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2009年8月 8日 (土)

日本が核軍縮についてできること

日本が核軍縮についてできること

読売新聞:民主・鳩山代表、非核外交に意欲
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090806-OYT1T01149.htm

民主党の鳩山代表は6日、広島市で開かれた広島県原爆被害者団体協議会主催の原爆死没者追悼慰霊式典であいさつし、「核兵器のない世界を実現することは、唯一の被爆国である我が国の道義的使命だ。各国の指導者に直接、核廃絶を訴えることが極めて肝要だ」と述べ、衆院選の結果、政権を獲得した場合、核軍縮に力を入れる考えを強調した。

民主党は核軍縮について意欲的に語っているが、これは「日本国内向けの言葉」に過ぎない。世界各国に核廃絶を訴えたところで、なんの影響もないだろう。

実際に行われた核軍縮は、私の記憶にあるかぎり、ソ連崩壊の(ソ連が経済的崩壊に直面していた時期の)米ソで行われた例(START/INF)があるだけだ。あの時は、ソ連が核兵器を維持する経済的負担に耐えかねた為に、核軍縮が実行された。

核軍縮が行われるためには「軍縮の方が、軍拡よりも(自国にとって)有利」であると参加各国が思わなければならない。

ソ連崩壊前の核軍縮では、ソ連は経済的崩壊を避けるために、ソ連はアメリカ案に丸飲みに近い形で同意したと記憶している。それは、その方が経済的に崩壊するよりもマシだったからで、核兵器廃絶の理想の為では無い。実際、ロシアが経済的に立ち直ってからは核軍縮は行われていない。

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核廃絶の為に、日本が出来ることは殆んど何もない。

市民運動もロシアや中国を動かす事は出来ず、ロシアや中国が核廃絶へと動かないかぎり、アメリカも核廃絶へとは動かない。日本も核の傘から出ることは出来ない。

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核軍縮の歴史を振り返る時、日本や世界の市民団体の核兵器廃絶への願いや運動の現実的な意味やもたらしたものを考るべきではないかと考えてしまう。

日本の核廃絶への運動は、結果として、日本に核武装について議論することも出来ない世間の雰囲気を作り上げた。

つまり、日本の反核運動は「日本に核武装させない為の重石のひとつ」に過ぎないのではないだろうか。

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コメント

「核」議論も出来ない国が「核廃絶」アホと違いますか・・・被爆国だから「核」もつ権利がわが国には有るとでも言って欲しいものです。

投稿: 猪 | 2009年8月 8日 (土) 09時27分

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