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2008年10月31日 (金)

喧嘩をするなら勝てよ!

喧嘩をするなら勝てよ!

日本経済新聞:田母神空幕長を更迭へ 防衛相が意向、論文問題巡り
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20081031AT3S3102R31102008.html

浜田靖一防衛相は31日夜、懸賞論文に応募して「日本が侵略国家だったとは正にぬれぎぬ」などと政府見解に反する主張を展開した田母神俊雄航空幕僚長を更迭する意向を固めた。植民地支配や侵略を正当化する歴史認識を示したことで中韓両国など周辺各国の反発が避けられないうえ、集団的自衛権行使のあり方などにも言及していて文民統制上の問題も大きいと判断した。

私は「日本が侵略国家だったとされているのは、戦争に負けたから」だと思っている。そして戦争に負けたのは「弱かったから」であって「間違った戦争をしたから」ではないとも思っている。そして、集団的自衛権の行使にも賛成だ。

つまり、田母神俊雄航空幕僚長の論文の内容に賛成するだろと言うことだ。そして、自衛官が政治について意見を述べても良いとも思っている。

しかし、彼がこの論文をこのタイミングで発表したことに疑問を持つ。何故なら「更迭された」と言う実績を作ってしまったからだ。

喧嘩をするなら勝たねばならぬ。

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2008年10月30日 (木)

民主党関連2話

民主党関連2話

日刊スポーツ:解散当面見送りで民主が対決姿勢強める
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081028-423760.html

金融機能強化法改正案については、農林中央金庫や新銀行東京を公的資金投入の対象から外すことや、経営責任の追及などを盛り込んだ民主党の対応策を近くまとめる方針。政府案修正を図るか、独自の対案を提出するかは「与党の出方次第」(大塚耕平参院議員)だ。

たとえ海外からやってきた金融危機だとしても「経営責任はある」と思う(100%予測が出来ない災厄だとしても)。何故なら、組織の長の役割のひとつに「生贄になること」も含まれるのだから。

但し、今の時点で経営責任を追求することが正しいことであるかどうかには疑問だと思う。下手に責任を追求すると大上段に構えると金融機関側の協力が得にくくなる(例えウソでも「怒らないから正直に言ってごらん」と言うでしょ)。

経営責任を追求することは正しい事かもしれないが、国民の益になるかどうかは微妙なところだ。

「治療は成功しましたが、患者は死にました」と言うことにならないか心配だ。

「正しさ」の追求もホドホドにしなければ、不幸な結果を招いてしまう。

  *        *        *

参院予算委では、創価学会相手に損害賠償請求訴訟を起こした矢野絢也元公明党委員長の参考人招致検討のほか、汚職事件の贈賄企業から首相の政治団体への献金問題も取り上げる予定だ。

矢野絢也氏の参考人招致は期待しています。口先の「検討」で終わらないで下さい。

解散が遠のき時間もたっぷりあるハズですから、実行できますよね。

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2008年10月29日 (水)

教育における私的庶民感覚

教育における私的庶民感覚

読売新聞:「見た目」不合格問題で神田高校長を解任…神奈川県教委
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081029-OYT1T00568.htm?from=navr

神奈川県平塚市の県立神田高校が入学試験で、服装や態度の乱れを理由に合格圏内の22人を不合格にしていた問題で、県教委は29日、渕野辰雄校長を事実上解任し、11月1日付で県立総合教育センター専任主幹に異動させる人事を発表した。



県教委にはこの日、「なぜ外見で判断することがいけないのか」などとする意見が多数、寄せられた。一方、文部科学省は「公表基準以外で選考したのは入試の透明性、公正性の観点から不適切」との見解を示し、県教委に再発防止策の報告などを求める。

「神奈川県平塚市の県立神田高校が入学試験で、服装や態度の乱れを理由に合格圏内の22人を不合格にして」いました。この事件について(まとまらないのはいつもの事ですが)思ったことを羅列してみます。

 *        *        *

外見で判断することはイケナイこととは言い切れないので、願書提出時や受験時に外見や態度・言動も選考基準になることを明示して行えば良いのではないか。

人を外見で判断するな、とは言いますが、実際の所、私達は外見以外に人間を判断する方法を持っていません。人間を判断するのは、あくまでも「表に出てきた外見や言動」でしか有り得ません。外見(服装・髪型)も言葉と同じく自己表現なのですから、評価の対象に成り得るのではないでしょうか。

「外見も自己表現なのだから、評価の対象にして良い。外見で判断することはタブーとしてはならない」と思います。そして「どんな外見・言動を好ましいとするか」を議論するべきではないでしょうか。

 *        *        *

しかし、神田高校が、非公表で行ったことはよろしくない(処罰の対象にすべき)と思います。入試は不意打ちであってはなりません。

ですから、神田高校の校長が異動になった事は当然だと思います(同情はします)。

 *        *        *

このような「(所謂)不良」を排除しようとした事件や動きがあると、必ずと言って良いほど「学校vs不良(そして教育を受ける権利)」という図式が出来上がります(マスコミ受けするがのでしょう)。私は、このような図式に、不良でない学生や生徒が無視されているようで憤りを覚えます。

読売新聞:「まじめな生徒取りたかった」校長ら幹部相談で合否
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20081029-OYT8T00039.htm

かつては年間100人以上が中退し、「定員割れとなる不人気校」(県教委)だった同校。渕野校長は、「問題のある生徒が、校内暴力や(他の生徒の)不登校などを引き起こしていた」と説明。04年10月に近隣校との再編統合が発表された直後の入試で募集人員を上回る出願者があり、当時の校長らが、非公表の不適切な基準で合否を決めるようになったという。

06年度に実施された入試では、09年度から統合する「五領ケ台高校」(平塚市)と統一した選考基準をつくった結果、問題のある生徒に対する「特別指導」の件数が、前年に比べ約2倍となる220件と激増し、翌年、「裏基準」を復活させた。

神田高校の学生全員が暴れる不良ではない訳で、(成績は悪いかもしれないけれども悪いなりに)真面目に勉強したい生徒もいる。クラスに一人不良がいると、教師の能力の大部分を奪ってしまう。結果、普通に真面目に勉強したい生徒が不利益を得てしまう。

「問題のある生徒に対する『特別指導』の件数が、前年に比べ約2倍となる220件と激増」と発表したのが(当事者の)神田高校だから100%の信用は出来ないけれど、「特別指導」に先生の手間をとられた結果、一般の生徒への教育が疎かになってるのではないでしょうか。逆に言うと、神田高校の「外見で判断」によって利益を得ていた生徒がいるのではないでしょうか。

  *        *        *

リベラルな方法は、「主張できる人間」にとっては良い方法だと思う。不良が不良であることを(人権として)主張する。不良が不良のままで受け入れろと主張するにはリベラルな方法は適している。

一方で「真面目で弱気な学生」にとって「リベラルな方法」は災厄と成り得るのではないか。

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2008年10月28日 (火)

仕事しろ民主党

仕事しろ民主党

日刊スポーツ:解散当面見送りで民主が対決姿勢強める
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081028-423760.html

麻生太郎首相が衆院解散を当面見送る方針を固めたことを受け、民主党は28日、新テロ対策特別措置法、金融機能強化法両改正案の月内採決を拒否し対決姿勢を強めた。ただ、早期解散へ向けた従来の審議促進戦術を“徹底抗戦”に急転換することは、景気回復への対応を強く望む世論の批判を浴びかねず、限界を指摘する声もある。

民主党って次の解散総選挙で政権を獲得できると思っているんだよね。それとも「今、選挙をすれば勝てるが、来年だと負ける」と思っているのかな?

次の選挙で多数派を獲得できるなら、審議を引き延ばす必要はないように思うのだけれど。何故なら、テロ対策特別措置法が自民党の思い通りに成立したとしても、民主党が政権を握ったらら廃止法案を可決して廃止してしまえば良いことだから。

金融機能強化法両改正案も同じ、(民主党が政権を握るまでの)数ヶ月間(民主党にとって)百点満点の法律ではなくても(民主党が多数派になったら)改正すれば良いだけだ。マイナス点の法案でなければ「民主党が政権を握るまでのガマン」と思って採決に応じれば良いのだ。

  *       *       *

民主党は採決に応じるべきだと思う。特に、テロ対策特別措置法は昨年も散々議論している、参議院のメンバーも代わっていない。そうそう、新しい議論があるとも思えない。とっとと採決して何が問題なのだろうか。

それとも、民主党は「今すぐ選挙しなければ勝てない」と焦っているのだろうか(焦る男は嫌われるよ)。

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勝ち組労組

勝ち組労組

長崎新聞:戦車、隊員が大村市中を行進 市民団体は抗議集会
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081027/03.shtml

市中行進は沿道で市民が見守る中、JR大村駅近くの市道約三百メートルを通行止めにして実施。陸自玖珠駐屯地(大分県)が派遣した戦車やミサイル搭載車両など百十台、小銃を携行した隊員計七百人が行進。上空をヘリが飛行した。

一方、大村地区労などは同市東三城町の駅前公園で抗議集会を開き、労組員ら約百五十人が参加。「(市中行進は)戦時下を思わせる異様なパレード。市民を威圧する以外の何物でもない」などとする集会宣言を採択した後、横断幕を掲げながら、約四キロ離れた同駐屯地までデモ行進した。

反戦という政治的な事にかまけることの出来る労働組合は「勝ち組労組」だ。だって、労働環境に関する事以外にかまける余裕があるんだもの。

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2008年10月27日 (月)

少しは明るい未来

少しは明るい未来

J-CAST:橋下知事VS日教組教師 討論会場の反応は…
http://www.j-cast.com/tv/2008/10/27029259.html

「大阪の教育レベルは低い」と、先の失言大臣にいわれたあとだけに、700人が集まったが、日教組がらみもあって会場は荒れ模様。「日本一を目指す」という知事に「教員の数を増やしてくださいよ」など、ヤジと怒号が飛び交う。知事は、「まず黙って聞きなさい。聞こえないじゃないですか」(会場から拍手)

相手の意見が正しくないと思っても、話を聞くべき時があるよね。このとき会場で野次を飛ばした人々は躾ができていない。もし野次を飛ばしたのが教師の方々だったとしたら、とても残念なことだ。

この橋下知事の「まず黙って聞きなさい〜」と会場で拍手が起きた所をTVで見た。話を聞くべきだと言う当たり前の事に対して支持があることに希望を感じた。

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2008年10月26日 (日)

民主党は中小企業従業員の生活を守らない?

