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2010年6月14日 (月)

閉塞感、閉塞状況、そして、はやぶさ

閉塞感、閉塞状況、そして、はやぶさ

時事通信:所信表明演説全文
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010061100502

 産業構造・社会構造の変化に合わない政策を遂行した結果、経済は低迷し続けました。こうした過去の失敗に学び、現在の状況に適した政策として、私たちが追求するのは「第3の道」です。これは、経済社会が抱える課題の解決を新たな需要や雇用創出のきっかけとし、それを成長につなげようとする政策です。現在まで続く閉塞感の主たる要因は、低迷する経済、拡大する財政赤字、そして、信頼感が低下した社会保障です。新内閣は、「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」の一体的実現を、政治の強いリーダーシップで実現していく決意です。

確かに日本には閉塞感が漂っている。これは何とかするべきだ。

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景気の「気」は気分の気だ。実態経済が基礎である事に異論は無いが、気分も大事。誇大妄想もマズイが、必要以上に萎縮してしまうと、実態経済まで悪くなる。

閉塞感も同じ。閉塞状況を、あるいは、現状を無視してはならないけれども、気分を変える事も大事だ。

気分を変え、同時に、未来へ継る革新を行うことが出来れば言うことがない。

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最近の気分を変える出来事と言えば、はやぶさの帰還をおいて他にない。世界で初めての小惑星への往復飛行。幾多の困難やトラブルを乗り越えての帰還。

さわやかな気分になり、日本を誇りに思った人も多いことだろう。

まさに、閉塞感を打破する出来事だ。

これを実態経済へと反映出来たなら素晴らしい。

宇宙開発は、直接的な経済効果もあれば、技術開発の波及効果もある。国威発揚というとサヨクな方々は嫌うだろうけど、未来を感じさせて明るい気分をもたらすことができる。

はやぶさの後継機には是非とも期待したい。

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47NEWS:はやぶさ帰還で首相が祝意 「日本の技術アピール」
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010061401000631.html

 福山哲郎官房副長官は記者会見で、開発機構が計画するはやぶさの後継機開発について「宇宙技術発展への貢献を精査し、来年度予算での扱いを検討したい」と述べた。

 文部科学省は2010年度予算で約17億円を概算要求したが、政権交代に伴う歳出見直しで3千万円に減額された

民主党政権も気がついてくれました。とても良いことです。でもね、成功した後に評判が良かったので予算増額ならバカでも出来る。

失敗しても大事なプロジェクトなら「今度は成功しろ!」と予算を付けるのが、真に優れたリーダだと思う。あるいは、成功が約束される前に「これが出来れば、世界が変わる」と予算を付けるのが政治家の仕事だろう。その意味では、民主党政権には先見の明は無い、あるいは、閉塞感を打破できるものが目の前にあったのに気がつかなかったと言える。そういう意味で民主党政権は批判されるべきだ。

でもまぁ、批判はともかく、後継機が製造できそうで良かったです。

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日本の閉塞感は、未来が不安であることもともかくとして、明るい夢、あるいは目標を見失ったことにある。

日本はアメリカにもヨーロッパ諸国にも負けない技術力を持っている。社会の豊さだって負けていない(部分的に見ると欠陥が無いとは言えないけれども)。でも、そこそこ発展してしまったが故に、次にこれをやれば良いといった自明な課題が無くなってしまった。

そんな日本にとって、宇宙開発は未来を感じさせ、閉塞感を打ち破るものになるのではないか。そして、夢だけでなく現実世界への波及効果もある。

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根拠レスな妄想に近い私見だけど、日本は、短期的には有人宇宙船(HTVの発展型)、長期的には軌道エレベータの開発をやるべきだと思う。何故なら、人間を宇宙に送る技術は必ず必要になるし、軌道エレベータが宇宙開発における「次のブレークスルー」になるだろうから。

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 蓮舫ネタ続けてスンマソ。  蓮舫が「はやぶさ」帰還を絶賛とのことだが、口にする資格はないと思うぞ。それに、カプセルから何も出てこなかったら掌返しの悪寒w http://www.jiji.com/jc/zc?k=201006/2010061500385&rel=j&g=polの魚拓...... [続きを読む]

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