「民主党政権で沖縄は不幸になった」と言われるようになるだろう。
「民主党政権で沖縄は不幸になった」と言われるようになるだろう。
読売新聞:沖縄の2射爆場、米に返還要求へ
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100329-OYS1T00713.htm
政府は沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、同県が負担軽減の要求事項に挙げている鳥島と久米島の両射爆撃場返還、沖縄本島東側の訓練水域の一部解除を米側に提起する方針を固めた。普天間問題で県の協力を得るための説得材料とするためだ。
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沖縄県はこうした要望を政権交代前から続けているが、米側は一貫して「日米安保条約の目的達成のため、米軍施設・区域として維持する必要がある」との見解を示してきた。このため自民党政権下では返還実現は困難とみて、米側に協議を提起したことはなかった。代替施設の確保も難しく、返還を提起しても米側との協議が難航することは必至だ。
この2ヶ所の射爆場が軍事的にどの程度重要なのか私には判りません。ですから、あっさり返還する可能性を否定は出来ません。ですが、アメリカとしては、返還するなら見返りを求めるのが当然でしょう。
例え価値が低いものでも、渡すなら見返りを得ようとするものですからね、誰だって。
鳩山政権はどんな対価を支払うつもりなのでしょうか。
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鳩山政権に対する、アメリカの不信感を考えると、大きな対価なしに鳩山政権の得点になることを実行しようとするとは思えません。
鳩山政権もそれを知っていて「努力してますよ〜」というポーズをしている過ぎないのではないでしょうか。
政治は結果で評価されます。「思い」や「努力」はどうでもいいんです。国民に幸福な生活を保証できれば良いんです。民主党政権は、沖縄の人々の「思い」に同調し希望を見せました。彼等なりの努力もしたかも知れません。しかし、結果は惨澹たるものになりそうです。
民主党政権で沖縄は不幸になった、これが結果として残りそうです。

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コメント
射撃ぐらいは北海道・富士で代替えは出来るでしょうが日本の国防・アジア地域の安全保障は沖縄が無ければ成り立たないことぐらいは知るべき事でしょう。
平和の代償は税金と保障でなされているのですから、この状況を破り沖縄県人に夢を見させた民主党が最悪人。
投稿: 猪 | 2010年3月30日 (火) 09時44分