょく)な表現ながら、スポーツ界としてもチベット問題を避けて通れないとの意思表示だ。聖火リレーへの妨害行為などについて協議する10日の国際オリンピック委員会(IOC)理事会とANOCの合同会議に提出する。

さすがに、聖火リレーが「障害物リレー」と化してるようではオリンピック委員会も動かざる得なくなったのでしょう。

      *      *      *

興味は、中共政府がこの宣言にどう反応するかです。

中国の報道官や外交官の物言いを見聞きしていると、彼ら(中国共産党と政府や中国要人)が、「自分の誤りを認めることが出来ない子供(や病的な人間)」のように見えてしまうことがあります。

もし、私の見立てが正しいならば、彼らは逆ギレするでしょう。

中共政府の反応が楽しみです。

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2008年4月 7日 (月)

亡命チベット政府を信頼する訳ではないけれど

亡命チベット政府を信頼する訳ではないけれど

NHK:中国 欧米メディアに抗議署名
http://www.nhk.or.jp/news/k10013388181000.html#

チベットの暴動をめぐって欧米のメディアが事実をゆがめて伝えたとして、中国の大手インターネットサイトが抗議する署名を集めたのに対し、6日までに200万人分を超える署名が集まるなど、中国の国民の一部には国際社会の批判に対する反発が広がり始めています。

チベット報道では「チベット亡命政府によりますと〜」という前置きが付くことがある。特に中共政府にとって都合の悪い内容の場合は、この前置きが付くことが多いようだ。

実際、チベット亡命政府と中共政府の言い分は大きくことなる。方針や主義主張といったことも勿論のこと「事実関係」でも発表することが全く違う。

チベット亡命政府と中共政府のどちらが信用できるがろうか。

チベット亡命政府も人間だから誤りや嘘がないとは思わない。しかし、「(メディアを現地に入れることで)事実を事実として見せる」ことが出来るにも関わらず、公開しない中共政府が信用ならないことは確かだ。

中共政府を信用できないが故に、チベット亡命政府の発表が報道されているのだろう。

      *      *      *

中共政府はチベットへの取材制限を撤廃しないかぎり、信用されないと言うことを知るべきだ。中国本土の人民は誤魔化せるかもしれないけれどね。

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民主党がまたひとつ歴史を刻んだ

民主党がまたひとつ歴史を刻んだ

毎日新聞:思いやり予算:日米関係と国会戦術、揺れる民主
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080404ddm002010038000c.html

衆院事務局によると記録のある67年以降、他の野党が反対討論をしたのに野党第1党が行わなかったのは初めてという。民主党内には承認案賛成論も一部に根強く、あつれきを避けたと見られる。

暫定税率の参議院の審議ストによる期限切れ、日銀総裁の空席と、今の国会では歴史に刻まれるようなことが次々と起こっています。

そして、民主党がまたひとつ記録を作りました。衆議院の歴史上、「他の野党が反対討論をしたのに野党第1党が行わなかったのは初めて」だそうです。

      *      *      *

私は民主党の左派の覚悟を評価しています(政策ではありません)、民主党の左派は党を牛耳っていると思っているので、民主党内の保守派(あるいは日米安保重視派)に軋轢を起こす力があったことに驚きました。

民主党内の保守派に「党をぶっこわす」ほどの覚悟がありますように。

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2008年4月 6日 (日)

チベットでの失業問題

チベットでの失業問題

日本経済新聞:チベット観光5月1日から解禁・中国観光当局
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080404AT2M0302K03042008.html

ラサ市共産党委員会と同市政府が2日、ラサで開いた観光業者との座談会で方針を決定。同自治区旅行局の孫永平副局長は、解禁の背景について「16万6000人を超えるチベットの観光業従事者は失業状態にあり、生活への影響は深刻だ」と説明した。

