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2010年1月29日 (金)

夢物語演説

夢物語演説

毎日新聞:解説:首相施政方針 新政策、詳細示さず 理念こだわり説得力不足
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100129dde007010007000c.html

 理念を説得力を持って国民に語る際に必要な信頼感を、鳩山政権が失いつつあることも問題だ。米軍普天間飛行場の移設問題での迷走や、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体を巡る事件など、難題を先送りする姿勢で政権の信頼度はすでに傷つきつつある

鳩山さんの施政方針演説(首相官邸)を読んだ。私の感想に近いのが引用したこの記事だ。

  *        *        *

政治に理念が必要であることは認める。しかし、政治は「実用品」だ。実際に役立つ必要がある。優れた理念でも実践されない理念には意味がない。実践されても現実に役立たない理念には価値が無い。

では、鳩山さんが「いのち」と連呼したこの演説の理念は、優れた理念だろうか。実践される理念だろうか。

鳩山さんの「いのち」や「友愛」は理念や思想と言うにはフワフアししすぎて、とてもじゃないが「優れた理念」とは言えない。小泉元首相の「米百俵」ほどのインパクトもなく現実的でない。

小中学生の作文に出てきそうなレベルの甘々の理念だ。

  *        *        *

では、この「いのち」を連呼して訴えた理念を、鳩山さんは実行できるだろうか。

引用した記事にもあるように、鳩山さんは(大甘の)理念を訴えることは出来るし、始める事もできるかもしれない。しかし、結果は「迷走」と「借金」で終わる。

普天間は迷走。

子供手当ては借金。

  *        *        *

命を守ることに反対する政治家はいない。平和に反対する政治家がいないのと同じように。

しかし、どんな平和か?とか平和への道筋といった事について争いがある。平和を目指して戦争がある。それが政治家が直面する現実なのだ。

「いのち」を守るために何をする。その方法について新味のある演説だったとは言いがたいし、疑問もある演説だったとおもう。

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コメント

「国」を守る意思のない人が「命」を守る政治と言われてもね・・・・・

投稿: 猪 | 2010年1月30日 (土) 09時59分

社会経験に基ずき道筋を求める政治理念と、脳内作業のみの成果である、この種類の幻想とは、明確に区別して評価しないと、ばかばかしい。内閣総理大臣のまじめな発言とは、とても思いたくない、国会もここまで落ちたかと腹ただしい。
まさに糸の切れた凧が、空を漂いながら、政治ごっこをしている状態。方向性のない選挙用バラマキマニフェスト予算で国債を増発し、経済政策は有効な具体策は無くタイムロスが続く。結果は外国景気頼みとなっていて内需不振は拡大中、未経験で、未熟なポピュリストを総理大臣に選んでしまっているのだから、直ぐに交代させなければならない。

投稿: | 2010年1月30日 (土) 16時03分

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