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2010年4月30日 (金)

首相の沖縄訪問はドドメになるかも

首相の沖縄訪問はドドメになるかも

読売新聞:首相訪沖の混乱予想、米はシュワブ視察に懸念
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100429-OYT1T00695.htm

 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、鳩山首相が急きょ、5月4日の初の沖縄入りを決めたことについて、政府内で現地の混乱と事態の悪化を懸念する声が出ている。

 首相は移設先となる米軍キャンプ・シュワブ(名護市辺野古)を視察したい考えだが、地元では移設反対の横断幕が掲げられるなど、反発が強まっており、米側も首相の安全確保への不安などから、視察に懸念を示すという異例の事態になっている。



 首相周辺は「『県外移設ではなく、申し訳ない』という気持ちから、自分で説明したいという思いがあった」と首相の誠意を強調するが、政府内では「先の見通しもなく現行計画を破棄し、迷走したつけだ」と冷ややかな声が出ている。

「政府内で現地の混乱と事態の悪化を懸念する声が出ている」

沖縄を訪問するなら、昨年の内に行っておくべきでした。現時点で行っても良いことはありません。場合によっては、沖縄訪問が政権へのトドメになるかもしれません。

  *        *        *

結局のところ、鳩山政権は普天間の移設に失敗しました。現在の政府案は「自民党政権がまとめたものと違う」という以上の価値はありません。建設費・維持費は現行案より悪い、安全性・環境への影響などは現行案とたいして違わない、運用面での不安もある。

鳩山政権が検討してきた案は、旧自民党政権が検討したものばかりです。

条件が変わらず、人間の能力もあまり変わらないのですから、出せる答えがあまり変わらないのは当然なのですが。

  *        *        *

鳩山政権に出来ることは「誠意をもって、対話すること」「努力している姿を見せること」しかなかったのです。

その為に鳩山首相が沖縄を訪問することは良いことです、どうにもならなくなった今の時点でなければ。

出来る出来ると期待を持たせ、結局出来なくて、謝りに来る人間をどうあつかうべきでしょうか。

最初から難しいと言い、難しい理由を説明し、やるべきことを誠実に努力をしていれば「出来ませんでした」と言われても、怒ることは難しい。しかし、鳩山政権は「出来る」と約束はしましたが、努力もしましたが、その努力は「誠実」には見えませんでした。

その場かぎりの言い訳に見えました。

今さらやって来ても、沖縄にとっては「どの面さげてやって来るんじゃ」ってもんでしょう。

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鳩山首相の沖縄訪問は、鳩山政権にとって打撃となるでしょう。問題解決へ継るとしたら、抗議活動に鳩山さんがショックを受け、辞任する場合だけでしょうか。


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コメント

今頃説明しても誰も聞かないでしょう~順序が反対なんだよ、鳩山さん。

投稿: 猪 | 2010年4月30日 (金) 09時18分

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此の文章は昨年暮れしーたろうがクリスマスメッセージの記事1、クリスマスメッセージの記事2を書かれた時に、一阿が書いた文章です。私は右でもなく左でもなく日本人です。一人でも多くの方に読んで頂ければ幸いです。 ... [続きを読む]

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