« 中国は過去、日本は現在と未来 | トップページ | それでも自民党に投票します »

2009年8月28日 (金)

羅老号のこと

羅老号のこと

ロケットファンというか宇宙開発のファンなので、韓国の羅老号にも関心がありました。打ち上げが失敗に終わり、情報が出揃って来たので、まとめの感想を記事にしてみます。

中央日報:教科部「韓国が担当のフェアリング、ロシアも共同責任」
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=119732&servcode=300&sectcode=330

「羅老」は韓国とロシアの‘共同作品’だ。液体燃料を使う1段目のロケットはロシア製で、残りの部分と人工衛星は韓国が独自の技術で作った。打ち上げ失敗の責任がどちらに大きく傾くかが注目される。

  金重賢(キム・ジュンヒョン)教育科学技術部第2次官はこの日、羅老宇宙センターで行った記者会見で「厳密に言うと、フェアリング分離の部分は韓国が担当している。しかしロシアは技術支援を総括的に引き受けたので共同責任を負う」と述べた。

発射前の模擬実験でフェアリング分離が成功的していただけに、片方のフェアリングが分離しなかったのは複雑な問題を招きうるということだ。例えば、ロシアが提供した1段目のロケットで生じた別の問題がフェアリングの分離に影響を及ぼした可能性もあるということだ。多くの‘場合の数’があるため、韓ロ共同調査委員会でもう少し綿密な原因分析が必要だ。

「しかしロシアは技術支援を総括的に引き受けたので共同責任を負う」

ロシアと韓国の技術協力の契約がどうなってるのかによりますが、教えんだから共同責任!って態度は学ぶ側の態度ではないのではないでしょうか。

失敗して責任追求が始まって、緊張しているのは判りますが。

「例えば、ロシアが提供した1段目のロケットで生じた別の問題がフェアリングの分離に影響を及ぼした可能性もある」

これは無理筋でしょう。確かに1段目の燃焼中に異常な振動や衝撃があって、2段目以降に悪影響を与える場合もあります。が、今回の場合、そのような情報はありません。仮りに、そのような事が起きていたなら、韓国側が大騒ぎで追求しない理由はありませんから、1段目には瑕疵がないと私は見ています。

今回の失敗の原因は韓国側にあると見るのが普通でしょう。

  *        *        *

朝鮮日報:【コラム】羅老号に見る韓国の宇宙開発の現状(下)
http://www.chosunonline.com/news/20090825000073

現在、韓国とロシアの関係は、「技術協力」というより「技術依存」に近い。ロシアは羅老号の打ち上げまでの過程で、「技術保安協定」などを口実に、韓国が中核技術を学ぶことを許さなかった。技術的な面で韓国が何かを得ようとするためには、ロシア側が自発的に伝授するのを待つのではなく、韓国側が盗み出さなければならないというわけだ。

「韓国側が盗み出さなければならない」って、あなた、そんな言葉を使っちゃいけませんぜ。確かに韓国はロシアから技術を盗もうとしてバレた実績がありますけどね。

引用しませんでしたが、このコラムの結論と言うか提言「自国でロケットを打ち上げることは国益に叶うのか?」には賛成です。韓国が自国でロケットを持ちたいならば地道に時間と費用をかけて開発するべきで、今回のような借り物で成果を追求するべきではないと思います。

   *        *        *

中央日報:ロシア側の表情を気にする「技術弱小国」の惨めさ
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=119778&servcode=100&sectcode=120

実際、ロケット組み立て作業中でない時も韓国の科学者がロシア製ロケットの写真を撮ったり内部をのぞこうとすると、ロシア技術陣の中のセキュリティー要員らにとめられた。19日の打ち上げカウントダウン中、自動で打ち上げを停止させたソフトウェアを修理する時も、韓国技術陣は参加できなかった。このため一つでも多くのことを学ぼうとする羅老宇宙センターの韓国科学者とロシア科学者の間では常に神経戦が絶えなかった。

神経戦ですか....

疲れませんか?

それに、こんな神経戦をやっていると韓国と付き合ってくれる国が無くなってしまいますよ(ロシアは北朝鮮との付き合いで鍛えられているのかしらん)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 中国は過去、日本は現在と未来 | トップページ | それでも自民党に投票します »

コメント

落ち着くところに落ちたんじゃないでしょうか?技術の蓄積の意味がハングルじゃ判らんでしょう。

投稿: 猪 | 2009年8月29日 (土) 11時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/46053835

この記事へのトラックバック一覧です: 羅老号のこと:

« 中国は過去、日本は現在と未来 | トップページ | それでも自民党に投票します »