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2009年11月26日 (木)

無責任な質問

無責任な質問

毎日新聞:牧太郎の大きな声では言えないが…:報道の不自由
http://mainichi.jp/select/opinion/maki/news/20091110dde012070004000c.html

裁判員裁判の終了後に行われる裁判員経験者の記者会見。裁判所側が立ち会って、守秘義務違反にあたる発言がないかどうかチェックする。

裁判員法は裁判員に対し評議について一般的な守秘義務を定めている。そこで、法に照らし、未然に「過ち」を防止するための工夫? だが、これは検閲以外の何物でもない、と僕は思う。

記者会見は質問を受けた側の「自由な発言」が大前提である。裁判所の職員がチェックするのは憲法21条2項「検閲はこれをしてはならない」に違反していないか?(「検閲」の主体に憲法は触れていないので争いになると思うが)

裁判員が判決後に記者会見をする、新聞記者などの取材を受ける。この時、記者が「じゃべっちゃいけないと法律に書いてあること」を質問したとする。裁判員がこれに答えてしまったら、裁判員は守秘義務に違反したとして、訴えられるかもしれない。が、質問した記者は訴えられないだろう、しゃべったのはあくまでも裁判員なのだから。

記者の側は「この質問に答えたら法律違反だ」という知識もあるだろうし、その上で質問することもあるだろうし、違反を誘発したと訴えられても「使命感」や「社命(≒会社の応援期待ができる)」で戦えるだろう。でも、喋ってしまった裁判員(一般の社会人)はどうなるだろうか。

そういった事を考えたとき、私は、マスコミが嫌いになってしまう。

  *        *        *

裁判所が「法に照らし、未然に『過ち』を防止するため」のことを行っているのは、検閲とも言えるだろうが、マスコミから裁判員を護っているとも言えるのだ。

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