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2010年3月25日 (木)

金持ちによる政治の独占

金持ちによる政治の独占

日本経済新聞:名古屋市議会、河村市長の議会改革案否決 定数・報酬半減など
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819496E0E6E2E3E68DE0E6E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;at=ALL

 市長は市議の定数を75から38に削減する議員定数条例の改正案、市議の報酬を年816万円へ半減する議員報酬条例の改正案、市議1人当たり月額50万円支給される政務調査費を廃止する条例案と、これらの基本方針を定める市政改革基本条例案を提出していた。いずれも賛成1、反対73で否決された。

議員定数はともかく報酬や政務調査費については、市議会側を支持する。確かに報酬と調査費を合わせると2千万以上になるのは高すぎるような気がしないでもない。それを816万に減らすのは減らしすぎだ。

年間800万円の報酬は、サラリーマンなら十分な生活が行える金額であるけれども、議員はいわば「期間雇用の契約社員」だ。任期が終わる度に、自分の成果と目標を雇用主である市民に提示し、評価を受け、信任が得られなければ、クビになるのだから。

不安定な仕事は、安定的な仕事よりも高い報酬を設定するべきだろう。でなければ、経済的な意味での魅力は無いことになる。

政治家は、経済的な報酬よりも志しで、目指すべきものであるけれども、活動するためにお金が必要であるという現実もある。

  *        *        *

極端な例を考える。議員報酬がゼロであったらどうなるだろうか。議員として活動できるのは、議員報酬以外の収入がある人間だけ。つまり、金持ちだけになる。それと業界からの裏金のある人間。

政治家への公的な支払い(議員報酬など)を減らすことの副作用も十分に考えなければならない。

下手な事をすれば、「政治家になるのは(鳩山さんのような)金持ち出身者のみ」という、金持ちによる政治の独占を招きかねないのではないか。


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コメント

何でも金と言うのは頂けませんが、市長のパフォーマンスにも問題が有るでしょう。
アドバルーンはドカンと上げておく、着地点は70%位通れば良い、これも「手」ですから当地の国民の皆さんが判断する事でしょう。

投稿: 猪 | 2010年3月25日 (木) 09時31分

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