民主党は中小企業従業員の生活を守らない?

北海道新聞:金融強化法案 民主、徹底審議要求へ 成立は来月ずれ込みも
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125351.html

民主党は二十四日、金融機関への予防的な公的資金注入を可能にする金融機能強化法改正案について、麻生太郎首相が衆院解散の意向を明確にしない限り、早期成立を容認しない方針を固めた。対象に農林中央金庫が含まれたことなどに異論が強く、解散がある場合にも法案修正などを求める。これにより、法案成立は来月にずれ込む見通しとなった。

民主党支持の自治労は金融危機の影響を最後まで受けない公務員の団体だから時間がかかっても問題ないでしょうが、私の勤務先のような中小企業にとっては「どんな理由か知らないが、時間をかけないでくれ」としか言いようがありません。

民主党は「自民党が(解散しないのが)悪い」と言うでしょうが、自分達が選挙したいから、「(解散しないなら)中小企業の従業員の生活を踏み潰すぞ」と脅しているよう思ってしまいます。

同党は参院で、農林中金を対象から外すなどの法案修正や、党独自の対案提出も検討している。ただ、党内には「金融不安が高まる時期に審議引き延ばしの印象を持たれるのは良くない」との懸念もあり、与党から修正協議の働きかけがあれば速やかに応じる構えだ。

「審議引き延ばしの印象を持たれるのは良くない」から「修正協議の働きかけがあれば速やかに応じる」って...結局、引きのばすけど、自分の責任にならない形で引きのばしたいってこと?

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2008年10月25日 (土)

自治労&平和団体は北朝鮮とズブズブ?

自治労&平和団体は北朝鮮とズブズブ?

朝鮮新報:東京−平壌友好交流会議訪朝団 「隣国の発展、実感した日々」
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2008/05/0805j1024-00001.htm

東京−平壌友好交流会議訪朝団(8人、団長=座光寺成夫・自治労東京都本部副中央執行委員長)が11日から15日まで平壌を訪れた。4泊5日という短い滞在だったが、平壌と地方の各地で変貌する朝鮮の姿を目の当たりにした一行は、隣国との関係改善と友好親善に向けた決意を新たにしていた。

北朝鮮へ「友好交流」の為に行く団体の団長がどんな政治的立場であるかは明確でしょう。そして、この「東京−平壌友好交流会議訪朝団」の団長は自治労東京都本部副中央執行委員長でいらしゃいます。

やっぱり自治労って、北朝鮮の手先(と言って悪ければ「北朝鮮シンパ」)なのでしょうか。

単純に労働組合が労働環境に関することだけ行い、政治的な行動を起こさないのなら、「大きな組織だから色んな人がいるよな」で済みます。だけど、実際には自治労は民主党に対して影響力を持っている政治的な存在です。

そんな日本の政治に影響力を持っている団体の幹部が北朝鮮シンパであることに危機感を持たざるを得ません。

  *        *        *

東京−平壌友好交流会議は日朝間の友好と交流に向けて活動する地域の諸団体、個人の集まりで、今回の訪朝団は市民団体、東京平和運動センターのメンバーが中心となって構成された

そして反戦・平和団体(の一部)も、北朝鮮シンパであると。

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2008年10月24日 (金)

「小沢=受験生」仮説

「小沢=受験生」仮説

時事通信:「首相になれば欠席しない」=ドタキャン批判に反論、選挙は最優先−民主・小沢氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102400902

23日は体調不良を理由にインド首相との会談を含めすべての日程をキャンセルした。ところが、24日は再び青森市入りし、自民党サイドからは「体調不良でも選挙活動はできるのか」といった批判が相次いだ。

これに対し、小沢氏は「政治家である以上、選挙に関する約束は、たとえはってでも出て来なくてはいけない。選挙日程を最優先課題にするのが野党党首としての役目だ」と力説。「(インド首相との会談には)党の代表として幹事長がちゃんと出席しているから、何もおかしなことはない」と述べた。

昨日は素で小沢さんの体を心配したんですよ(少なくとも記事の前半を書いている間は)。でも、なんだか心配して損しちゃった気分です。

小沢さんは元気に(?)東北で選挙準備しているのですから。

  *        *        *

麻生さんのバー通いを「庶民の感覚からずれている」と批判する方々がいらっしゃいますが、小沢さんの行為は「庶民」に許されるのでしょうか。庶民の定義がどんなものか曖昧ではありますが、私はさほどの高給取りでもないし住宅ローンをあと約二十年ぐらいかかえて四苦八苦している勤労者ですから、「庶民」と言っても良いと思います。

その「庶民」で勤労者の自分からすると、小沢さんの言動は許されないものです。対外的なお客様の訪問を自分の体調管理の失敗で欠席したのですから。

「党の代表として幹事長がちゃんと出席しているから、何もおかしなことはない」なんて言うのではなくて、「失礼して申し訳なかった」と言うべきですよね。

  *        *        *

フツーのサラリーマンなら自分が欠席したことを「何もおかしなことはない」とは言わない。私は、自分の好きな仕事(選挙の準備)の時は元気で、そうじゃない仕事(外国要人との会談)は寝坊(睡眠不足?風邪?)するような人間とは働きたくないし、上司にするのもイヤですね。それが庶民(で勤労者)の私の感覚。

  *        *        *

小沢さんの言葉、「政治家である以上、選挙に関する約束は、たとえはってでも出て来なくてはいけない。」という部分を読み、彼のこれまでの言動を思いだしたとき、ふと「小沢さんは受験生みたいだ」と思った。試験に関係の無いことは徹底してやらない受験生。

小沢さんは、全てのことを「試験に関係のあること」と「試験に関係のないこと」に別け、試験に関係のあることにしか興味を示さない受験生みたいだ。

でも、豊かな人生を過ごす人間は、試験に直接の関係が無くても一生懸命やるタイプだと思う。

部活や文化祭や体育祭は受験には関係がないかもしれない。しかし、本当に優秀で(受験にも成功する)学生は、こういった活動でも中心的な役割を果たすそうだ。部活や文化祭は、一見すると試験とは関係ない活動だけれども、こういった活動の経験が(背後から)学力を支えているのだと思う。

小沢さんは、「選挙に関係のある事」と「選挙に関係のない事」に別けて、「選挙に関係のない事」は徹底的にサボるのだろう。そして、ある程度の成績(選挙結果)を出すが、最後の最後に、「(一見すると)選挙に関係のない事」もきちんとやってきた政治家に負けるのではないだろうか。

小沢さんが「選挙に関係のない事」を軽視してきた結果が、最後の選挙(首班指名選挙)に勝てていない理由であるような気がする。

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2008年10月23日 (木)

小沢さん、大丈夫?

小沢さん、大丈夫?

47NES:小沢氏体調不良で選挙戦に不安  民主党内から声
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102301000577.html

小沢氏は24日に公務へ復帰し全国行脚を再開する予定。輿石東参院議員会長は23日の記者会見で「風邪をひいているが心配はない」と強調。ただ政権交代後に首相の激務に耐えられるのかとの質問は「国民は冷静に判断してくれる」と受け流すしかなかった。

「心配はない」ってことはないでしょ。

普通心配するでしょ。

政治とか関係無く考えてみると、例えば、同僚が9月あたりから調子が悪そうで、話しかけてみると微熱が続いていて喉の痛みもとれないそうだ。だけど、仕事で出張続き。10月に入ったらとうとう入院してしまった、1週間程。点滴してたそうだ。退院してきたけど、イマイチ本調子ではなさそう。だけど出張が減るわけじゃない。

で、今日、社外からのお客様がいらっしゃる直前に電話があって「ゴメン、起きられない」。

普通、心配するでしょ。同僚や部下がこんな状態になったら心配するものだと思うぞ。

  *        *        *

でも、この記事を書いている途中に別な記事を見た。手が思わずプルプルした。

毎日新聞:小沢代表:インド首相との会談「ドタキャン」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081024k0000m010134000c.html

小沢氏は22日に福岡県入りし、夜の便で帰京した。23日は、日銀副総裁など国会同意人事への対応を正式決定する役員会も欠席。「風邪が治りきっていないのでは」と語る幹部がいる一方、24日の青森県入りは予定通りと聞き、「寝不足も体調不良のうちということか」とのぼやきも。

社外からのお客様がいらっしゃる日に、寝不足で欠席?

部下がそんなことをしたら、どやしつけちゃうけど。ホントに寝不足なのか?

