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2010年9月17日 (金)

幼稚な軍縮論は止めよう

幼稚な軍縮論は止めよう

西日本新聞 社説:防衛白書 中国軍の実態を見極めよ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/197838

今月、尖閣諸島周辺で起きた海保巡視船と中国漁船の衝突事件をめぐって、中国は尖閣諸島を自国領土と主張し、公式的には強硬姿勢を示している。こうしたあつれきを見れば、中国への「懸念」と南西諸島の備えは妥当だとも思える。

ただ、こちらが警戒して軍備を強化すれば、相手もまた配備を強める。こうして局地的な軍拡競争が起きれば、かえって危機のレベルは上がってしまう。悪循環に陥らぬよう、やみくもに脅威を叫ぶのではなく、相手の軍事能力と意図を、冷静に見極めることが必要だ。

2点ほど書いておきたい。

ひとつめ、始めたのは中国であること。中国軍(人民解放軍)は何年もの間、増強を続けている。対して日本の軍事費は微減を続けている。日本が軍備を増強するとしても、それは相手に対する反応に過ぎない。

仮に軍拡競争が始まるとしても、始めたのは日本ではなく中国だ。つまり、中国が軍拡する理由は日本の軍拡ではない(そもそも、日本の軍拡は存在していないのだから)。

日本が軍備増強しなかったとしても、中国の軍母増強は止まらない。

ふたつめ、軍拡競争が直ちに戦争に繋がる訳ではないし、軍縮が直ちに平和を意味することもないと言うこと。

戦争は力のバランスが崩れたり、力の空白が生まれたときに起きる。日本が中国の軍拡に対応して適度に軍備増強をすることが、戦争を起こさない方法ではないだろうか。

  *        *        *

軍拡競争を避けるべきである、という主張は理解でき賛成する。しかし、現在の日本が軍縮を続けるならば、力のバランスが崩れ、結果、不安定な状況に陥り危機レベルが上がってしまうだろう。

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コメント

軍拡では無く、相手が攻めにくい体制を取ることでしょうが、それすらないのです。
何でもバランスですね・・・小学生に喧嘩でも同じ。

投稿: 猪 | 2010年9月17日 (金) 09時04分

日米同盟の強化と併せて、防衛力の整備強化は絶対に必要でしょう。米国からの調達だけでなく、自前の開発製造を推進すれば日本経済への刺激にもなる。

投稿: シルバーな親父 | 2010年9月17日 (金) 11時29分

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