2点ほど思ったことを書く。

      *      *     *

治安問題と経済問題、経済問題を優先するように読めるが、そうなのだろうか。それとも、「5月1日までに圧殺を完了させる」という宣言だろうか。

たとえ時間がかかったとしてもチベットに外部の人間が入れるようになることを歓迎するが、同時に、不安でならない。

      *      *     *

チベットはチベット族の土地だったが、現在は漢民族も多く入っている。チベットで生まれ育ちチベットが生まれ故郷とする漢人もいるだろう。時間がたてばたつほど、チベットを故郷とし、チベットという土地に依存した漢人が増えることになる。チベットが自治を(あるいは独立を)とり戻した時、漢人の処遇が難しくなるということだ(問題が複雑になるということ)。

これは同時にチベット文化の変質が進んでいること意味し、チベット人にとって「時間との戦い」になっていると言うことでもある。

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2008年4月 5日 (土)

オリンピックは政治とは無関係ですが、商売とは関係します

オリンピックは政治とは無関係ですが、商売とは関係します

産経新聞:IOC調整委員長がサルコジ大統領批判
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080403/chn0804032017012-n1.htm

各国首脳が北京五輪開会式ボイコットを示唆していることに関し、国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のフェルブルッゲン委員長は3日、「大きな商談をまとめるために北京に来ておいて、その3、4カ月になって開会式に来ないかもしれないなどという政治家には賛同できない」と述べ、暗にフランスのサルコジ大統領を批判した。

「大きな商談」とは、フランスが中国に売ったエアバス160機や原子炉など(総額約3兆3000億円)のことだそうです。

IOC調整委員長の言葉を言い替えると「中国に買ってもらったんだから、オリンピックに出ろよ」ということですね。

日本的に言うなら「取引先が招待してんだから受けろ」とでもなるんでしょうか。

「政治とオリンピックは無関係」だそうですが、「商売とオリンピックは関係している」のですね。

      *      *      *

IOCは「オリンピックのイメージ」をどう考えているのだろうか。最近のIOCの発言は、オリンピックのイメージを毀損しているように見えてしかたがない。

ちゃんとした広告会社を雇って「オリンピックのブランドを長期的に高める方法」について検討するべきではないだろうか。


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2008年4月 4日 (金)

意志表示に過ぎないかもしれないが

意志表示に過ぎないかもしれないが

毎日新聞:クローズアップ2008:北京五輪聖火リレー開始 影落とすチベット問題
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20080403ddm003050132000c.html

ただ、両団体とも選手団の五輪ボイコットまでは求めない。「選手たちは長年準備を続けており、我々は昨年、方針を『開催反対』から『開会式不参加』に変更した」とブロッセル氏。

「圧力」は中国政府だけでなく、日米欧にも向かう。「主要国首脳が開会式不参加を決めれば、中国政府は人権改善を考えざるをえない」(ブロッセル氏)と見ているからだ。

聖火が7日に通過するパリ。ドラノエ市長は2日の会見で、通過時に市庁舎に横断幕を広げると表明した。

甘い、と思います。

中国共産党はオリンピックを国威掲揚の為に使いたいのであって、オリンピック自身に価値を見出しているのではないと思っています。そして、独裁政権下で下手に言論や結社の自由を認めてしまうと、如何に危険であるかも知っているでしょう。

彼らが、ゴルバチョフの改革がソ連を崩壊させたことを忘れているとは思えませんから。だから、北京オリンピックを人質にとったところで、中共政府がチベットでの弾圧に手心を加える可能性は低いでしょう。

しかし、僅かの可能性であっても、意志表示を行うべきです。何故なら、意志表示しないと、屈服していることになってしまいかねないから。

      *      *      *

長野でも盛大な歓迎がありますように。

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2008年4月 3日 (木)

努力の方向が

努力の方向が

東京新聞:五輪ボイコット論 首相が不快感示す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2008040302000637.html

