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2010年9月15日 (水)

尖閣諸島を放棄するとき

どら親父さん、こんにちは

お返事が長くなったし、重いテーマなので記事にしてしまいます。

> 中国に妥協して船長を即刻解放しろと言っているのか
> 弱腰外交をすると更に図に乗って中国は第二の
> 李承晩ラインを引いてくると言っているのか、そのあたりが
> 誤解される恐れがあると思います。

正直に書きます。非難されるだろうとも思っています。でも正直に思っている事を書きます。

私は場合によっては尖閣諸島を中国に渡しても良いと思っています。その時の判断基準は「日本に尖閣諸島を護る力があるか」です。

  *        *        *

「風の谷のナウシカ」と言うアニメがあります。監督の宮崎駿は「風の谷のナウシカ」をマンガでも書いています。マンガ版の族長ジル(ナウシカの父)のセリフから引用します。

「相手は単独行動の小戦隊なのだ
証拠などすぐに消せる
ガンシップで皆殺しにするべきであった
将来に禍根を残すよりましだ」

「皆殺しにする力がないのなら
あの石など
くれてやればよいのだ」

尖閣諸島を護る力が日本にあるか?
その事を考えねばなりません。

  *        *        *

現時点では、日本の海上自衛隊は中国海軍を撃退できるし、自衛隊が交戦状態になれば米軍の参戦もあるでしょう。現時点では、日本には尖閣諸島を護る力があるし、護るべきである、その為に強気に出るべきある。それが、第二の李承晩ラインを招かない方法であると思います。

ただし、尖閣諸島に拘泥してはなりません。このまま、日本が軍縮を続け、中国が軍拡を続ければ、いつか、5年後か、あるいは10年後に、力関係が逆転している可能性があります。現在の民主党政権のような反米政権が続けば米軍の参戦も期待できなくなります。

その時には、日本は尖閣諸島を(場合によっては沖縄も)放棄すべきです。

  *        *        *

戦前、日本は満蒙(満州・モンゴル)は日本の生命線だと執着しました。中国の利権に執着し、中国で犠牲になった方々の血を無駄にできず、結果、より多くの血を流すことになりました。そして、中国の利権を全て失いました。

でも、戦後の日本は繁栄しました。満蒙は日本の生命線ではなかった事を、戦後日本の繁栄は証明しています。

であれば、さっさと満蒙をアメリカやソ連に叩き売って、場合によっては朝鮮だってアメリカに売っちゃって、台湾ぐらいを確保するに留めた方が日本は安全でより繁栄できたのではないか?

以上は、もちろん、後知恵ですが。

  *        *        *

尖閣諸島や沖縄を放棄する、これは非難されるアイデアです。しかし、日本の実力、日本の同盟国との関係を冷静に戦略的に考えて、場合によっては放棄することも選択肢に入れておくべきだと思っています。

日本政府は、尖閣諸島について、現時点では強く出るべきです。護る能力があるのに護らないのは愚かしいことですから。

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» [中国] 国民の生命と財産を守ろうとしただけ [kojitans note [日本人として]]
日本政府は、中国に毅然とした対応すべきだ 日本の領海に密入国した自国民を守るのに中国外相は丹羽大使を呼びつけ「船長と船を即刻返せ」と要求しているようだ。船になにか不味いものでも隠しているのかと疑ってみる。 先日も書いたが、中国は試しているのだ。 混乱する日本政界に対して、日本国民の安全を脅かしてみせているのだ。 案の定無為無策の日本に対して、中国は「軍艦で尖閣諸島を占領する」という世論まで作っている。 中国政府(中国共産党)は約束を守らない 尖閣諸島から程近いガス田開発において、領有権を主張している... [続きを読む]

受信: 2010年9月16日 (木) 21時05分

» [安全保障] 日本の領土は日本のものです [kojitans note [日本人として]]
試しているのはアメリカも同じ。 仙石官房長官にに対してアーミテージ(元米国務副長官)が、中国が日本を試していると指摘したらしい。それは正しいが、アメリカもある種試しているだろう。日本は利用されてばっかりですね。 尖閣諸島に関して、弱気な発言をしているアメリカは、普天間などの基地問題で、日本の天秤の傾きを測ろうとしているだけなのです。 白々しい中国政府 中国のハッカーが日本政府系のサイトを攻撃するとか、そんな感じの報道。 穏やかな話ではないですよ。天津の日本人学校のガラスが投石より割られたらしいですね... [続きを読む]

受信: 2010年9月17日 (金) 11時10分

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