« 民主党では貧困層を救えない | トップページ | シビアな世界 »

2010年6月27日 (日)

世界は暴力に満ちているんだよねぇ

世界は暴力に満ちているんだよねぇ

信濃毎日新聞 社説:日印の協定 核軍縮が絶対条件だ
http://www.shinmai.co.jp/news/20100627/KT100626ETI090004000022.htm

 日本とインドとの間で原子力協定締結に向けた交渉が始まることになった。

 インドは核拡散防止条約(NPT)への加盟を拒み、核開発を進めてきた国である。安易に原子力協力に踏み切るようなことになれば、NPT体制のほころびはさらに広がる危険がある。



 日本が「非核」を国是とする以上、インドとの交渉は慎重に行うべきだ。「核なき世界」を阻害するようなことになったら元も子もない。インドに核軍縮を進める気がないことが分かったら、交渉を打ち切るなど、厳しい態度で臨まなくてはならない。

核兵器が拡散しつつあることには懸念を感じるし、特に、テロリストのような失うもののない者達の手に渡ることの無いように厳格な管理が必要だとも思う。

しかし、この手の社説を読んで感じることは「なんで、こうまで核兵器を特別扱いするかな?」という疑問。

  *        *        *

人間は有史以来、いやそれ以前から暴力をもって互いに争ってきた。核兵器は最大の破壊力を持った武器ではあるけれども、それだけだとも言える。

  *        *        *

私は「核なき世界」に賛成しない、戦争なき世界なら理想として認めるが。

人間に戦争なき世界を作ることが可能だろうか?

もし、戦争が無くならない世界で、核兵器が無くなったらどうなるだろうか。おそらく、大きな戦争が繰り返される世界であることだろう。

核兵器は戦争の概念を変えた。それまでの戦争が「死ぬのは下っ端から。王様や独裁者、大統領や政治家が死ぬのは最後の最後」であったのに対して、「いきなり王様や独裁者が狙われる。政治的指導者や支配階級が攻撃される」というふうに変えた。

「核なき世界」では、支配階級の人々は経済的なものに対する心配はするだろうが、生命身体については心配しないで戦争を始められる。

これが「核なき世界」が戦争が繰り返される世界であることの理由だ。どこまで行っても庶民に過ぎない自分は(支配階級になれない自分は)、核兵器がある世界であるほうが、戦争に巻き込まれる可能性が低いと思っている。

  *        *        *

核なき世界を理想とするのは良いが、その結果、何が起こるのか考えてみるべきだ。

世界は暴力に満ちているんだよねぇ。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 民主党では貧困層を救えない | トップページ | シビアな世界 »

コメント

核なき世界?5大核保有国が核を捨てるわけがない。

投稿: 猪 | 2010年6月28日 (月) 09時26分

核なき世界が、平和にとってアンバランスな世界だということでしょうね。

投稿: きき | 2010年6月28日 (月) 12時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/48736209

この記事へのトラックバック一覧です: 世界は暴力に満ちているんだよねぇ:

» 狂人=杉山茂樹 [日本の狂った反日スポーツライターたち]
皆さま、拙ブログにお越しいただき有難うございます。 ↓の10のエントリー(青文字部分をクリック)を読めば、 ①武士道とスポーツ ②丸裸でW杯や五輪という戦場に赴かざるを得ない今の日本のスポーツ選手たち ③歴史を消された日本人スポーツ選手に未来はない ④戦争と..... [続きを読む]

受信: 2010年6月28日 (月) 00時05分

» 核兵器どうでしょう [核兵器]
昨日、本屋に行ったらつい目にとまって見てしまいました核兵器関連本。結局立ち読みで帰ってきましたが・・・・だってAmazonで買ったほうが安いので。 私はよく流行調査のように本屋に行ってそのあとAmazonで買うパターンが多いです。そんなことで、このブログで紹介しておきます。核兵器はなくせる 第12章 扉を開くとき <2> - フィーチャー ...核兵器の存在を正当化する根拠として、しばしば「核抑止論」が使われる。「東西冷戦期にも核戦争は起きなかった」「核兵器を持っているからこそ他国から攻撃されない... [続きを読む]

受信: 2010年6月28日 (月) 12時37分

« 民主党では貧困層を救えない | トップページ | シビアな世界 »