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2009年8月24日 (月)

核廃絶には中華人民共和国が反対するだろう

核廃絶には中華人民共和国が反対するだろう

毎日新聞  社説:視点 衆院選 日米と民主党 「対等」の中身を語れ=論説委員・岸本正人
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090823ddm004070005000c.html

第一は、気候変動をはじめとする環境問題や貧困・感染症対策など地球規模の課題での日米協力強化である。日本の技術力は大きな武器となる。また、核廃絶や軍備管理など国際的な平和問題の取り組みに対する日本の積極的貢献も重要となる。軍事大国・米国に対する日本の影響力が問われるテーマである。

オバマ大統領が核廃絶について演説しました。その為か、衆議員選挙のニュースや討論の番組で核廃絶について話されているのを目にします。

その討論の内容や引用した社説にみられるように「アメリカの核兵器」ばかりが話題になっています。私はこのような議論を目にする度にバカさ加減に溜息をついてしまいます。

理由は、アメリカが一方的に核廃絶をする訳がない以上、中国やロシアの核兵器の廃絶について議論しなければならないのに、まったく両国も核廃絶について語られないこと、さらに言うなら(ロシアはもそうですが)中国が核廃絶に反対するだろうことが語られないからです。

いまの軍事力でアメリカに勝る国はありません。通常兵器のみであってもです。

ロシアが拮抗できるかな?というぐらいです。

中国はお話にならないです。

現時点の軍事力で、アメリカと中国が軍事衝突したら、中国は核兵器によって、アメリカと共倒れに持ち込む事ができます。

しかし、通常兵器のみであれば、アメリカに一方的に叩かれて中国は終わりです。アメリカ本土に弾道弾を打ち込むことは出来るかも知れませんが、通常弾頭である限り、与えることの出来る被害(≒抑止力)はたかがしれています。

中国は、核兵器があれば引き分け(≒共倒れ)に持ち込むことができるが、通常兵器だけでは(≒核廃絶したら)一方的な負け。

この状況下で中国が核兵器を手放すでしょうか?

あり得ません。

中国は核廃絶に反対するでしょう。

中国が核廃絶に応じない場合に、アメリカが核廃絶を行うでしょうか?

あり得ません。

ですから、核廃絶について議論するとき、中国について語らねばなりません。

  *        *        *

中国の核について語らない核廃絶議論は夢物語です。いくら話しても現実世界には全く変化をもたらさないでしょう。

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コメント

中共は論外としても「賛成」する国・放棄する国はないでしょう。どうしたんでしょう?毎日新聞が「対等の中身を語れ」とまともな事も言ってるのですが、最後は「軍事大国米国に対する日本の影響力」?影響力など「金」だけの話、それより中共の軍事大国化を検証して防止策を考えるのも必要でしょうね。

投稿: 猪 | 2009年8月24日 (月) 11時13分

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