もし、身体的に悪い所がないのに出社できないんだったら、それが続くなら(あるいは、繰り返し起きるなら)心療内科などで診察を受けた方が良いな。

  *        *        *

余談ですけど、自分は「最初はプレッシャをかける」ようにしています。精神的な問題をかかえている人間にはプレッシャは禁物かもしれませんが、多くの健康な人間には「適度なプレッシャ」を自分の力に変換できると思いますから。

当人の性格が判ってきたら別だけど。

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2008年10月22日 (水)

マスコミも「人の子」だから

マスコミも「人の子」だから

産経新聞:国民感覚とズレ?首相連夜の会合 記者の質問に「怒」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081022/plc0810222151011-n1.htm

会合とはいえ、世論に首相の感覚のズレを問う声も出始めているのは事実だ。これに対し首相は22日、記者団の執拗(しつよう)な“追及”に激怒し、「ホテルのバーは安い」「営業妨害だ」などとぶち切れた。首相の言い分は国民の胸にどう響くのか。

「激怒し、『ホテルのバー安い』『営業妨害だ』などとぶち切れた」ってかなり印象悪いんですけど。

でも、次の記事を読むと印象が変わります。

産経新聞:「夜会合」をめぐる首相発言(要旨)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081022/plc0810222155012-n1.htm

−−1晩で何万円もするような高級店に行っている。庶民の感覚とはかけ離れている

「ホテルが一番多い。あなたは高級料亭に毎晩みたいな話で作り替えてますけど、それは違うだろうが」

−−高級…

「そういう言い方を、引っかけるような言い方やめろって。もうちょっと事実だけ言え、事実だけ。(ダイニングバーの)『馬尻』がいつから高級料亭になったんだ。言ってみろ。そういう卑劣な言い方はだめ」

−−一般国民からすると、高い金を払って食事をする場所という意味だ

「きちんとそういう定義言ってね」

−−批判があることについてどう考えるか

「正直言って、たくさんの人と会うときにホテルのバーは安全で安いとこだ。たとえば安いとこ行ったとしますよ。(店の)周りに(取材する)30人の新聞記者がいるのよ。警察官もいるのよ。営業妨害って言われたらなんと答える? 聞いてんだよ。答えろ」

−−伺いたいのは…

「いや、おれの質問に答えてくれ」

−−営業妨害しないように取材している

「(営業妨害)してるって。現実にはしてるって言われているから、おれ。『うちは来ねーでくれ』って。ホテルが一番言われないんですよ

−−なるほど

「わかります? ホテルが一番文句言われない。だから(ホテルに行くのが)これまでのスタイルでしたし、これからも変えるつもりは今のところありません」

−−政治献金や政党助成金は高級な食事をするだけのためではない

「自分でお金出します。政党助成金、もしくはその種の金、幸いにして自分のお金もありますから、自分で払ってます」

−−首相が利用しているホテルは数時間利用するにも1泊分の料金を払わなくてはいけない。約9万〜25万円だが、安くない

ホテルの部屋という話だが、ホテルのバーもあるんです。ホテルのバーって、そんなに高いとこじゃないっていうのは、ご存じじゃないんじゃないでしょうか」

どうですか?

印象変わりましたか?

私にとっては「営業妨害」という部分が新鮮でした。たまーにVIPが来る(何年か前の東京サミットで下町の焼き鳥屋で飲んだ大統領がいましたっけ)なら、宣伝効果の方が当日の迷惑よりも上まわるだろうけど、しょっちゅう来たら迷惑だろう。洞爺湖でサミットがあった時にも、VIPが通過する時間に合わせて交通規制とかがあって迷惑であった。それが自分の周囲で何度も起きれば文句のひとつも言いたくなるだろう。マスコミを通じて世間に訴えようにも、トラブルを起こしている当人がマスコミ関係者だったら、彼等は報道してくれるだろうか?自粛してくれるだろうか。

なら当人(この場合は麻生さん)に、「あんまり来ないで」とクレームするのもありそうなことだ。

  *        *        *

それと(口調が判らないからなんともですが)麻生さんが「激怒」したってほどでもなく、言い返えされて記者がオタオタしてるようにしか読めませんでした。

  *        *        *

ところで、最近、Webでのニュース配信が増えました。これは「紙面の都合(≒文字数の制限)」を大幅に解除するものです。その結果、こういった生データに近いものが我々の目に触れるようになってきました。

加工前のデータと加工後のデータ、両方を見ることが出来る場合があります。これは歓迎すべき事です。

  *        *        *

マスコミも「人の子」です。自分に都合の悪いことはスルーしたいし、公正公平を心がけていても自分自身の主義主張(あるいは思想信条・価値観・習慣・仲間意識)から自由ではありません。ついつい記者仲間の肩をもった記事を書いても不思議ではありません。

マスコミも「人の子」で「しがらみ」もあるし「何か伝えたいことがあって記事を書く」、これを意識しておくことがメディアリテラシーの第一歩であると思います。

  *        *        *

あ、余計なことだけど、麻生さんに「庶民の感覚とはかけ離れている」と言った記者が所属する会社の経営者は、どんな所に飲みに行くんだろうか?

いわゆる安価な居酒屋だろうか。それとも、立ち飲みかな?

もしかして、「高級なんとか」には行ってないだろうね。

もし「高級なんとか」に行っているなら、記者の人は「庶民感覚からかけはなれた場所で飲み喰いしながら、庶民感覚に基づいた報道(やその為の経営)ができるのか」と詰問しなくちゃね。

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2008年10月21日 (火)

スルーですか、朝日新聞さん

スルーですか、朝日新聞さん

朝日新聞:橋下知事「発言は資格剥奪になる内容か」 本紙社説巡り
http://www.asahi.com/national/update/1020/OSK200810200117.html

大阪府の橋下徹知事は20日、「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」と題する3日付の本紙社説について、「社説を全部批判しているわけじゃないが、『返上しては』は、からかい半分じゃないか。今回の(山口県光市の母子殺害事件をめぐる)発言は資格剥奪(はくだつ)になるような内容なのか」と持論を述べた。

また、橋下知事は「『返上しては』と本気で言っているんだったら、その論拠を聞きたい」と述べるとともに、「朝日みたいな新聞社は、なくなった方が世の中のためになるんじゃないか」と語った。東京都内で報道陣の質問に答えた。

橋下知事の朝日新聞への批判のキモは、「資格返上を言うなら、朝日新聞も事実誤認や名誉棄損的な記事があれば廃業すべきだ」と言うところだと思うんだよね。朝日新聞だって(人間の集まりだから)間違える、その時、廃業とかしましたか?ってこと。

  *        *        *

昨日から朝日新聞のサイト内検索で「橋下」をキーワードにして検索しているけれども、この批判(自分は間違えても廃業しない、でも、他人が間違えると廃業しろと言うのは人間としてどうよってこと)について述べた記事を見ない。

朝日新聞としては、この批判はスルーですか?

私としては最も答えてもらいたい批判なんですが。

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じゃあ党首討論しな、TVで何回も

じゃあ党首討論しな、TVで何回も

産経新聞:小沢氏、ネットで若者に政権交代アピール
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081019/stt0810192254004-n1.htm

民主党の小沢一郎代表は19日、インターネットのテレビ番組に出演し、「政治の細かいことを知る必要はない。自分たちの1票で政権を代えることができる。それだけを分かってもらえたらいい」と述べ、若者向けに政権交代の必要性をアピールした。

小沢さんの言っていることは半分正しい。

「政治の細かいことを知る必要はない」。

「必要はない」と言うより「(知ることは)不可能だ。だけど決断しろ」と言うべきだが。

私だって(このBLOGを読んでいる読者の多くも同じだと想像するが)、政治の細かい議論を十二分にすることは出来ないだろう。そもそも政治は社会の全てに関わるものだから、社会全体を細かく知っている人なんていやしないのだ。

知っていないけど決断して投票しなければならない。私たちには選択する自由はある、しかし決断しないという選択は許されていないのだから(棄権も白紙投票も決断である点では同じだ)、知らないまま決断しなくちゃならない。

(全部は)知らないけど決断しなくちゃならない。それが政治であり投票だ。

だから「信頼に足りる人間は、小沢か麻生か」を知る(感じる?)ために、党首討論を行って欲しい。細かい知識で(即ち政策を細かく知った上で)を判断するのでなければ「人間」を判断したい。小沢さんと麻生さんどちらが日本を托すに相応しい人間なのか。

党首討論では(アメリカの大統領選挙での候補者同士の対決を見れば判るだろうが)、政策も人間性も顕になる。

だから、小沢さん、私のような「政治の細かいこと」を判らない人間が判断する為に、麻生さんと党首討論を行って欲しい。

何度も、何度も。

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2008年10月20日 (月)

朝日新聞社説の軽さ

朝日新聞社説の軽さ

朝日新聞:「朝日は人の悪口ばかり」橋下知事、本紙社説を批判
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200810190105.html

橋下知事はこの発言について、公務で訪れた大阪府島本町で報道陣の取材に答え、3日付の本紙社説「橋下TV発言 弁護士資格を返上しては」への反論であると説明。「僕は権力者だから批判してもらって構わない。しかし、一線を越えた批判や、からかい半分の批判には徹底して対抗しないといけない。僕にも家族はあるし事務職員を抱えている。弁護士資格を返上したら従業員はどうなるのか」などと語った。

「従業員はどうなるのか」...いや、世の中そんなもんだから。

中小零細企業だとボスがヘマをやらかしたら、倒産廃業してもおかしくない。だから橋下さんの弁護士事務所で橋下さんがヘマをして、弁護士事務所がなくなっても「世の中そんなもん」としか思わないんだよね(もちろん失業する職員には同情するけど)。

