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2010年9月19日 (日)

江戸封建制の世ながら?

江戸封建制の世ながら?

中日新聞 社説:国のかたちという難問 週のはじめに考える
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2010091902000021.html

九州在住の在野の思想史家渡辺京二氏の「逝きし世の面影」(平凡社ライブラリー)は、幕末から明治にかけて来日した西洋人たちの記録を精査して、滅びた日本の文明をよみがえらせた労作です。「十八世紀初頭から十九世紀にかけて存続したわれわれの祖先の生活はたしかに文明の名に値した」とも書いています。

日本の自然の美しさは異邦人を感嘆させたようですが、印象的なのは「貧乏人は存在するが、貧困なるものは存在しない」の評価です。金持ちが高ぶらず、貧乏が卑下しない。江戸封建制の世ながら意外なことに人間の尊厳が守られていたようなのです。 

封建制度への偏見なのでしょうか。

封建制度は悪いもの、人権を抑圧するもの、と考えれば「江戸封建制の世ながら意外なことに人間の尊厳が守られていたようなのです」というのは自然な感想なのでしょう。

しかし、頭の中の理屈よりも現実を重視するべきではないでしょうか。江戸時代の日本の庶民は幸せだった。当時の世界各国の庶民と比べてトップレベルの幸せな庶民だったと思います。

封建制度や身分制度、効率的ではないとは思います。しかし、人権や自由が庶民を幸せにしたのか?という疑問も大事なことではないでしょうか。

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コメント

世界に類を見ない260年ですから貧困もあってでしょうが、モラルが高く、上下を問わず分を弁えて満足して居たのでしょう。
人間はその位置に居る人間が其々、人事を尽し天命を待つ、自然な気持ちで生きる事が出来れば理想なのでしょうが、欲がそうさせないのですね。

投稿: 猪 | 2010年9月19日 (日) 10時12分

当事の外国人が、日本人の仕事振りを見て、「遊んでいるかのように楽しみながら、しかも出来上がりはすばらしい」と言うようなことを書いていて考えさせれます。
今の日本で仕事にやりがいを持っている人は少ないのではないでしょうか。
近代化の全てが良かったのか?よく考えなければならないと思います。

投稿: 茶碗蒸し | 2010年9月19日 (日) 10時33分

どこで読んだのか。最近どこかで読んだ文章に、アメリカ人の女性歴史学者の言葉がありました。それは、「もしもわたしが18世紀に生まれたなら、貴族階級なら英国に住みたいけれど、庶民なら江戸に住みたいわ。」というものでした。

投稿: Supermum | 2010年9月19日 (日) 16時04分

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