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2009年11月20日 (金)

疑うなら双方を疑うべき

疑うなら双方を疑うべき

スポニチ:市橋容疑者“非道”な取調べと不満ぶちまけた
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/11/20/02.html

接見した弁護団によると、市橋容疑者は「取り調べ中、検事から“死刑もあり得る”と言われた」と明かした。千葉地検の検事からは、ほかに「今のままの態度だと社会に出られない」「このまま黙っているなら、親が死刑になるべきだ」と言われ、県警の捜査員からは「親族に迷惑がかかるのは、おまえが黙っているからだ」との趣旨の発言があったという。

この記事について思ったことをふたつばかり書く。

ひとつめ、容疑者を取り調べで、あまりに紳士的に振る舞っていれば、取り調べること自体出来なくなるだろう。かと言って、圧力をかけ過ぎれば、虚偽の自白という問題が出てくる。

科学的な証拠を重視すべきという意見には賛成だが、それによって、容疑者・目撃者からの聞き取りや取り調べが無くなる訳では無い。

取り調べという場面での「駆け引き」や「圧力」を無くすことは出来ないだろう。

ふたつめ、疑うならば双方を疑うべきだ。

弁護団は「虚偽の言葉を使った違法で不当な取り調べだ」として19日、県警と千葉地検に改善を申し入れた。これに対し、千葉県警は「真実追求のため、警察は法律にのっとり適正に捜査している」とコメントした。

弁護士は依頼者の利益を図るのが仕事。容疑者の利益になること(≒捜査の不備)を突くことはその職務に含まれる。

私は、弁護団が意図的にウソを言っているとまでは言わないが、この捜査員の発言は事実なのだろうか?

石橋容疑者の記憶違いや嘘はないだろうか。

弁護団がこのような発言を行った事を非難はしないけれど、「市橋容疑者を『犯人』ではなく『容疑者』として扱う」ように、千葉県警の捜査への非難もそのように扱うべきだろう。


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コメント

上記の言葉が捜査員には「不適」な言葉と言われれば何も食わさず「放置」弁護人が獄中の面倒を見れば良い。
なのもして無けりゃ整形し、逃げ回る必要もない、犯罪を犯したと認識しているから逃げたので容疑者として厳しく取り調べられても文句を言えない。

投稿: 猪 | 2009年11月20日 (金) 10時08分

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