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2010年1月 7日 (木)

原因と結果が逆

原因と結果が逆

神戸新聞:<人>河野太通さん 全日本仏教会の次期会長決定
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0002625624.shtml

大分県生まれ。太平洋戦争の終戦時は15歳。大分県の軍需工場で米軍機の空襲を受け、同級生1人を失い、全身大やけどを負った同級生の看護に付き添って終戦を迎えた。軍国主義から民主主義へ急転換した時代、18歳で座禅の道を選んだ。「どんな社会になっても変わらない、人間の真の在り方を求めた」と振り返る。「戦争は諸悪の根源。命を尊ぶことは仏の教え。憲法9条を守ろう」と訴え続ける。

「戦争は諸悪の根源」

河野太通さんという方がどんな方か知らないし、マスコミは発言の断片を伝えるものだから、この言葉だけで河野さんがどんな方か判断する事は出来ないし、しない。

だから河野さんではなく「戦争は諸悪の根源」という言葉について思った事を書く。

「戦争は諸悪の根源」と言うのは間違っている。

戦争は原因や根源ではなく結果だ。

ある人間集団と人間集団が権益〜土地とか資源とか地位とか〜を争って起きるのが戦争だ。

「戦争ヤリテ〜!」って叫んで戦争を始めた国家指導者はいない(少なくとも私は知らない)。何か権益があって、それが欲しくて、あるいは必要で、最初は言葉や理屈や懇願や脅しや策略で、手に入れようとする。

いわゆる外交交渉ってやつですね。

それが上手くいかない時、戦争のコストとリスク、それと、戦争で得られるかも知れない権益の価値を比べて、権益の価値の方が大きい時、戦争を始める。

太平洋戦争だって、軍部や政府が「戦争ヤリテ〜!」って叫んで真珠湾攻撃をしたわけじゃない。

その前に、日本とアメリカが資源や市場を争っていたのだ。決して「戦争をしたかった」訳じゃない。

  *        *        *

いわゆる平和運動に不満な点は「戦争の原因を追求しない」という点にある。

戦争は悲惨だと訴えるのは結構だが、戦争の原因が人間の欲や不安や不信やあるいは「愛」にあることを忘れてはいないだろうか。

戦争は原因や根源ではなく結果なのだ。

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コメント

戦争は「平和の母」とも言います。日本じゃ「日教組」が諸悪の根源でしょう。

投稿: 猪 | 2010年1月 8日 (金) 14時12分

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