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2010年10月 6日 (水)

喜んでばかりはいられない

喜んでばかりはいられない

毎日新聞:鈴木章氏の人となり、研究内容などを詳しく:海外で注目、有機合成化学(05年1月掲載)
http://mainichi.jp/feature/sanko/archive/news/2010/20101006org00m040007000c.html?link_id=RAH01

有機ホウ素化合物は、水やアルコールと混ぜてもほとんど変化しない。このため、多くの研究者は新物質の合成には役立たないと考えた。しかし、鈴木さんは壊れにくいからこそ安全に扱うことができると発想を逆転した。帰国後の79年、パラジウムを触媒として用い、塩基を加えると有機ホウ素化合物から、目的としている有機化合物が効率よく得られることを発見した。

日本人のノーベル賞受賞は喜ばしいニュースです。でも、単純に喜んでばかりはいられません。

何故ならノーベル賞は20年30年前の業績に対して与えられるものだからです。今回の「スズキ・カップリング」も1979年の功績です。科学系のノーベル賞は評価の定まったものに対して与えられる傾向が強いのです(逆に言うとiSP細胞の山中教授が候補に挙がることが異常なのです)。

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今日ははやぶさのカプセル内に地球外由来の(小惑星イトカワの)可能性がある微粒子が見つかったというニュースがありました。ノーベル賞と併せて(過去と現在ですからね)喜ばしい限りですが、あくまでも、実績と言うものは過去の物だと思っておかないとならないとおもいます。

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おめでとう、うれしい、と私も思いますが、同時に覚めた目と将来への投資を忘れてはなりません。

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コメント

そうですね。旧世代の受賞者。こんな時に事業仕分け・・タイミングの良い受賞でも有りました。

投稿: 猪 | 2010年10月 7日 (木) 09時47分

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