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2010年3月31日 (水)

民主化は危険ではないか

民主化は危険ではないか

産経新聞:【日々是世界 国際情勢分析】中国「動乱の可能性」体制内部からの警告
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100330/chn1003300813000-n2.htm

 それだけ政権の危機意識が強いことを物語るわけだが、全人代前の2月、有力な政策ブレーン機関である北京大学国家発展研究院の姚洋副主任(教授)が政権内部の改革派の意見を踏まえるかのような論文を米外交専門誌「フォーリン・アフェアーズ」に発表した。

 姚教授は「一般庶民の政治参加など政治改革が不可欠。(民衆による)抗議行動や、貧富の格差などの経済的不均衡で中国は新たな危機にひんしている」とした上で、「中国が安定を続けるには一層の民主化しかない」と警告している。

「中国が安定を続けるには一層の民主化しかない」

政治というか社会を運営していく上で避けて通れない事のひとつに、「全ての人の意見を通すことは不可能」ということがある。つまり、誰かが何かを我慢しなくちゃならないと言うこと。

その我慢を「仲間みんなで決めたんだから」とさせるのが民主政治。

その我慢を「神様の決めたことだから」とさせるのが神権政治。

その我慢を「逆らうと殺されるから」とさせるのが独裁政治。

その我慢が出来なくなると国家は分裂し内乱に陥る。

民主政治では、意見を否定された少数派が必ず存在する。少数派になった中国人は、多数決で決まった事を「仲間みんなで決めたことだから」と我慢できるだろうか。

それが出来る国民を作り上げる前に、独裁政治から民主政治へと代えたなら、「否定された少数派」は暴力に訴える事になる。それは分裂と内乱を招くことになるだろう。

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コメント

「党内民主化」は、胡錦濤さんが以前公約に掲げて、後に無視したテーマでも有ります。
一般人の意見を汲み取りやすくするシステムは必要だと思います。

胡耀邦が総書記の時代、経済改革と政治改革を同時にやろうとしていました。
完全な民主化ではなくとも、経済改革のスピードに合わせて何らかの形で政治改革を進めて行かなければ、やがて汚職や腐敗、環境破壊など様々な歪が生まれるはずだ、と危機感を抱いたからです。
そして今日、それは現実となりました。

自民党はかつて胡耀邦を支えようとしましたが、左派政党などが反日・抗日ネタを盛んに投下し、中国国内の反改革派を盛り上げ、江沢民時代も、「慰安婦だ~」「南京だ~」「靖国だ~」「教科書だ~」とやって上海閥を最大限に勢い付かせたように思います。
その後遺症は、今もなお大きいものがあると思います。
その当時、反日ネタで盛り上がっていた人の一部が、現在民主党議員や、大臣や、党員や、支持者になっています。

投稿: 政治改革は必要。 | 2010年3月31日 (水) 08時06分

今の体制を維持するより方法は無いでしょう。
それを認識して付き合うことですが中国の民主化自体が無理。

投稿: 猪 | 2010年3月31日 (水) 09時25分

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