« 嘘でもいいから優しい言葉を | トップページ | 働く?貰う? »

2009年12月 1日 (火)

要塞都市

要塞都市

産経新聞:【2030年】第4部 都市はもちますか(3)要塞都市 ゲートが隔てる「安全」(1/3)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091201/trd0912010800004-n1.htm

鈍い光を放つ金属製の電動ゲートの中で、医師の大林隆さん(38)=仮名=一家は7軒の隣人とともに暮らしている。東京都世田谷区の高級住宅街。主に防犯のため住宅地の周りをフェンスやゲート、監視カメラで囲んだ「ゲーテッドコミュニティー(要塞(ようさい)都市)」と呼ばれる、わが国ではまだ珍しい形態の住まいである。

敷地への出入りは2カ所のゲートに限られ、敷地内の「プライベートアベニュー」と名づけられた石畳の共用路に2階建てが4棟ずつ向き合う。



渋谷区のゲーテッドマンション(8棟670戸)は大林さんの住宅地と同じデベロッパーなどが手がけた。ゲートに警備員が常駐し住人以外を誰何(すいか)する。広告にはこうあった。

ふたつばかり。

先日、オートロックのマンションに立ち入りビラ配りをして逮捕され有罪判決を受けた僧侶のニュースがあった。そのニュースを見たあとこの「要塞都市」の記事を読むと思わず、その僧侶に「この要塞都市でビラ配り出来る?」って訊いて見たくなった。

「ゲートに警備員が常駐し住人以外を誰何(すいか)する」

警備員を突破してビラ配りしますか?

あっという間に再逮捕でしょうね。

  *        *        *

ふたつめ。

産経新聞:【2030年】第4部 都市はもちますか(3)要塞都市 ゲートが隔てる「安全'」(3/3)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/091201/trd0912010800004-n3.htm

わが国の都市は2030年、富裕層と貧困層が住まいの面で最も大きく二極化しているのかもしれない。住まいをきっかけに、社会が両端へと大きく分かれているのかもしれない。ゲーテッドコミュニティーが静かに増殖する現状は、その兆しにも映る。

世田谷のゲートの中で暮らして2年半になる大林さんは「20年後、ゲーテッドはもっと増えていると思う。需要はあると思う」と言う。

「昔は囲わなくてもコミュニティーがあったが今はない。ある程度、価値観を共有できる人だけが集まると住み心地がいい。もちろん地域全体でそういうコミュニティーをつくれたら、それに越したことはないですが」

「ある程度、価値観を共有できる人だけが集まると住み心地がいい」

価値観、すなわち、風俗・習慣・宗教・思想。

国家というのは「価値観を共有すると住み心地がいいい」という一つの形ではないだろうか。

国境という壁を作り、入ろうとする人間をチェックし、自分達のルールに従わない人間を排除する。それは「金や利益」を護ろうとするだけではなく「価値観を共有している人間だけだと住み心地が良い」という社会を実現しようとする努力、それが国家だと思う。

価値観の多様化もホドホドにするべきだ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 嘘でもいいから優しい言葉を | トップページ | 働く?貰う? »

コメント

国家・国民が退化している現象に見えますね。

投稿: 猪 | 2009年12月 2日 (水) 10時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/46911647

この記事へのトラックバック一覧です: 要塞都市:

« 嘘でもいいから優しい言葉を | トップページ | 働く?貰う? »