だから、この発言は説得力がない。

だけど、読売新聞に載ったこちらの批判は説得力がある。

読売新聞:自衛隊式典の祝辞で橋下知事が朝日批判
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/ho81020a.htm?from=tokusyu

橋下知事は式典後、報道陣に対し、朝日新聞の3日朝刊の社説に言及。社説は母子殺害事件の被告弁護団の懲戒請求を呼びかけた知事が、弁護士に損害賠償を求められた訴訟の1審で敗訴したことを受け、「弁護士資格を返上しては」「知事の資質にも疑問が投げかけられる」とした。

橋下知事は「資格返上を言うなら、朝日新聞も事実誤認や名誉棄損的な記事があれば廃業すべきだ」と語った。

「失敗したなら廃業しなさい」と言うことならば、「従軍慰安婦問題・安倍さん・NHK番組改変」の誤報事件で朝日新聞がしでかした失敗は、十二分に廃業に値するのではないでしょうか。この誤報事件は橋下知事の懲戒請求の呼びかけよりもよっぽど大きな事件だと思いますし。

朝日新聞は、他人を批判する言葉に自分は従わない、でなければ、社説で名指しで批判することを軽く思っているんでしょうね。

「朝日の社説なんてこんなものだ」と気付かせてもらった橋下知事に感謝です。

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2008年10月19日 (日)

社会から嫌われる程度

社会から嫌われる程度

毎日新聞:演劇「族譜」:「創氏改名」政策巡り国と友情の間で悩む 21日藤沢で上演 /神奈川
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081018ddlk14040201000c.html

舞台は1940年の朝鮮。日本政府に「創氏改名」の任を負わされた谷六郎は、改名を拒む韓国人地主の説得を命じられる。この地主は日本軍に米2000石を献納するほどの親日家だが、700年受け継がれてきた「族譜」(一族の当主が家系図や時代を書き次いだもの)を見せ「姓は変えられぬ」と告げる。国と友情の間で悩む六郎--というストーリー。

朝鮮半島における創氏改名が強制的なものであったのかどうか、あるいは、朝鮮人に対する差別があったのかどうか、このエントリでは扱わない。しかし、洪思翊中将(Wikipedia)という実例をみると、改名しないことも許容されていたと思う。

なにしろ彼は軍隊という組織の中で「中将」という地位にまで得たのだから。

  *        *        *

公的立場から追放された人を思い出してみよう。最近の例ではマルチ商法の業界団体と関係したとして、ある野党の国会議員が職を失った(次回の選挙への出馬が出来なくなったのですから、事実上の失職といってよいでしょう)。

洪思翊中将は「朝鮮名のままで」出世した。と言うことは、日本帝国陸軍は理由はどうあれ排除しなかったことを意味します。

マルチ商法にかかわった議員は排除された。

朝鮮名の軍人は排除されなかった。

時代も組織も違うものを比較するのは乱暴かもしれませんが、「今の日本社会が、マルチ商法を嫌う程度」より「当時の日本社会が、朝鮮名を嫌う程度」は低かったのではないでしょうか。

  *        *        *

そう考えると、六郎さんが「国と友情の間で悩む」必要はあんまり無かったのではないか、と感じてしまいます。

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2008年10月18日 (土)

自衛隊を出すなら、きちんと出したい

自衛隊を出すなら、きちんと出したい

中国新聞:海賊対策に海自活用検討 首相、民主提案に前向き
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810170303.html

民主党の長島昭久氏が「自衛隊艦艇によるエスコートは(海賊対策に)かなり効果がある。武力行使目的の派遣でない」と提案。首相は「こういう提案はすごくいいことだ。検討させてもらう」と述べた。

民主党の浅尾慶一郎「次の内閣」防衛相も同委員会で「海賊の取り締まりは(給油活動よりも)より国際社会にアピールできる」と指摘、他国船の護衛を含む新法整備を検討すべきだとの考えを示した。

海賊の出没する地域に海上自衛隊を出して警戒や取締りを行うことに賛成します。

しかし、出すならきちんとした形で出さなければりません。

例えば、武器の使用を制限しすぎて海賊が来ても追い払えず、タンカーや貨物船を置いて護衛艦が退避しなといけないような状況を作ってはならない、と言うことです。他国との共同作戦も行えなければならないでしょう。

朝日新聞:海賊対策に自衛隊 首相、ソマリア沖派遣に新法検討
http://www.asahi.com/politics/update/1017/TKY200810170373.html

問題は、自衛隊が海賊に対して実力を行使した場合、憲法が禁じる「武力行使」に抵触しかねないことだ。海自艦船が海賊から攻撃を受けた場合の対応について、首相は「軍艦に向かって襲ってくる海賊船はあまり聞いたことがない」と述べるにとどまり、突っ込んだ議論を避けた。また、反政府勢力の海賊船が外国船を攻撃している現場に海自艦船が駆けつけて応戦することができなければ、海自が他国海軍と海域を分担して警備する形での協力が難しくなる可能性もある。

海賊は「国家」ではない、ですから、憲法九条には違反しないと言う理屈は作れるのではないでしょうか。憲法九条には「武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とあります。逆に読めば「国際紛争でなければ武力行使しても良い」となります。

「海賊は『国家』ではない、故に、海賊とのいざこざは国際紛争ではない」という理屈は成り立つでしょう。

  *        *        *

私は、ソマリア沖の海賊退治に海上自衛隊を派遣することに賛成です。しかし、出すなら武器の使用基準や他国の海軍との協調行動の可否などの点で、へんな縛りをかけて出すことには反対です。

だすなら、きちんと出だすべきだ。

インド洋での給油活動よりも遥かに交戦の確率が高い現場(命の危険がある現場)にだすのですから。

  *        *        *

でも、ソマリア沖で海賊退治を行うのがOKで、インド洋で給油をするのがNGなんて、どんな理屈ですか、民主党さん。

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2008年10月17日 (金)

フランスで国旗国歌を侮辱したら

フランスで国旗国歌を侮辱したら

サンケイスポーツ:仏・スポーツ相、国歌斉唱侮辱なら試合中止
http://www.sanspo.com/shakai/news/081017/sha0810170504004-n1.htm

フランスのバシュロナルカン保健・青少年・スポーツ相は15日、サッカーなどの国際スポーツ試合で仏国歌「ラ・マルセイエーズ」の斉唱が口笛やブーイングなどよって侮辱された場合「即刻、試合を中止する」と発表した。

パリ郊外の競技場スタド・ド・フランスで14日夜に行われたサッカーのフランス対チュニジアの親善試合(3−1で仏勝利)で、試合前の両国の国歌斉唱の際、仏国歌の斉唱に対し、一部のチュニジアのサポーターから強烈なブーイングが起こり口笛などが吹かれた。

この行為に対し、フィヨン首相は試合直後から「試合を中止するべきだった」と批判。担当のパリ郊外のボビニー検察庁は15日、アリヨマリ内相の指令を受け「国歌侮辱」で捜査を開始した。フランスの刑法では国旗や国歌を集団で侮辱した場合、6カ月の禁固刑および7500ユーロ(約100万円)の罰金刑に処せられる。

フランスが民主国家であることを疑う人はいないでしょう。フランスが言論の自由のある国であることを疑う人はいないでしょう。

でも「フランスの刑法では国旗や国歌を集団で侮辱した場合、6カ月の禁固刑および7500ユーロ(約100万円)の罰金刑」があるのです。

民主主義や言論の自由と「国旗国歌への侮辱を許さないこと」は矛盾しない(とフランス人は思っている)のです。

  *        *        *

卒業式での反国旗国歌運動をされている方々はフランスであれば逮捕されるのでしょう。

日本にも同じような法律が欲しいものです。

  *        *        *

民主国家では国民の意志で国家のゆくすえが決まります。そうであるが故に国家の統一を保ちたいならば、国民が「国旗や国歌といった国民を統合する象徴」への敬意を払うことは必要な条件なのです。

独裁国家であれば、独裁者の強制力があれば国家の統一は保てます。対して、民主国家では国家統一の永続への願いが国民になければ、国家は分裂・衰亡してしまいます。

思想信条や宗教がどんなものであれ、「実用品としての民主国家」を維持したいならば(国家分裂による混乱や悲惨を望まないならば)、民主国家の国民は、国旗や国歌を大切にするべきだと思うのです。


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過疎地の道路をどうする?

過疎地の道路をどうする?

