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2009年8月11日 (火)

不謹慎な考え

不謹慎な考え

神奈川新聞:戦争の悲惨さを知ってもらおうとパネル展/横浜
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908266/

戦争の悲惨さを知ってもらおうというパネル展「語り伝えよう! 横浜の学童疎開」が11日、横浜市泉区和泉町の市泉図書館で始まった。31日まで。期間中、戦争体験者が当時の苦労や思いを語る会も開かれる。

戦時中の悲惨さを訴えた小説やアニメや映画を見て思うことは、日本は平和で良い国だと言うことだ。

そして、この60年以上に及ぶ日本の平和をもたらしたのが米ソ冷戦やアメリカの武力であると言うこと、それに上手くのっかったのが自民党政権であると言うことだ。

社会党や共産党は自民党政権のことを戦争をしたがるとか非難するけれども、米ソ冷戦の枠組を上手に利用して日本が戦争をしなくてすんだ60年をもたらした功績を認めても良いのではないだろうか。

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民主党は、現在のアメリカの武力に依存した平和から抜け出す、つまり対等な日米関係をめざすと言うが、それは、「アメリカにとって都合の良い日本」でなくなると同時に、アメリカが日本の平和に利益を見出さなくなる(≒日本が戦乱に巻き込まれてもアメリカは無関心)と言うことだ。

世の中は相互依存、会社にとって便利で有用な自分はリストラされにくい自分でもある。

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話を元に戻す。

「戦争の悲惨さを知ってもら」うことを目的とした催しがあることの裏返しは「現在の日本が平和であること」である。

世界には、戦乱や抑圧が日常である地域が少なくない。

チベットやウイグルの民の現状、ソマリアで海賊が出没する理由、北朝鮮が食糧支援を受けているけど、その政府は軍備拡張を国民の飢えよりも優先している、グルジアやオセチアの不安、イラクやアフガンそしてパレスチナの自爆テロ、カンボジアに今も残る地雷。これらの国々では「戦争の悲惨さを知ってもらおう」などと思う前に、戦争の悲惨さが日常なのだ。

そういったことを思うとき、「戦争の悲惨さを知ってもらおうというパネル展」を開く日本という社会に生まれ暮らす自分の幸せを感じずにはいられない。

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受験生の娘が古典の教科書を音読している(枕草紙?、ガンバレ受験生!)。

娘の声を聞きながら、自国の古典を音読出来る民族であること、10代の子供が労働ではなく、受験に(勉学に)集中できる国に暮らすことは幸せであるとつくづく思う。

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コメント

学童疎開は私の人生の中でも一番楽しい出来事でした。勉強から解放され川で泳ぎ・喧嘩で暮らし・疎開先で爆撃に合い・再疎開・池で機銃掃射で命からがら逃げた思い出・朝鮮の人と飛行場の整備・彼等は夜は「遊閣?」翌日は面白い話をしてくれる。いろんな人の疎開人生が有りました。悲惨と感じるのは現代と比較するからでしょう。

投稿: 猪 | 2009年8月12日 (水) 10時26分

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