福田首相は二日夜、チベット問題をめぐり自民党内で北京五輪の開会式をボイコットするよう求める声が出ていることに関し「中国政府も努力をしている最中に、五輪に参加しないとか言うべきではない。日本と中国は近い関係にあるのだから冷静に判断しないといけない」と不快感を示した。

ええ、中国が努力していることは認めますよ。だけど、努力の方向が間違っているんじゃないですかねぇ。

その上で「誰も五輪の中止を期待しているわけではない。そうならないように中国政府はしっかり対応してほしい」と述べ、中国側に問題解決に向けた一層の取り組みを求めた。官邸で記者団の質問に答えた。

驚いたのは「誰も五輪の中止を期待しているわけではない」という言葉です。いま話題になっているのは、開会式のボイコットや聖火リレー追加時の抗議&デモンストレーションです。

「五輪の中止」を口にする人もいますが、競技自体をボイコットする動きはありません(私は知りません)。

「そうならないように中国政府はしっかり対応してほしい」なんて言葉が出るってことは、もしかして日本政府内で「五輪全体の中止やボイコット」についての可能性を検討しているのでしょうか?

それとも福田首相の思い込みとか言い間違いや聞き間違いの類でしょうか?

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2008年4月 2日 (水)

「負担をかけるが...」と何故言えない

「負担をかけるが...」と何故言えない

民主党:解散総選挙は主権者たる国民の皆さんの意向によって決する 会見で代表
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12995

前日31日に福田首相が会見で、暫定税率の廃止に伴う混乱と述べ、「政治のつけ」と表現して謝罪した点をどう受け止めるか問われた小沢代表は、「その総理の言葉はまったく理解できない」と一喝。マスコミも含めて「混乱」という表現で報道している点について、「何が混乱しているのか私にはわからない」と述べ、暫定税率が廃止され、ガソリンの値段が下がっただけであり、その事態の推移は国民は十分に理解しているはずだとの見方を示した。

混乱は起きていない。けれども、中小のガソリンスタンドに負担をかけていることは事実だ。また、建設業界でも、公共工事の入札が突然中止されるなの影響が出ている。

私は穏やかな改革を望んでいる。暫定税率を廃止するにしても、政治がきちんと機能していれば、現場の負担(や痛み)は軽減できた筈だ。

政府与党の責任が重いことは言うまでもない、しかし、民主党にも責任がある、なんと言っても彼らは参議院の第一党なのだから。

      *      *      *

痛みの緩和措置の無い暫定税率の廃止は、民主党の望んだものだった(あるいは引き起こしたものだ)。民主党は野党の立場にある。自分達の主張を実現しようとしたら、この方法しか無かったのかもしれない。

その点は理解できなくもない。

なら「中小のガソリンスタンドには負担をかけるが、改革の為に、耐えてくれ」と何故言えない。「負担をかけて申し訳ない」と何故言えない。自分達が痛みを緩和するところまでの力が無いことを何故言わない。

自分達が望んで行ったことで、苦しんだり痛みを感じた人達がいることを何故無視する。彼らは苦しんで当然の人間なのか?

民主党の「現場の人達への思い」はこの程度なのか?

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見縊られた

見縊られた

3/29(土)と3/31(月)に、ナソニックの北京オリンピックを使った広告について記事をアップしたが、しつこくもう一回書く。(パナソニックのブルーレイディスクレコーダーを私は買わないパナソニックの「世界に対する企業姿勢」

前回の記事で、パナソニックの企業姿勢についての疑問を書いたが、企業姿勢などと言う大仰なことを言うと「パナソニックやその他北京オリンピックを使った広告を行う企業は『北京オリンピックを使った広告で売上げがあがる』と判断している」と言うことなんだよね。

言い替えると「私達、日本人が北京オリンピックとタイアップした広告みて、商品を買うだろうと思われている」ということ。「北京オリンピックのボイコットなんて出来っこない」と見縊られたのだ。

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北京オリンピックのボイコットを行う日本人は少数派なのだろうか。北京オリンピックの広告に不快感を持つ人間は日本の中で少数派なのだろうか。

そうでないことを願う。

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2008年4月 1日 (火)

オリンピックが「特別」である理由って何?

