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2010年2月19日 (金)

感情の問題なんだよ

感情の問題なんだよ

JANJAN:【催し案内】外国人の地方参政権についての学習会のご案内
http://www.janjannews.jp/archives/2654832.html

 しかしその反対の根拠は、外国人の参政権は違憲であるというのですが、亀井静香国民新党代表が言うように、外国人の参政権付与は「日本人の民族感情を刺激する」(日経新聞 2月4日)と、あくまでも感情的で正確な知識に基づいたものでありません。圧倒的にこの問題について無関心な人が多い現実を見たとき、正確な知識を踏まえて、徹底的に議論をする必要があると判断し、以下の学習会を開催することにいたしました。

参政権の問題は感情の問題だと思う。

世の中には感情では無く理性や理論や科学を優先すべき事も多い。例えば、トヨタ車のリコール問題。まず、トヨタの車がどの程度危険であるのか、他社の車と比べてどうなのか。トヨタ内部での手続きや判断はどうだったのか。こういった事を正確に把握する前にトヨタを養護したり批判しても実りのある結果は得られない。

しかし、参政権の問題は感情を基準にして判断すべき事だ。

何故なら民主国家において参政権とは指導者を決めるという問題であり「その人の言うことに従っても良い」という人間を決める問題だからだ。

  *        *        *

古代共和制ローマでは執政官を選挙で選んだ。執政官は軍事指導者でもある。その指揮の下に戦う。無能な執政官を選んでしまったら、死ぬことになる。

「この人の命令に従っていれば死なないですむ」という人間を選ぶ。あるいは、「この人の命令に従って死んでもしかたがない」という人間を選ぶのが、古代共和制ローマでの執政官の選挙だ。

現代の国家は規模が大きくなり実感が持ちに難くなったかもしれないが、基本は変わらない。

アメリカの大統領はアメリカ軍の最高司令官であり、日本の総理大臣は自衛隊の最高司令官だ。軍事指導者が判断を誤ったらどんな結末を招くか、私達は60年前に体験したはずだ。

指導者を選ぶという意味では、軍事に限られない。

税金を誰からとるか決める(財産を奪う権限を与える)。法律を決め罰則を決める。過激な言い方をすれば「誰を殺すか決める権限を与える」と言っても良い。

そんな人間を決めるのが民主国家における選挙であり、参政権だ。

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自分の生命や財産を奪うことの出来る人間を決める。「この人に殺されるのなら仕方ないか」と言う人間を決める(実際には「最悪じゃないから..」と投票先を決めることが多いけど)。

これが感情の問題でなくてなんだろうか。

「正確な知識を踏まえて、徹底的に議論をする」ことに価値がないとは思わない。しかし、憲法議論がどんな結果で終わろうが、結局の所、感情問題を解決できなければ、解決できないまま、参政権を与えれば、分裂と内乱を招くことにしかならないだろう。

それは日本人にとっても在日外国人にとっても不幸な結果だと思う。

外国人参政権推進派は感情の問題を軽く扱ってはならない。

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言い方を変えれば「あなたは在日韓国人や在日中国人が決めた政治指導者が、どんな決定をしても、それに従いますか」という問いに対して、冷静に「従いますよ」と答えられる人間が圧倒的多数になるまで、外国人に参政権を認めることは出来ないと言うことだ(私のような「なんで○○人の言うことに従わなくちゃならいんだ?」と思う人間が圧倒的少数になったなら、参政権を認めても良いのだろう)。

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コメント

政局が動いている時期にオリンピック一色に浮かれている日本のマスコミは馬鹿でしょう。
それを見る馬鹿が居る。大事な事を国民に知らせない事が政治家・マスコミに許されるにはおかしい。
国家に取って「外国人参政権」など第一面に扱われてしかるべきものでしょう。

投稿: 猪 | 2010年2月20日 (土) 10時22分

間違いの芽は、小さいうちに摘まなければ、いけません。

それは、ナチスが台頭した時代のドイツの反省として、有名な話があります。

ナチスは、最初、共産党を取り締まった。キリスト教の牧師は「共産党だからいいや」と黙認した。次に社会主義者を取り締まった。それも黙認した。次第に締め付けを強め、ついにキリスト教会の取り締まりが始まった。

その段階で、牧師は反対の意向を示したが、遅かった。

彼の反省の弁として「やはり誤りの芽は、小さいうちに摘むべき」だった。

外国人の地方参政権、選択的男女別姓など、「日本のかじ取り」を誤らせたり、社会の基盤である「家族の崩壊」を目指す政策には、断固として反対するべきだ。

投稿: ノワール黒田 | 2010年2月20日 (土) 11時46分

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