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2009年11月 1日 (日)

内憂外患

内憂外患

読売新聞:普天間移設受け入れ、名護市が撤回を検討
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091101-OYT1T00092.htm

名護市幹部らが明らかにした。2日に開かれる同市幹部会で意見を集約する。鳩山政権が辺野古への移設案を進展させない場合には、政府に対し、同飛行場の代替基地の受け入れ表明を撤回したいと申し出るという。

今回の検討に至った理由について、名護市幹部らは〈1〉普天間飛行場の危険性を取り除くため、市は苦渋の選択をしてきた〈2〉移設問題が争点となった過去3回の市長選は、いずれも受け入れを表明した候補者が勝利してきた——などを挙げ、こうした過去の経緯を無視し、県外移設や嘉手納基地への統合案を表明する鳩山政権への不信感を示す。

政権交代後、普天間飛行場の移設を巡って、外相や防衛相など閣僚の発言は食い違い、鳩山首相は「来年1月の名護市長選の結果を踏まえたい」と発言するなど、閣内の調整不足が浮き彫りとなっている。

読売新聞:米が対日政策で異例の協議、「普天間」で焦燥
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091101-OYT1T00090.htm?from=nwla

オバマ大統領は現在、アフガニスタンへの増派問題と医療保険制度改革法案という、国民の賛否を二分する大問題を抱え、政権基盤も不安定化している。大統領訪日で、日本からインド洋の給油活動の撤収を伝えられ、普天間問題でも合意履行への同意を取り付けられないようなら、「大統領の訪日は失敗だったと保守派から批判されるのは必至だ」(米議会筋)。このため、政権内ではここへきて、「このまま衝突するのだったら、大統領の訪日を取りやめた方がいい」といった厳しい意見が出始めている。

鳩山政権は普天間の移転問題で内憂外患の状態になっています。

国内では、沖縄県や名護市に不信感をもたれています。自民政権と地元とで10数年にわたって積み上げてきた話し合いや妥協案を見直すと言いつつ方向性が定まらない、閣内不一致で誰の言うことを信じてよいのか、誰と交渉すべきなのかも判らない状態では、怒りたくもなるでしょう。

アメリカも同じです、いったい、いつになったら答えを出すか全く判らないまま、日本側の要求だけが聞こえてくる状態では「訪日を取りやめ」も選択肢でしょう。

鳩山政権や日本国民に危機感を持たせるため、あるいは、現状を認識させるために、大統領の訪日中止も良いかもしれませんね。

  *        *        *

鳩山政権は「決断する」あるいは「決断への道筋を示す」ことを早急に行うべきです。無為に時間を過ごすべきではありません、地元もアメリカもシビレを切らしつつあります。

  *        *        *

そして、鳩山さんは「私が決断します」と言っているけれども、相手がある(地元もアメリカも)ことを判っているのでしょうか。鳩山さんが決断しても、その通りに実施実行できるとは限らないのです。

そんな現実の前に、鳩山さんの「私が決断します」という言葉が虚しく響いているように思えてなりません。

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コメント

混乱を呼ぶだけ、甘い水は有りません。

投稿: 猪 | 2009年11月 1日 (日) 15時41分

私が、もし、民主党支持者なら、きっとはらはらしているでしょうね。
風向きは、変わり出したら、速いと思います。

投稿: かぐやひめ | 2009年11月 1日 (日) 15時58分

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