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2010年6月28日 (月)

シビアな世界

シビアな世界

中日新聞 社説:「核の春」とヒロシマ 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010062702000031.html

 …長老政治家スティムソン陸軍長官。「日本人に事前警告を与えてはならない。市街地を集中攻撃しないが、最大多数の日本人に衝撃を与えるため住宅地の囲む大規模兵器生産工場への投下に合意」

 …スティムソンの七月二十四日の日記。「もし京都の文化遺産を破壊すれば日本人は米国を永遠に恨む。それはロシアの満州侵攻で日本を米国寄りにするはずの米国の政策を台無しにする」。トルーマン大統領ら同意。

核兵器についてググっていたら見つけた社説ですが、思ったのは核兵器についてではありません。

「七月二十四日の日記」

「ロシアの満州侵攻で日本を米国寄りにするはずの米国の政策」

ソ連が日ソ不可侵条約を破棄して満州に侵攻したのは8月8日。その前に書かれた日記です。ソ連の侵攻を予想し、その後に日本をアメリカ側に付けることを考え、その為に、やって良いこと悪いことを考える。

広島・長崎に原爆を落とし数十万人を殺すことを是としつつ、文化財を破壊することでの反発を避ける。それは、日本を味方につけるため。

現在の国際状況では当然の事のように思えますが、これをアメリカが考えていたのは、太平洋戦争末期で勝敗は見えていたとはいえ、日本とアメリカが戦争していた時期です。戦場では、空襲を受けた都市では、アメリカ人の血も日本人の血も流されていた、そんな時期にこんなことを考えるアメリカという国にぞっとしました。

  *        *        *

国際世界のシビアさに比べて、日本の政治のゴタゴタ。

こちらの方にこそ、ぞっとするべきかもしれません。

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コメント

こんなことが判らない人達が政権に居る、大臣が私用でSPを連れて歩く国です、殺されても役に立たない連中に大変な金を掛けている。

投稿: 猪 | 2010年6月28日 (月) 09時24分

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