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2009年10月 9日 (金)

口先でもらえる?ノーベル平和賞

口先でもらえる?ノーベル平和賞

東京新聞:オバマ大統領にノーベル平和賞 「核なき世界」へ努力
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009100901000705.html

ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、2009年のノーベル平和賞をバラク・オバマ米大統領(48)に授与すると発表した。同委員会は「核兵器なき世界」の実現に向けたオバマ氏の構想と努力を特に高く評価、紛争解決で多国間対話を重視する国際協調主義、気候変動問題での建設的役割に加え、「世界により良い将来への希望を与えた」ことを授賞理由に挙げた。

このニュースを聞いて、日本でノーベル平和賞をもらった佐藤栄作元首相を思い出しました。佐藤氏がノーベル平和賞を受賞した当時私は中学生だったと記憶していますが、ニュースで「『非核三原則というウソ(「持ち込まない」というのはウソ)』をつき続けてノーベル平和賞をもらった」と言うようなことをコメンテータ?のような方がおっしゃっていたのを憶えています。

佐藤氏とノーベル平和賞についてググってみると、こんな記事が引っかかりました。

読売新聞:佐藤栄作元首相が、日本人として初めてノーベル平和賞を受賞した。
http://otona.yomiuri.co.jp/history/anohi091008.htm

核持ち込みや沖縄返還にからむ、日米間の「密約」問題がクローズアップされている。元外務次官が密約の存在を証言。民主党も総選挙前から「隠しているものはすべて出す」と、政府側を追及し、政権獲得後は外務省内に「調査チーム」を発足させた。

戦後最長の7年8か月間、総理大臣の座にあった老練な政治家。密約を最も身近に知っていたはずの一人である佐藤栄作元首相に対し、ノーベル平和賞が贈られた。引退から約2年後の1974年10月8日、ノルウェーのノーベル賞委員会は平和賞の授与を決定したのだ。授賞の理由は「日本の核武装に反対し、首相在任中に核拡散防止条約に調印したこと」など。佐藤元首相の非核政策を高く評価するということである。

ノーベル平和賞をもらった佐藤栄作元首相が、いわゆる「密約」に関わっていたかも知れませんね。

ノーベル平和賞で私が連想するのは佐藤栄作元首相・金大中元韓国大統領ですが、彼等は「口先」だけでした。彼等の受賞理由は、平和をもたらしたでしょうか(現状維持を「平和」と呼ぶなら、平和を維持したと言えるでしょう。ですが、現状維持に尽くした人々は数多くいらっしゃる事を忘れてはなりません)。

ノーベル平和賞は「口先」でもらえるんでしょうかね。

ところで、先に引用した東京新聞の記事の別の部分を引用します。

授賞決定は、核廃絶の理想実現に向け歴史的高まりを見せる国際社会の機運を後押しするとともに、核兵器の保有が国の安全保障につながるとの発想の転換を促すことになる。

この記事を書いた記者は、ノーベル平和賞に夢を見すぎていますね。

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コメント

こんにちは。オバマ大統領は、案外本気で核兵器がなくなればいいと思っているんじゃないでしょうか。通常兵器のみの世界になればアメリカの独壇場ですから、国益を意識した核兵器廃絶論だと思います。

投稿: Coco太郎 | 2009年10月 9日 (金) 22時53分

金大中氏と同じレベルと言う事でしょう。

投稿: 猪 | 2009年10月10日 (土) 10時27分

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