オリンピックが「特別」である理由って何?

時事通信:「五輪の政治化」をけん制=IOC調整委始まる−北京五輪
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008040100495

チベット暴動鎮圧で中国政府への批判が高まり、IOCの立場が注目される中、フェルブルッゲン委員長(オランダ)は冒頭のあいさつで「北京五輪と必要のないものを結び付けないでほしい」と述べ、聖火リレーへの妨害行為や欧米諸国首脳による開会式ボイコットの動きなど、「五輪の政治化」を間接的にけん制した。

オリンピックが「特別」なのは「オリンピックは祝祭」だからです。祝祭に(対立しているかもしれない)多くの国々が共に参加すること喜ぶのです。だから「オリンピックには参加することに意義がある」と言われるのです。

日本的に表現するなら「神に奉納される試合だから特別な価値がある」のです。

IOCが「北京五輪と必要のないものを結び付けないでほしい」と言い、チベット(やダルフール)で起きている流血や弾圧の当事者(や黒幕)の行っていることを無視し、とにかく大会が運営されればOKという態度をとるなら、オリンピックは「平和の祭典」でも「祝祭」でもなく「単なる商業イベント」としてIOCは運営していることを顕にしてしまいます。

「オリンピックなんてそんなもの」なら何も言いますまい。各種競技のワールドカップや世界選手権が多種多様にそろった大会に過ぎないのなら。

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IOCにも大人の事情があるのは理解しますが、オリンピックは「平和の祭典で祝祭」なのか、それとも「ただの商業スポーツイベント」なのか、どちらの立場なのかハッキリさせるべきです。

そして、皮肉なことですが、IOCが「商業的価値を求めてオリンピックを運営する」ことは、「オリンピックの商業的価値」を毀損することになるのです。北京オリンピックが大赤字になっても「平和の祭典」であることを守ることが、長期的には「商業的利益」をもたらすと思います。

「ただの商業スポーツイベント」になってしまったら、私はスルーします。

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現場に苦労をかけて、788億円

現場に苦労をかけて、788億円

産経新聞:ガソリン税率切れに経済界反発
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080331/env0803312007004-n1.htm

第一生命経済研究所は同日、1カ月間のガソリンの限定値下げが国内総生産(GDP)を788億円(0・02%)押し上げるとの試算を公表。だが「経済活動が混乱した場合には、GDPの押し上げ効果も軽く吹っ飛んでしまう」と早期に政治的混乱を収束する必要性を訴えた。

今回の暫定税率の騒ぎで、一番苦労するのは中小のガソリンスタンドでしょう。判断を誤れば潰れるところも出てくるかもしれません。

現場に苦労をかけて788億円の経済効果ですか。1世帯あたりのガソリン代節約も1000円とか2000円でしょう。

それだけの為に、こんなに苦労をかけるのですか。

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民主党のやり方って、「計画上は可能だ、**部は*人リストラ、****万円の経費節減!問答無用」ってやる「現場を知らない経営者(とコンサルタント)」のようだ。

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信用するの無理

信用するの無理

日本経済新聞:五輪=聖火が北京到着、中国政府はダライ・ラマ批判を一段と強化
http://sports.nikkei.co.jp/flash.aspx?n=3094831

また、ダライ・ラマと支持者らが、今月に反政府行動を計画していた証拠を政府側がつかんでいるとも報じた。

中共政府は、チベットで暴動が発生した直後から「証拠がある」って言っているよね。でも、どんな証拠を持っているか説明もしない。

毒ギョーザ事件でもそうだけど「証拠がある」とか言っても証拠や資料を出さない。

これじゃ、信用するの無理。

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