自浄ではなく純化と自滅
自浄ではなく純化と自滅
時事通信:民主、参院選控え動揺=小林議員「続投」に異論も
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010032200497
小林氏が22日の記者会見で辞職も離党も考えていないと表明したのも、小沢氏への波及を恐れる執行部の意向が働いたとみられる。ある中堅議員は「1人が辞めれば(疑惑がある人が)次々と辞めなきゃいけなくなる。恐怖のドミノでみんな金縛り状態になっている」と党内の空気を説明した。
しかし、小林氏の強気の姿勢に対しては「党にどれだけダメージを与えるか分かってない。自浄能力まで疑われてしまう」(副大臣の一人)などと、世論の反発を懸念する声が早くも上がっている。また、日教組は民主党を支持する連合傘下の主要団体だけに、今回の事件を機に、参院選で実動部隊となる労組組織の動きが制約を受けるなど「地方では影響が出る」(中堅)との見方もある。
時事通信:生方副幹事長の解任決定へ=民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010032300062
民主党は23日午後、国会内で役員会と常任幹事会を相次いで開き、生方幸夫副幹事長の解任を正式に決める。後任には辻恵衆院議員を起用する。
執行部は、生方氏が一部新聞のインタビューで「今の民主党は権限と財源をどなたか1人が握っている」として、小沢一郎幹事長の党運営を公然と批判したことを問題視。18日に高嶋良充筆頭副幹事長が生方氏に辞表を提出するよう求めたが、同氏が拒否したため、小沢氏の了承を得て解任方針を決めていた。
「1人が辞めれば(疑惑がある人が)次々と辞めなきゃいけなくなる」
「自浄能力まで疑われてしまう」
「生方幸夫副幹事長の解任を正式に決める」
民主党は、政治資金で問題を起こした人間を処分せず、党運営を批判した人間を処分します。
民主党の評判にとって逆向きの判断であり、自浄能力ではなく純化(指導部に逆らう者は排除)です。こういった方向に走った組織は、大抵自滅します。
民主党政権への支持率は30%をほんの僅か越えていますが、この調子では、20%台への突入は確実でしょう。10%台も見えてくるかも知れません。
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コメント
これが教師の中身です。悲しい話ですね。
投稿: 猪 | 2010年3月23日 (火) 10時09分