朝日新聞:土下座で「誠橋は必要」 古賀氏地元、民主・岡田氏に
http://www.asahi.com/national/update/1016/SEB200810160005.html

この日も岡田氏が「こんな立派な橋は、明らかに無駄だ」と言い切ると、牛嶋氏は「地域の振興のためにどうしても必要な橋だ」と言い返した。それだけでなく、いきなり土下座。橋と久留米市をつなぐ道路が曲がりくねって狭いことを踏まえ「古賀誠と一緒になって(新たな)道路を造って下さい」と訴えた。

朧大橋は、アーチ型で、長さ293メートル、高さ70メートル。総工費約43億円。旧上陽町が八女市と合併する4年前の02年春に完成した。県によると、1日の通行量は当初2千台を見込んでいたが、現在は平日で1日200台程度だ。

民主党はこの橋について「役立っていると言えるのか」(菅氏)などと批判してきた。これに対し、古賀氏の支援者は反発。橋のたもとの集落に住むお茶農家の男性(57)は「農家が久留米の市場に行くのに便利になった。『限界集落』にならずに生き残るため、橋や道路整備は必要」と強調する。

末端の集落に対する道路整備を減らすと、末端の集落は次々と消滅するだろう。かと言って、道路を作りつづける金があるとは思えない。

民主党には(そして自民党にも)道路への資金を、他の用途に使うべきだと言う意見がある。自分も道路整備のスピードは落として良いと考えている。

だが、それは、末端の集落を切り捨てるという結果をもたらすことを忘れてはならないと思う。

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2008年10月16日 (木)

腐った毒入りリンゴ

腐った毒入りリンゴ

J-CAST:「擁護」発言次々飛び出す 民主党と「マルチ商法」の親密関係
http://www.j-cast.com/2008/10/16028731.html

民主党の前田雄吉衆院議員(48)が、マルチ商法業界から講演料や献金を受け取っていた問題で、民主党離党を正式表明した。前田議員が事務局長を務めていた「マルチ商法支援」の議員連盟には、民主党の石井一副代表や山岡賢次国会対策委員長らも参加したことがある。複数の議員がマルチ商法業界の政治団体から資金提供を受けていたことが明らかになり、民主党とマルチ商法業界との「親密な関係」が取りざたされている。

10日程前の記事で、民主党を毒リンゴに例えましたが、これでは「腐った毒リンゴ」ですね。

自民党が腐ったリンゴなら、民主党は腐った毒リンゴです。

  *        *        *

ですが、実は私はこの程度の腐敗は、民主党が持っている危険性にくらべ大したことはないと思っています。

外交(日本はどの国と友邦であろうとするのか)・安全保障(日本を守る実力のあり方)や外国人参政権(日本人の再定義)に比べれば、悪徳業者から多少賄賂をもらったとしても可愛いものです。

この程度の賄賂では国は亡びませんからね。

あ、でも賄賂を許容した訳ではありませんよ。外交・安全保障・外国人参政権などを誤れば国を滅ぼすかもしれない。その危険性に比べれば小さいとおもうだけで、賄賂を許した訳ではありませんから。

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2008年10月15日 (水)

民族意識

民族意識

読売新聞:アイヌ民族の生の声…有識者懇が初の聞き取り
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20081014-OYT8T00701.htm

懇談は冒頭を除き、非公開で行われた。町職員によると、会員からは「もっと早くアイヌ民族を先住民族と認めてほしかった」「学校でアイヌ民族について学ぶ機会がない。民族意識を自覚できるような教育が必要だ」といった発言が相次いだという。

私は日本が多民族国家であってもかまわないと思っている。但し、全ての民族が「天皇陛下の民」であることが条件だが。

多民族国家であることは大変危険なことだ。ユーゴスラビアで起きたことを思い起こすとき「民族が異なること」の持つ危険性がどれだけ大きいか判るだろう。そして、ユーゴスラビアで起きた国家分裂と民族浄化はそんなに昔の話では無いことも思い起こして欲しい。

民族が異なることを主張すること(意識すること)は、本質的に、危険なことなのだ。

これを和らげることが出来るのが「天皇陛下の民」であることの効果なのだ。

ある民族が誰かのものであることなんて、本来的に有り得ないことではある。だけれども「天皇陛下の民」であれば、私は異民族であっても仲間であると認める事が出来る。全ての国民が「天皇陛下の民」であれば「天皇陛下の民であるという平等」が実現できる。

天皇陛下の民。

これはフィクションかもしれない。

民族がフィクションであるように。

しかし、「天皇陛下の民」あるというフィクション無しには、日本が平和な多民族国家であることは出来ないのではないだろうか。

国家には「統べるもの」が必要だ。理念だったり宗教だったりするが、「国家を統一するなにか」がなければ、国家は永続できない。

日本の場合、国を統べるものは天皇陛下をおいて外にない。

  *        *        *

私は、国旗や国歌を大切にしたいと思っている。

なぜなら、日本は多民族国家でないとしても価値観が多様化しつつあるのではないかと思っているからだ。そして、価値観の多様化は国家を分裂しようとする。

分裂に対抗するもの、それが、国民の統合の象徴であられる天皇陛下や国旗や国歌ではないだろうか。

異民族同士が争うとき、その結果は悲惨だ。私は、その悲惨さが日本に訪れないことを願う。

  *        *        *

今ほど、日本が天皇陛下を大切にするべき時はない。
今ほど、日本が国旗国歌を大切にするべき時はない。

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2008/10/16 06:26 修正

 修正前:国を統べるものは天皇陛下を以外には存在しない。
 修正後:国を統べるものは天皇陛下をおいて外にない。

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2008年10月14日 (火)

とかくこの世はままならぬ

とかくこの世はままならぬ

朝鮮新報:「民族教育は基本的人権」
http://www.korea-np.co.jp/sinboj/Default.htm

世界中どこにいても自国の言葉による民族教育を受ける権利は、すべての人間に保障された基本的人権のひとつであり、子どもの権利条約など各種の世界人権条約も、学習権の保障はすべての者に認められた権利であるとしている。

生きる権利はあっても食べ物が無い。働く権利があっても職がない。言論の自由があっても読んでもらえる文章が書けない。

とかく、この世はままならぬ。

  *        *       *

権利とは行使する力(≒無理矢理にでも実行する力)があってこそのものなんだよね。建前として認められているから行使できるんじゃなくて、行使できる力に正統性を与えるものを「権利」と言うような気がする。

だから力が必要なのだ。

闘え、日本人(もちろん自分も含めて)

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民主党の悪いとこ、自民党の悪いとこにそっくり

民主党の悪いとこ、自民党の悪いとこにそっくり

47NEWS:前田議員の献金「違法性なし」  民主・鳩山氏
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101301000153.html

民主党の鳩山由紀夫幹事長は13日の仙台市の記者会見で、同党の前田雄吉衆院議員が、献金を受けていたマルチ商法業者の業界を擁護する国会質問をしていたとする一部報道に関連し「(献金に)違法性はない」との認識を示した。

同時に平野博文幹事長代理が前田氏から事情聴取していることを明らかにした上で「国会質問の中身などもよく精査し、きちんと対処したい。ダメージを最小限に食い止めるべく努力をしている」と述べた。

いや、なんと言うか「不祥事も不祥事が起きたときの対応も自民党にそっくり」ですねぇ。

だけどダメージコントロールは自民党の方が場数を踏んでいるだけ優秀だという感じがします。「ダメージを最小限に食い止めるべく努力をしている」なんて報道されない方が良いと思うんです。この言葉は民主党内部でのみ話されるべき言葉で、外部に対しては「違法行為があれば厳正に対処する。民主党自身へのダメージを恐れて追求や処分が甘くなることはない」と発信しなくちゃね。でなきゃ、民主党へのダメージがなければ不法行為があっても気にしないのかと思われちゃうから。

  *        *        *

民主党の人も人間だから利権や金が欲しいのでしょうね。民主党からこういった不祥事があまり出ないのは(マスコミが甘いのでなければ)野党で利権や業者からの誘惑が少ないからだと思います。

与党になったら自民党と同じくらい腐敗するのではないでしょうか(だから、政策で自民か民主か判断すべき)。

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2008年10月13日 (月)

民主党議員も人間だから

民主党議員も人間だから

朝日新聞:民主・前田衆院議員、マルチ業界から1100万円受領
http://www.asahi.com/national/update/1013/NGY200810120006.html

民主党の前田雄吉衆院議員(48)=比例東海=が代表を務める二つの政治団体が04〜07年、多数のマルチ商法業者らから少なくとも1156万円の講演料と献金を受け取っていたことがわかった。業界が資金提供した4年間、前田議員は毎年、業界を擁護する国会質問を重ねており、業界との密着ぶりが浮かび上がった。

自民党より民主党の方が清廉潔白である理由があるとは思わないので、民主党議員の中に業界団体と癒着している人がいるとしても驚きはしません。

驚いたのは、この記事が朝日新聞であることです。

最近の朝日新聞は中国に批判的な記事を載せたり民主党に批判的な社説を載せたりします。朝日新聞はサヨク的という評価を変えるところまでは思っていませんけれど、この記事は「民主党議員も人間だよね」と思いださせてくれたことはGJです。

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2008年10月12日 (日)

テロ指定国家解除とアメリカの限界

テロ指定国家解除とアメリカの限界

読売新聞:米、北朝鮮のテロ支援国指定解除を発表
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081012-OYT1T00046.htm?from=main1

米国務省は11日午前(日本時間12日未明)、北朝鮮と核検証手続きで合意したとして、北朝鮮に対するテロ支援国指定を解除したと発表した。

制裁解除で得るアメリカの利益が判らない。トータルで考えると、アメリカの力の限界を露呈することで、イランの核開発を勇気付け、日本などの同盟国の信頼を毀損することになるのですから。

ただ、解除は「象徴」に過ぎないという見方もあるようです。

中国新聞:北朝鮮のテロ指定解除 米、核計画検証合意受け
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810120102.html

指定解除で一部経済制裁は撤廃されるが、核実験などを根拠とした同種の制裁は依然として科されており、解除は米朝関係改善の「象徴」としての意味合いにとどまる。

たとえ象徴にすぎないとしても、テロ指定解除の持つメッセージは大きいでしょう。

日本国民は「アメリカの力の限界」を意識しなければなりません。たとえ、その力が日本を上回るものであったとしても「アメリカの力はこの程度だ」とアメリカ自身が示したことの意味は軽くありません。

アメリカはこのまままズルズルと北朝鮮の核武装を(暗黙に)認めてしまう可能性があります。また、中国がアメリカに対抗できる勢力になった時(それ以前に自壊する可能性も高いですが)、アメリカは同盟国をその勢力下に維持できるのか。

