インド洋での給油作戦は「象徴」だったのです
インド洋での給油作戦は「象徴」だったのです
毎日新聞:海自インド洋給油:過去最少、10月「1回」のみ 対テロより海賊対策へ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091110dde041010002000c.html
来年1月に期限が切れる海上自衛隊によるインド洋での給油活動について、防衛省は9日、10月の給油はドイツ艦船への1回だけで、約8年間の活動で最も少なかったと発表した。旧テロ対策特別措置法で活動した01年12月~07年10月は月平均11・2回、新テロ特措法で活動が再開した08年2月以降も同6・1回で、ニーズが減っている現状が浮き彫りになった。
いや、だから、インド洋での給油は「お付き合い」だから。
需要がどうこうじゃなくて、日本は「アメリカの側ですよ」という象徴なんです。「テロとの戦い」にアメリカが勝利できるかどうかは別にして「アメリカの敵」になる訳にはいかないんです。キリスト教とヨーロッパの歴史や民族を共有していない日本は行動で「仲間です」と示していかないと、いつ「敵認定」されちゃうか判らないんです。
アメリカに「敵認定」されたらどんなに危険か。危機感を感じない人は、明治以降の日本の歴史を読み直しましょう、そして、アメリカが(第二次大戦以後にも)何回戦争を行ったか、その戦争でどんな行為を行ったか、調べてみると良いと思います。そのアメリカに日本は対抗出来るのかでしょうか。
アメリカに対抗出来る「腹黒くて悪知恵があって、日本を愛する政治家集団」が日本に出現するまで、頭を低くしているべきです。
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鳩山政権はインド洋から撤収し、代わりにアフガニスタンに(インド洋での給油活動にかかった費用の数倍もの)金銭的な援助を行うそうだ。
私に取って成果とは「アメリカに敵認定されないこと」なので、その目的の為であるならば、インド洋での給油作戦の方が何倍も日本の国益にかなうものだったのですが。
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コメント
80億と4,500億?良くも仕分けもしないで意味のないカルザイ募金に入れ込んだものです。
誰が貰うか判らない様な無駄金を外務政務次官が嬉しそうに旅費を使い贈呈に行く、マスコミが美談のように取り上げる芝居を見せられる国民は嫌になるぜ・・・
投稿: | 2009年11月19日 (木) 10時58分