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2010年4月30日 (金)

現在の中国社会は、高度成長期の日本社会とは違った歪を抱えているのではないか

現在の中国社会は、高度成長期の日本社会とは違った歪を抱えているのではないか

西日本新聞:上海万博 「愛国イベント」を超えて
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/168782

 

五輪、万博、そして経済成長といえば、日本が1960―70年代に上った階段だ。21世紀の中国がいま、同じ階段を一気に駆け上ろうとしている。



 1970年の大阪万博も、64年の東京五輪から間を置かず開催され、戦後日本の経済成長を象徴する催しとなった。会場にはファストフード店も登場し、新たな消費文化の始まりを告げた。あれから40年、現在の日本の経済情勢から見れば、当時の日本社会の熱気が懐かしく、一方でいまの中国経済の勢いがまぶしい。

「当時の日本社会の熱気が懐かしく、一方でいまの中国経済の勢いがまぶしい」

私は大阪万博に行きました。小学生で親に引きずり回されて、扇子を無くした事と自動販売機で何か失敗をしてジュースを飲めなかった事を覚えています。

太陽の塔とか月の石とかも見ましたけど、見たことを覚えてはいますけど、子供にとっては「ジュースが飲めなかった」ことの方が大事だったみたいです(親が知ったら嘆くかも、せっかく高い金出して新幹線にのってまで行ったのにねぇ)。

経済発展という意味では、今の中国には当時の日本のように「欲しいものがある」「働ければ得られる」「来年は、今年より豊かになっている」という気分があるように思います。

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一方で、今の中国と高度成長期の日本に違いもあります。

読売新聞:中国で相次ぐ児童襲撃、格差への不満はけ口か
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100429-OYT1T00753.htm

 中国南部・広東省の小学校で28日、校内に侵入した男が刃物で児童や教師を襲撃し、計16人を負傷させる事件が発生したのに続き、29日にも東部・江蘇省の幼稚園で園児らが襲われ、計32人が負傷する惨事があった。

 経済発展に伴う所得格差の拡大で、失業者や出稼ぎ労働者らの間で膨らむ不満の矛先が、児童ら弱者に向かっているものとみられる。

万博が開かれた当時、私は子供だったから良く覚えてはいませんが、小学校や幼稚園を襲うような事件は無かったと記憶しています。

中国社会が抱える歪は、高度制長期の日本にあった歪みとは違ったものであるように思えます、もっと、病的というか。

不気味で虚無的な闇だと感じるのは偏見でしょうか。

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「失業者や出稼ぎ労働者らの間で膨らむ不満の矛先が、児童ら弱者に向かっているものとみられる」

襲いやすい弱者というだけでなく、「学校に通える子ども」というものが嫉妬の対象になっているように思えます。出稼ぎ者の子供たちは、戸籍の関係で公立学校に通えない(高くて不備のある私立の学校にしか入学できない)とも聞きますから。

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現在の中国と高度制長期の日本、その間には、越えられない溝があるように思います。

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コメント

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投稿: 一日本国民 | 2010年4月30日 (金) 23時58分

先ず人口が違いすぎます、加えてもう高齢化が進んでいる、当時の日本と比べる方がどうかして居る。読売も何処を見てるんでしょうね?中国病は簡単なものでは有りません。

投稿: 猪 | 2010年5月 1日 (土) 10時08分

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