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2009年4月 3日 (金)

パレスチナの現実

パレスチナの現実

長崎新聞社:佐世保のガザ写真展「残酷すぎる」 施設側が一部撤去要求、主催者「現実直視を」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090401/04.shtml

佐世保市の市民団体が三浦町のアルカスSASEBOで計画したイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ攻撃の実態を告発する写真展について、施設側が開催前、子どもの遺体などをとらえた一部写真は「残酷過ぎる」として展示見送りを求めていたことが三十一日、分かった。市民団体は「戦争の現実をベールに隠さず知らせることで戦争を防げる」として要請には応じず、予定通り同日から展示を始めた。



子どもを連れて会場を訪れた市内の主婦(32)は「戦争で犠牲になるのはいつも子どもなど弱い立場の人。ガザ攻撃は遠くのことと思っていたが、身近に感じた。戦争の実態を隠さず知らせた方がいい」と話した。

「戦争の実態を隠さず知らせた方がいい」というのには賛成しますが、それで戦争が無くなる訳ではありません。そして、「パレスチナ自治区ガザ攻撃の実態を告発する写真展」ということから、イスラエルを悪としパレスチナを虐げられた弱者としているような気がして、なんだかな〜と思っていたら、こんなニュースがありました。

毎日新聞:イスラエル:パレスチナ人の男が入植地を襲撃、少年死亡
http://mainichi.jp/select/world/news/20090403ddm007030080000c.html

ロイター通信によると、イスラエルの占領地ヨルダン川西岸のユダヤ人入植地バト・アインで2日、おのやナイフで武装したパレスチナ人の男が住民を襲撃、13歳のイスラエル人少年が死亡したほか、7歳の少年が負傷した。襲撃犯は逃走した。

パレスチナ自治政府アッバス議長の出身母体ファタハ系の武装組織アルアクサ殉教者団が犯行を認めた。

パレスチナとイスラエルの間には憎しみと恐怖が渦巻いています。この恐怖と憎しみをなんとかしないと平和は有り得ないでしょう。

その為には、イスラエルの自制も必要ですが、同時にパレスチナ側がこのようなテロを起こさないこと、不幸にして起きた時には「(犯人を英雄視することなく)殺人事件」として実行犯を逮捕し処罰することが出来なければなりません。

自分や知人の子供が殺されて、しかも、その殺人犯を英雄視するような集団と平和共存は不可能でしょうから。

パレスチナの地に平和が訪れる為には、パレスチナ自身が自分を統治出来るようになることが不可欠です(日本での写真展は無力であるように思います)。

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コメント

パレスチナ=可哀そうではないようです。
パレスチナの支配階級はすごく贅沢な生活をしている。
でも、写さない。

国連の機関も 工作員がいて 平気でテロ支援をしているようです。*学校 病院からロケット砲撃てば攻撃します。そして 子供とかを逃がすのではなく それらの近くに集めていう訳ですから。

マスゴミの報道は信じられませんね。

投稿: あきつ | 2009年4月 4日 (土) 08時25分

絵画・風景写真・以外は全て色眼で見てしまうへそ曲がりの私ですが、矢張り戦争の写真はプロパガンダでしかないと考えた方が正しいと思います。

投稿: 猪 | 2009年4月 4日 (土) 15時50分

始めまして、近畿の野次馬と申します。
>パレスチナ自治政府アッバス議長の出身母体ファタハ系の武装組織アルアクサ殉教者団が犯行を認めた。

今イスラエル政府に対して批判的なのはハマスであり、パレスチナ人から厚い支持を受けています。
ファタハはむしろイスラエルに甘い態度をとってパレスチナ人から見放されていますので、ファタハの行為=パレスチナ人の民意と考えるのは短絡的ではないでしょうか。

ちなみに私のソースはこちらの「益岡賢のページ」です。
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/

あきつさんへ

すみません。情報源と日付を明示していただけないでしょうか。

投稿: 近畿の野次馬 | 2009年4月 4日 (土) 17時57分

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