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2009年9月15日 (火)

新対中外交 事実直視で諦めと妥協を

新対中外交 事実直視で諦めと妥協を

東京新聞 社説:新対中外交 協力と主張で再構築を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2009091402000073.html

鳩山新政権にとって日米関係と並ぶ重要な外交課題は、麻生政権の下で事実上後退した日中関係の再構築だ。金融や環境などで協力を深めながら、耳に痛いことも言い合える関係を築いてほしい。

中国の温家宝首相は
九日、北京で経団連の御手洗冨士夫会長らと会見し「民主党指導者が示した対中関係への積極的態度」を称賛した。温首相が新政権への期待を隠さなかったのは、麻生太郎首相の下で日中関係が停滞したためだ。

海外からリップサービス以上に褒められる政権は、どんなもんでしょうか?

中国から褒められる。それがリップサービスなら、儀礼として受け取り、本音なら、警戒しなければなりません。

 *        *        *

米中はオバマ政権発足後、関係を深め、七月末に外交、経済閣僚が一堂に会する「戦略・経済対話」を実現した。日中は、いまだに閣僚級経済対話と次官級戦略対話が個別に開かれるにとどまっている。

福田康夫前首相は胡錦濤国家主席と信頼関係を築き、昨年六月には懸案だった東シナ海ガス田の共同開発で合意にこぎ着けた。

しかし、中国で譲歩に批判が高まり、福田氏の政権投げ出しもあって、実務協議は進まず合意は事実上、形ばかりになった。

麻生首相が価値観を共有する国々との連携を強調する「自由と繁栄の弧」構想を持ち出したのにも中国は不快感を隠さず日中首脳が信頼を築くのは難しかった。

中国のプライドにとって、日本が中国の言いなりにならないのと、アメリカと意見が対立するのと、どちらが許せないことでしょうか。

福田政権ほど中国に融和的であっても「実務協議は進まず合意は事実上、形ばかり」になるんです。これは日本側の事情ではなく「中国で譲歩に批判」が高まった結果、即ち中国側の事情なんです。

中国は日本に譲歩することが出来ない国内的な事情を抱えているのだと言う事実を認識しましょう。

 

  *        *        *

重要なのは日米関係とアジア外交のバランスを取ることだ。鳩山氏は中国の軍備拡張や人権、民族問題にも関心を持っている。

日米同盟を後ろ盾に対中協力を強化する一方、隣国の友人として中国の軍拡や人権、民族問題に率直な意見を出せば中国も耳を貸さないわけにはいかないだろう。

「中国も耳を貸さないわけにはいかないだろう」

なんてお花畑な発想なのだろう。あきれて口が塞がらないと言うしかありません。

中国は、日本に譲歩すると国家的なプライドが傷つくのです。愛国教育という名の反日教育で、日本を悪い意味で特別視するようになった中国の世論を指導層は無視出来ないのです。

   *        *        *

中国の現実を直視して、日本は諦めをもって中国と付き合うべきだ。どうせ中国とは対立する関係なので、戦争さえしていなければ「良好な関係」だと諦めよう。

実際、それ以上を望めば日本が日本でなくなるほどの譲歩を求められるのだから。

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コメント

中国・韓国から期待されていますから、日本人が期待してはいけない政権ですが、選んじゃったんですね。

今日の新聞を見ると高速道路も国営化、北海道と九州から無料化、四国は放置(高知?)なんですね。

投稿: 猪 | 2009年9月15日 (火) 09時42分

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