  *        *        *

日本には独自に武力行使する力が無い。経済力や自衛隊の能力としてあっても、政治的に行使できない。この状況を打破しない限り、拉致事件も北朝鮮の脅威も解決できないのではないでしょうか。

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2008年10月11日 (土)

何やるかわかんないけど任せてね

何やるかわかんないけど任せてね

民主、安保課題先送り
朝日新聞 2008年10月11日 13版 4面

自衛隊海外派遣の原則については、小沢代表は「明確な国連決議」が必要としているが、マニフェストでは明示していない。



政権公約にあいまいな点が多いことについて、直嶋正行政調会長は「外交は政権取って直面しないとわからないことがたくさんある」と説明。テロ根絶法案には安全保障に関する「基本法整備」を速やかに行うと記しており、政権獲得後に詰めることになる。

要するに、民主党は「外交と安全保障は白紙委任してね」って言ってる訳か。

現実世界に直面した結果、インド洋から撤退するなど9条堅持路線をとるかもしれない。現実世界に直面した結果、インド洋での給油活動に止まらず、アフガニスタンに陸上自衛隊を送って戦闘行為を行わせるような事をするかもしれない。

でも、大丈夫、民主党はできるから任せてねって言ってる訳ね。

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2008年10月10日 (金)

党首討論をしてくれ

党首討論をしてくれ

東京新聞:  鳩山氏「選挙が最大の党首討論」 自民要求に反論
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008101001000616.html

民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日の記者会見で、自民党の細田博之幹事長が小沢一郎代表に党首討論に応じるよう呼び掛けたことに反論し、衆院早期解散の確約がなければ党首討論に応じない考えをあらためて示した。

鳩山氏は「衆院選こそが最大の党首討論だ。今の政権で良いのか、新しい政権を樹立すべきか、という国民の問いに一番答える道は選挙だ」と述べた。

民主党さん、党首討論をしてください。

確かに総選挙が決着をつける勝負です。私は、その勝負にひとりの国民として参加します。党首討論は重要な判断材料です。是非ともやって頂けませんか。お願いします。

    *        *        *

ところで、選挙が無ければ党首討論もない、と言うのは「選挙用の党首討論ならばするが、日々の政府の運営についてや色んな政策についての党首討論なんてしない」と言うことですか?

「選挙の時だけ良い顔をする政党や政治家」なら選挙に関係しない党首討論なんてやってられないでしょうけど、そんな政党じゃないですよね、民主党も小沢さんも。

    *        *        *

党首討論を堂々と受けて、勝つ。これが選挙に勝ち政権獲得への道ではないでしょうか。選挙をするなら応じる、と色んなものを選挙に結びつけると却って選挙に不利になりますよ。

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2008年10月 9日 (木)

度胸のある人が29%います

度胸のある人が29%います

読売新聞:「民主党に一度、政権任せてもよい」58%…読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081009-OYT1T00552.htm

民主党に政権を任せてもよいとの答えは、男女、年代別のすべてで多数を占めた。民主支持層では95%に達した。無党派層では61%、自民支持層でも38%が「任せてもよい」と答えた。

しかし、民主党の政権担当能力については、無党派層でも「ある」46%、「ない」44%と評価は分かれた。「民主党に政権を任せてもよい」と答えた人を見ると、同党に政権担当能力があると答えた人は66%で、29%は「ない」だった。

読売新聞社の世論調査の記事からの引用です。

国家の運営は一歩間違うと巨大な損失をもたらす。場合によっては国民の財産だけでなく生命や尊厳といったものまで無くしてしまうのです。

民主党に「政権担当能力が無い」と思っているのに「政権を任せても良い」と思っている人に言いたいことがあります。

初めて自動車を運転する能力のない人間に、自動車の運転を任せますか? もし事故でも起こして誰かを怪我させたり死なせてしまったどうしますか?

あなた自身がその車に乗るのですから、事故の時には当然あなたも巻き込まれますよ。無関係ではいられませんよ、どうしますか?

運転した人間に第一の責任があるのは当然として、「あいつには運転する能力が無い」と思っていながら任せた人間にも、責任はありませんか(少なくとも道義的責任はあるでしょう)。

民主党に政権担当能力が無いと思っているなら、民主党に政権を任せてはなりません。国家の運営は自動車の運転よりも、失敗したときの被害がとてつもなく大きいのですから。

   *        *        *

自民党は腐っているかもしれませんが、私は「無能な人間」よりも「腐敗しているけど有能な人間」を使うことを、あるいは、「能力に不安を感じる人間」よりは「性格が悪いことは判っているけど実績のある人間」を選びます。

   *        *        *

野党の最大の弱味である「実績が無いこと」を解消するチャンスだったんだよね、去年の大連立騒ぎ。民主党が部分的にでも政権運営に関わり実績を作れていたら、こんなに能力に不安を持たれることもなかった。

民主党の長妻議員と舛添大臣がタッグを組んで、社会保険庁の闇に切り込むことが出来ていれば、国民の為にも民主党の利益にもなったのだろうけど。

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2008年10月 8日 (水)

レッテル張りと理想論と鎖国

レッテル張りと理想論と鎖国

朝日新聞:後絶たぬ「外国人お断り」
2008年10月5日 3面 13版

北海道小樽市の温泉施設が「外国人の入場お断り」の張り紙を掲げたのが98年。裁判で「差別に当たる」と認定され、施設側に賠償を命じる判決が出た。だが日本で暮らす外国人は今も様々な差別を感じている。「ジャパニーズ・オンリー」の看板は後を絶たず、外国人に日本人の数倍の入場料を支払わせていた入浴施設もある。

マナーが必要ならルールを明確にして、守らない人を断れば良い。肌の色や国籍は関係ありません。日本が海外の人材を必要とする今、外国人の権利をきちんと守ることこそが重要な歓迎メッセージになるはずです」。入浴拒否訴訟の原告で、米国出身の有道出人(ありどうでびと)・北海道情報大学准教授はそう指摘する。

これだけの記事で「有道さんは『現実を無視しするサヨク』に違いない」と言ったら、レッテル張り(彼個人を見ていない)として彼が批判している差別する側と同じで非難されるだろう。「レッテル張り」は良くないことだ。でも、世の中、外国人だから〜、××人だから〜、男性だから〜、女性だから〜、学歴が○○だから〜、と言った「レッテル張り」は無くならない。

何故だろうか。

それは「レッテル張り」をすることで、いろんなコスト(思考のコスト・経済的なコスト)を節約できるからだ。

  *        *        *

「レッテル張り」で思考のコストばかりでなく、経済的なコストも節約できると言ったら意外に思う人もいらっしゃると思うので、例をあげる。例えば「学歴」、企業で採用時に応募者の学歴は当然考慮の対象にするが、これは「効率」を上げるためだ。学歴の無い人の中にも優秀な人間(必要な知識を独学て獲得した人間)はいる。しかし、有名大学の出身者の方が必要な知識を持った人間の割合が高いだろう。

だから有名大学の学生の中から欲しい人間を探す方が効率が良い(採用にかかる手間が少ない=経済的)。つまり、個々の人間を見る前に、学歴と言うレッテルで判断してしまった方がコストが安くすむ。

レッテル張りをすることで「張った側のコスト」は安くすむ。だからレッテル張りは無くならない。良くないことだと判っていても無くならない。

  *        *        *

「マナーが必要ならルールを明確にして、守らない人を断れば良い。肌の色や国籍は関係ありません」

これは正論だ。

しかし、空想的な破壊的な理想論でもある。

マナーについての「ルールを明確にする」これは難しい。しかも外人(≒文化的背景が異なる人間)に判るような文章で。

業務手順書やマニュアルを書いたりしたことの経験があれば、明文化されていないことをルール化・マニュアル化することの難しさを知っているだろう。わけの判らないマニュアルや意味不明の規則に苦しめられた経験があれば、ルールが明文化しているだけでは問題の解決にはほど遠いことが判るだろう。

そして、ルール違反を誰が見つけるのだろうか。ペナルティを誰が決めるのだろうか。ルールの正しさは誰が保障するのだろうか。

マナーを明文化する(それも文化的背景の異なる人間に対して)ことは、専門的な訓練を積んだ人間でなければ出来ないだろう。一般のお風呂屋さんや旅館の人間で出来るレベルでは無い。

「ルールを明確にする」言葉は正しいが、この場合は「空想的」であると言わざるを得ない。

また、日本文化は良くも悪くも「場の空気」や「雰囲気」を読んで行動することを求める。言い替えれば、言葉にしなくても理解することを求めることが多い。これは「明文化(明確化)されたルール」とは対極にあるものだ。

「マナーまでもルールとして明文化した社会」と「場の空気や雰囲気を読むことを要求する社会(以心伝心社会)」は両立しない。社会が要求する能力の方向性が180度異なるのだから。

  *        *        *

「日本が海外の人材を必要とする今、外国人の権利をきちんと守ることこそが重要な歓迎メッセージになるはずです」

もし、日本社会が多量の外人の力を欲するなら、日本文化を変容させてでも「マナーまでも明文化された社会」・「アメリカ型の細かいことでも裁判で決着を付ける社会」を目指すしかない。

日本型の「場の空気や雰囲気を読むことを求める社会」は、溶けこむと居心地のよい社会だけれども、溶けこむまでが大変だ。即席に大量の外人の力を求めるなら、日本社会を変化させることになるだろう。

私達は「日本社会を変化させてでも(多量の)外人を受け入れるのか」それとも「一種の鎖国になって(外人が来なくなって)も良いから『場の空気や雰囲気を読むことを求める社会』を維持していくのか」決断しなければならないのかもしれない。

