茶番の討論会
茶番の討論会
産経新聞:【ポスト小沢】代表選投票前に鳩山、岡田両氏が討論
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090514/stt0905142013018-n1.htm
民主党は14日、小沢一郎代表の後継を選ぶ16日の代表選の際、候補者同士によるディベート(討論)を行うことを決めた。
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討論では、司会者が質問し、それに答える形で候補者同士が公約について議論を戦わせる。民主党が代表選で討論を実施するのは初めてで、米大統領選の討論会を参考にしたという。投開票に先立つ15日夜には、都内で街頭演説会も行う。
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ただ、投票するのは国会議員に限られたままで、開票は数時間、遅くなるものの、討論で投票行動が変わるかどうかは不透明だ。
民主主義の実践には選挙と討論が必須だ。民主党は自民党にくらべ、代表を選挙で選ぶという経験が少ない。それが「民主党が代表選で討論を実施するのは初めて」などいう情けない状況になっているのだろう。
でも、「代表選の際、候補者同士によるディベート(討論)を行う」とか「米大統領選の討論会を参考」とか言ってもそれによって、投票先を変える有権者がいなければ茶番に過ぎない。今回の代表選挙では投票権をもっているのは国会議員のみ、ディベートによって影響を受ける票がどれくらいあるだろうか。
一般党員の影響力(≒投票)がなければ、討論や演説を行っても無意味だろう。
茶番だ。
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コメント
こそこそ、っと、国会議員だけで盛り上がって、広く国民の意見を聞こうとしない、そんな民主党では、「民主」党の名が泣きます。
なぜ、1日か2日かけて、広く民主党員やサポーターの意見を聞く機会を設けられないのだろうか。
そんなことをしていたら、自民党の反撃にあって、惨敗するかもネ。
例えば、自民党が、ポスト麻生として女性議員を総裁にして総選挙に打って出たらどうするんだろう。
たぶん、民主党もかなわないでしょうね。
投稿: ノワール黒田 | 2009年5月14日 (木) 23時29分
民主党の民主は
まさに北朝鮮の正式国名『朝鮮民主主義共和国』の
民主と同じで飾りだということですね。
投稿: | 2009年5月15日 (金) 07時34分
双方並べても「国家」が頭にない人、何を云っても空しく聞こえます。
双方とも庶民感覚から大きくずれている人が「生活の安心」をキャッチフレーズに労働組合・日教組の苦労知らずの方々と共産党とも社民党とも「オ手手」つないで頑張りましょう。これじゃ国民は救われません。
パフォーマンスが「政治」と考えているのですから押して知るべし、何も変わらない、変える人材もいまい。
投稿: 猪 | 2009年5月15日 (金) 13時05分