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2010年3月23日 (火)

党員は「党外」ですか?

党員は「党外」ですか?

産経新聞:生方問題の発言集 注目のあの人が発したコメントは…
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100319/stt1003192125011-n1.htm

鳩山由紀夫首相
 「生方君のことは残念なことになった。いろいろと党内で意見があることは、民主主義の国だから大いに結構だ。ただ、党の中では黙って、党の外でさまざまな声を上げると党内の規律は守れない。副幹事長なら中でしっかりと議論すべきだ」

生方さんは結局、留任になりました。一連のニュースを見聞きする中で、ふと疑問に思ったと言うか違和感を持ったのが「党内」「党外」という言葉です。

  *        *        *

鳩山さんが「党の中では黙って、党の外で」とおっしゃる時に、党内というのは、民主党の国会議員と民主党の職員のことでしょう。

では、一般の民主党の党員は「党内」なのでしょうか、「党外」なのでしょうか。

私は民主党員ではないので、民主党員への連絡や広報がどのように行われているか知りません。でも、民主党員の特別なネットワークがあると言う話は知りませんから、多分、民主党員も情報源をマスコミやネットに頼っているのでしょう。ですから、鳩山さんが言うように「党内で」議論していたなら、民主党員は、蚊帳の外に置かれてしまいます。

大衆政党である限り「党の外で」話さないかぎり、一般党員は議論している内容を知ることは出来ないのです。

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民主党員も「党の外」に置かれていることに、ちょっとした違和感を感じたのでした。もっとも、民主党は党員による党の代表選挙もめったに行われない政党なので、なんの不思議もないのかも知れません。

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