憲法九条があるかぎり
憲法九条があるかぎり
47NEWS:首相、拉致解決へ取り組み強化 被害者家族と面会
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061001000589.html
面会した家族会の飯塚繁雄代表らによると、首相は「長い期間、言葉では言い尽くせない苦しみが続いたと思う。何とかしなければという思いだ」と強調。韓国海軍哨戒艦の沈没も踏まえ「韓国と連携しながら解決したい。制裁による圧力を強める方向でやっている」と述べた。
北朝鮮のような国は「暴力」しか理解しないんだよ。あるいは、恐怖を感じないと彼らは真剣にはならない。北朝鮮に拉致事件を解決しなければ、解決したい、と思わせる為には、軍事的な制裁がチラついている事が必要だ。
北朝鮮のような独裁国家では、国家主権は(タテマエはともかく)独裁者にある。そして、独裁者は恐怖で国家を支配している。彼らが、理念や愛情を理解するかどうかは判らないが、恐怖は理解するだろう。
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日本がいくら経済制裁をしても、それだけでは、北朝鮮の支配層に恐怖を与えることは出来ない。つまり、彼らは対応する必要を感じない。
日本が憲法九条を墨守しているかぎり、北朝鮮(の政治指導者)にメッセージを送ることすら出来ないのだ。
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菅政権が今までの政権より真剣ではないと言うつもりはない(真剣だと言うつもりもないが)。
しかし「憲法九条があるかぎり、北朝鮮への圧力は中途半端に終わる」とか「憲法九条があるかぎり、拉致事件は解決できない」と正直に言うような首相が出てこないものだろうか。そして、日本人には「暴力しか通じない相手」がこの世界には存在していることを理解してほしいと思う。
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コメント
貴殿の言っていることはまさに正論です。
投稿: kazu | 2010年6月11日 (金) 02時53分
そうですね、憲法旧条?なんて過去の遺物、早く日本人も正気に戻る必要が有ります。
将来を生きる子供たちが可哀想、いつまでもやられ放題。
投稿: 猪 | 2010年6月11日 (金) 16時01分