  *        *        *

私個人は「出来ることなら鎖国したい」が「鎖国→経済的な停滞→安全保障能力(軍事力含む)の低下」が心配なので、そこそこ「鎖国的に振る舞う」という軟弱派です。

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2008年10月 7日 (火)

健康診断しましょう

健康診断しましょう

47NEWS:小沢氏が風邪で短期入院  「週内には退院」
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100701000242.html

民主党の小沢一郎代表が、風邪をこじらせて都内の病院に入院していることが7日、分かった。民主党関係者が明らかにした。声が出にくい状態が続いているためで、6日夕に入院した。週内に退院する見通し。衆院解散・総選挙の日程が見定めにくい情勢になったこともあり、体調を整えた方が得策と判断したもようだ。

小沢さんが入院したとのニュースに接したときはドキッとしましたが、この記事を見た時には吹き出してしまいました。だって「衆院解散・総選挙の日程が見定めにくい情勢になったこともあり、体調を整えた方が得策と判断」だなんて、国家の指導者じゃなくて、スポーツ選手みたいだもの。

スポーツ選手なら「試合のスケジュールを考慮して休養のタイミングを決める」と言うのは当然のことだから。

選挙のスケジュールを見ながら休養するなんてことは野党の党首だから許される贅沢だよね。政権を担当してたら、事故や事件や他国の(敵対的な)指導者は、こちらの都合やスケジュールを考えてなんかくれないから。

野党の党首、あるいは、「選挙屋」だから選挙に合わせて体調を整えられる(休んでいられる)のでしょう。

  *        *        *

と、以上、ちゃかしてみましたが情報が少ないし、このタイミングで入院なんかすると、自民党の側からネガティブキャンペーンの材料にされかねないことは小沢さんも判っているだろうから、洒落にならない風邪なのかもしれません。

  *        *        *

安倍さんも体を壊して首相を辞任してしまいました。小沢さんが首相になることを私は望んでいませんが、もし日本の首相になったら打々発止と世界各国の指導者や日本国内の利権団体と戦わなければなりません。その激務に耐える体を持っているのでしょうか。

自民党の総裁選も民主党の党首選びも終わってしまいましたが、首相になり得る立場を選ぶときには健康診断の結果も本人に関する重要な情報として公表してもらいたいものだと思います。

  *        *        *

私の勤務先でも(急に冷え込んだ為か)風邪が流行っています。みなさんもご自愛ください。

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2008年10月 6日 (月)

半数以上が「民主党に政権担当能力なし」と判断

半数以上が「民主党に政権担当能力なし」と判断

毎日新聞:民主・山岡氏:「解散先送りしたら国民生活めちゃくちゃ」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081007k0000m010101000c.html

民主党の山岡賢次国対委員長は6日、衛星放送「BS11デジタル」の番組で、衆院解散先送り論が自民党内で高まっていることに関して「相手は『民主党は先延ばしすると資金が大変だろう』と宣伝しているが、政党助成金が11、12月に入ってくるので、先にいっても不利にならない」と反論した。そのうえで「先送りしたら国民生活がめちゃくちゃになる。早く決着を付けるべきだ」と語り、早期解散を改めて求めた。

別に選挙なんかやらなくても景気対策などの内政と日本の安全を守る外交と安全保障政策をきちんとしてくれたら、「国民生活がめちゃくちゃ」になったりしませんけど。自民党と民主党が話し合って妥協することを(特に民主党が)学べば良いだけ。

  *        *       *

民主党の「勝てそうだから選挙したい」という下心が見え見えだよね。自民党が政権と権益にしがみついているとしても、民主党の人達が「自民党よりも清廉潔白で無欲」である保障なんてない。

  *        *       *

中日新聞:内閣支持37%、不支持48% 中部6県意識調査
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0069/list/CK2008100602000177.html?ref=rank

民主党は次期衆院選で政権交代の実現を訴えるが、その政権担当能力について男性の51%、女性の55%が「あるとは思わない」。肯定的なのは民主、社民の両党支持層だけで、支持政党なしの57%が否定的だった。

そんな「政策より政局優先」つまり「(政策を実現して国民生活を安定させるよりも)自分が権力の座に着くこと優先(≒自分の利益優先)」だから、半数以上の人から政権担当能力なしと判断されてしまうんだよ。

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小沢さんは公明党と連携する?しない?

小沢さんは公明党と連携する?しない?

朝日新聞:「ばい菌みたい」、民公連立を否定 民主・石井副代表
http://www.asahi.com/politics/update/1006/TKY200810050197.html

民主党の石井一副代表は5日のテレビ朝日の番組で、総選挙後に公明党と連立を組む可能性について「一切ない。これ、ばい菌みたいなもんですよ。小沢(代表)と私は、強いそういう(思いだ)。公明党から4票もらったら、浮動票が6票逃げていく。国民はそんなバカじゃない」と否定した。

民主党が選挙後の連立について話したことは歓迎する。でも、できれば、小沢さんに話してもらいたかった。

政治には駆け引きと騙しが付き物、「連立しない」と言っておいて選挙後に、「状況が変わった」とか言って連立することだって可能性が無い訳じゃない。

信頼度を上げるために、小沢さんに話してもらいたい。でなければ、選挙後の情勢によって連立を行い易いように、本人の口からは話さないようにしているのではないかと疑ってしまう。

小沢さん自身の口から話して欲しい。

  *        *        *

小沢さん、劇場型選挙をせよとは言いませんが、メディアを使わなければ(組織票は獲得できても)浮動票は獲得できません。そして政党の最高の俳優は党首なのですよ。

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2008年10月 5日 (日)

憲法と裁判所の窮状と恥辱

憲法と裁判所の窮状と恥辱

毎日新聞:発信箱:小泉さんと我が恥辱
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20081005k0000m070114000c.html

自民党の小泉純一郎元首相が引退する。影響力のあるうちに息子を後継にしたいのか、小泉流の引き際の美学か、あるいは別の理由からなのか、私にはよくわからない。

来る総選挙では、与野党とも小泉改革の罪に触れるようだ。長期政権だったので、功罪はあろうが、ここでは別の罪を振り返りたい。



今にして、つくづく思う。小泉首相が「ぶっ壊した」のは自民党より憲法だったのではないか。事実、名古屋高裁は今年4月、自衛隊のイラク派遣は憲法9条に違反すると指摘した。永田町を去る小泉純一郎さんに、私は己の恥辱をみている。

自分でもシツコイと思うけど、名古屋高裁のあの判決は「憲法違反だけど差し止めません」というものなんだよね(傍論として無視しするのではなければ)。だから、あの名古屋高裁の判決は憲法9条を「違反してもペナルティを与えないルール。違反しているのを見つけても放っておいて構わない」ものとして判断していることになる。死文と判断された憲法9条にとって、まさに「窮状」と言えるのではないか。

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2008年10月 4日 (土)

中国の暴動は経済へと波及するか

中国の暴動は経済へと波及するか

産経新聞:崩れた中国庶民の不動産財テク 利息や元金返済なく相次ぐ暴動
http://sankei.jp.msn.com/world/china/081002/chn0810022023003-n1.htm

中国各地で、不動産会社が高利回りをうたい資金を違法に集めたが、利息の支払いや元金の返済ができなくなり、出資した住民が集団で陳情したり、暴動を起こしたりするケースが相次いでいる。北京五輪前の不動産ブームを当て込んだ庶民の安易な金もうけ主義が背景にあるが、五輪後の社会安定を目指す胡錦濤指導部は早期に問題の芽を摘み取りたい考えとみられる。

「出資した住民が集団で〜略〜暴動を起こしたりするケースが相次いでいる」

「出資した住民」と言うことですから、地方の貧しい農民や少数民族による暴動ではなく、都市部(あるいは近郊)のある程度の資産を持った(持っていた?)人々による暴動でしょう。

経済的な発展から取り残された地方や人々の暴動であれば、力で抑え込んでしまえば(鎮圧し、逮捕し、そして監視などで自由を制限すれば)、社会全体や経済活動への影響は限定的でしょうが、「あるていどの資産を持った人々(≒経済活動を支える人々)」を力で抑えてしまうと経済活動へ大きく影響するにちがいありません。

かといって放置しても社会や経済に影響するから、放置もできない。

暴動が経済活動に影響する。中国経済(と中国共産党)の崩壊への序曲でしょうか。

  *        *        *

しかし、出資した資金か戻らないことの結果、「裁判が話題になる」んじゃなくて「暴動がニュースになる」ところが中国らしいと思うのは私の偏見としておきましょう。

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2008年10月 3日 (金)

腐ったリンゴと毒入りリンゴ

腐ったリンゴと毒入りリンゴ

朝日新聞:「野党の資料要求、事前提示を」 自民が全省庁に要請
http://www.asahi.com/politics/update/1002/TKY200810020303.html

自民党国会対策委員会が全省庁に対し、民主党など野党から資料要求があった場合は事前に自民党側に提示するよう求めていたことが2日、明らかになった。内閣総務官室が自民党国対の要請を取り次ぎ、すでに実施していた省もある。野党側は「事前検閲だ」と反発。国会議員の調査活動が自民党の都合で狭められる懸念も出ている。

自民党は「腐ったリンゴ」だ。

  *        *        *

私は、この事件を「検閲」とも「言論弾圧」とも思わない。事前相談があろうがなかろうが資料は提供されるだろうし(提供されなければ法に基づいて請求すれば良い。官僚は裁判で負けて資料を出すよりも、裁判の前に資料を出すことを選ぶだろう)。

だから「検閲」とも「言論弾圧」とも思わない。

しかし、「ズル」であることは確かだろう。自民党が言うような理由(事務作業の負担を把握すること)であれば、民主党を始めとした野党と協議の上で、情報収集し与野党で情報を共有すれば良いだけだ。

自分達だけが相手側の調査状況を把握しようと言うのは、(言論弾圧や検閲でなくても)「ズル」であることは間違いない。

  *        *        *

私が「自民党は腐ったリンゴだ」と思ったのは、ズルをしようとしたからではない(政治の世界で権謀術数がないと思うほうがどうかしている。鉾先が同じ日本人に向かったのは気に入らないが)。簡単にバレて、しかも、相手に格好の攻撃材料を与えるようなズルをしたからだ。

2006年の永田メールを憶えているだろうか。あのときは民主党が根拠の無い(証拠能力の無い)メールを根拠に大騒ぎし、自滅した。あのときは「民主党の能力の無さ」にあきれたものだが、今回は「自民党の脇の甘さ」にあきれる。

実際、こんな指示を出せば、民主党やマスコミにバレて餌食になることが予想できなかったのだろうか。

  *        *        *

私は、政府や政治指導者に「正しさ」や「正直さ」よりも「強さ」を求める。権謀術数渦巻く国際社会で生き延びるためには、「狡賢さ」や「強さ」が必要なのだから。

だから自民党には失望した。腐ったリンゴだ。こんな「結果として、敵に利益を与えるズル」をしでかすなんて。

自民党が腐りきっていなければ、ダメージコントロールを行うだろう。永田メールの時の民主党は決定的な事態をまねいてしまったが。

  *        *        *

自民党が「腐ったリンゴ」なら、民主党は「毒入りリンゴ」だ。

民主党の外交政策は、日本に危機をもたらすと私は思っているし、外国人参政権についても自民党よりも危険だ。

だから、民主党リンゴは「成分(政策)に問題のある食べてはいけない毒入りリンゴ」だと判断している。

  *        *        *

でも、どうしても食べなくちゃいけないとしたら、「腐ったリンゴ」と「毒入りリンゴ」、さぁどっちだ、なーんてね。

ハハ....笑えない。

orz

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 でも、私は「毒」より「腐敗」を選ぶんだろうな。生き延びられる可能性が高いから。

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2008年10月 2日 (木)

小沢民主党は日米の現実を見るべきだ

小沢民主党は日米の現実を見るべきだ

産経新聞:【太郎vs一郎】民主、マニフェスト提示に胸を張る
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081001/plc0810012326005-n1.htm

さらに、外交・安保政策について小沢氏は「第一の原則は日米同盟の維持・発展だ。ただし米国追随は同盟といえない。対等のパートナーシップを確立する」と強調。日米安全保障条約の内容を指摘しつつ「安全保障は日米同盟を基軸としつつも、最終的には国連の平和維持活動で担保される。日米同盟と国連中心主義は矛盾しない」と語った。ただ小沢氏は「基本方針」の下で、国際情勢に応じて日米同盟をどう運用していくかまでは言及しなかった。

小沢さんの発言で3つばかり気になるになることがある。ひとつめは「米国追随は同盟といえない。対等のパートナーシップを確立する」、ふたつめは「最終的には国連の平和維持活動で担保される」、みっつめは「米同盟と国連中心主義は矛盾しない」。

  *        *       *

まず、ひとつめ「対等のパートナーシップ」について。

私は現在の日米間系に満足している訳ではないが、日米関係は「それなりに対等」であると思っている。日本に米軍基地があることや、アメリカ主導のテロとの戦いに疑問を感じない訳でない。それでも「それなりに対等な日米間系」であると思っている。

日本とアメリカの間には、外交力・軍事力で大きな力の差がある。例えて言うならば超大企業(例えばトヨタ)と中堅企業との差ぐらいの力の差がある。

力の差がある企業、超大企業と中堅企業ぐらいの差がある企業が、共同して何かを行う時(新製品の共同開発とか、新しい規格を策定するとか)、「対等」とはどんな事を意味するだろうか。

例えば儀礼的なこと、発表会や会議の席次などは文字通り対等であることは可能だし対等に行われるだろう(この意味では、日本とアメリカは「文字通り対等」だと言える。小泉さんが訪米したときのアメリカの対応は「対等な相手」を賓客として向かえた時のものだった)。

では、実務ではどうだろうか。

この場面では「力の差」が表に出てくる。資金力の差・技術力の差・販売網の差が表にでてくる。中堅企業であっても部分的に勝ることは出来るだろうから、その部分で重きをなすことは出来るだろうが。

例えば記者会見を行ったら、質問は超大企業に集中し、中堅企業は無視されてしまうかもしれない。

「力の差」とは残酷なものだ。

  *        *       *

「日本は、アメリカと対等の外交力・軍事力を持っている」と言う人はいないだろう。

日米には明白な力の差がある。

日米関係が対等に見えないとしたら、それは「力の差」を反映したものではないか。

繰り返すが、私は現在の日米間系に満足していない。しかし、アメリカと「対等ではない」のは日本の政権が対米追従していると言うより、日本とアメリカの現在の力の差を反映したものだと言える。

私も「完全に対等である日米関係」を望んでいる。しかし、そのためには「日本の総合的な国力(当然、軍事力も含めて)」がアメリカと対等になって初めて成されるものであることを忘れてはならない。

それを忘れて「対等な日米関係」を追求しても、良くて「笑いもの」だ。最悪の場合、身の丈を忘れた国家の運命(滅亡)が待っている。

  *        *       *

ふたつめの「最終的には国連の平和維持活動で担保される」とには、今朝の記事で、ロシアのグルジア侵攻について書いたので、長々とは書かない。が、国連が担保するものなんて『会議をすること』だけで、日本が本物の窮地に陥った時に役立つ保障なんてないことと、「担保する」には実力(軍事力)の裏付けが必要であることを指摘しておきたい。

  *        *       *

みっつめの「米同盟と国連中心主義は矛盾しない」もお笑い草だ。国連軍(存在しないが)とアメリカ軍が交戦することは無いだろうが、アメリカの意志と国連の意志が対立することはありうる。

そのとき「国連中心主義」で国連の意志に従うのであれば、日米同盟を弱体化する。多くの場合「米同盟と国連中心主義」は両立するが、矛盾する可能性も十二分にあるのだ。その時にどうするのか?

小沢さんが、矛盾しないから答えない(考えていない)のだとしたら、話にならない。

  *        *       *

小沢さんは日米の力関係の現実・国連の現実が見えているのだろうか。その上で現状の日米関係を「対米追従」としているのだろうか。小沢さんは、「対等のパートナーシップ」と言う言葉でどんな日米間系をイメージしているのだろうか。「国連中心主義」と言うとき、どんな国連をイメージしているのだろうか。

不安でならない。

  *        *       *

私は私の生活の多くを「日本国が存在すること」に頼っている。働いて給与を得ること。治安の良い街を安心して歩けること。子供の教育を公教育にまかせられる(ちょっとあやしい?)ことも「日本国という器」があってこそなのだ。

外交や安全保障は日々の生活に直接影響しないような気がするかもしれないが、「日本国という器」が無くなってしまえば、私達の生活を維持することなんで不可能なのだ。

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国連監視団はどこにいる?

国連監視団はどこにいる?

読売新聞:グルジアでEU停戦監視団が活動開始
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20081001-OYT1T00674.htm?from=top

グルジア紛争の停戦監視のため、欧州連合(EU)が派遣した要員約350人が1日、ロシア軍が駐留する南オセチア自治州、アブハジア自治共和国の周辺で活動を開始した。

EUは監視団を出した。具体的に人間を動かした。危険な場所に自分達の仲間を出した。

で、(小沢民主党が信奉する)国連は監視団を出した?

平和の為に「話す」以外のこと何かしているか?

もし、日本がグルジアの立場に立ったら国連は何してくれるんだろう?

延々と会議をすることは予想できるけど。

  *        *        *

国連とNATO条約と日米安全保障条約。

どれも国家間の条約・とりきめであるに過ぎない。国連だけが特別にエライわけでも有効性が確実な訳でもない。

我が国にとって有利有効便利なものを使えば善いだけ。日本国民は「国連信仰」を捨てるべきだ。

小沢民主党の「国連が承認してくれたら...」という考え方は柔軟性に欠けるのではないだろうか。

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2008年10月 1日 (水)

民主党は国民生活と世界経済の関係を判っているか

民主党は国民生活と世界経済の関係を判っているか

産経新聞:補正予算自公合意の背景 株価暴落が追い風
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081001/plc0810010130000-n2.htm

だが、補正予算案を審議入りしても与党が勝算を弾けるのは衆院通過まで。野党が主導権を握る参院では審議の先行きはまったく見えない。ある自民党幹部は「衆院通過後は出たとこ勝負だ。首相の発信力と勝負運にかけるしかない」と打ち明けた。

日本経済・世界経済が危機的な状況に陥りつつあることを民主党は判っているだろうか。そして世界経済が国民生活に影響を与えるものであることを判っているだろうか。

民主党にとって補正予算は完全に満足できるものではないだろう。しかし、現実に100%とはない。民主党は補正予算の成立に協力すべきだ。民主党にとって、補正予算が「自民党にポイントを与えるだけ」のものではなく、「国民の生活に影響を与える大事なもの」であることを望む。

今日の代表質問で、補正予算や経済情勢についても述べてもらいたい。

    *        *        *

風邪を引いて高熱を出しているときに、迫まられても「風邪薬をくれ」としか答えられんよね。

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