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2010年10月 3日 (日)

失敗ODAはリストラせよ

失敗ODAはリストラせよ

信濃毎日新聞 社説:途上国援助 外交力強化のために
http://www.shinmai.co.jp/news/20101003/KT101002ETI090003000022.htm

東南アジアの国々を訪ねると、日本の援助で整備された橋や道路、空港を見かける。そうした施設は先々にわたり「日本」をPRし続けてくれるだろう。

日本は中国に対し、累計で3兆円を越えるODAを供与してきた。中国が日本に戦争の賠償を求めなかったことに対する見返りの色彩も帯びた援助である。

中国経済は日本の援助もてこに成長を遂げ、今では世界経済の支え役になっている。対中ODAは、その意味が中国の人々に十分浸透していないうらみはあるとしても、戦後日本外交の成功物語の一つに数え上げていいだろう。

情けは人のためならず。この言葉はODAにこそ当てはまる。

<国民の理解がカギ>

問題は、援助について日本国民の理解が十分でないことだ。本社が加盟する日本世論調査会の2年前の調査では、ODAを「増やすべきだ」とする答えは9%しかなかった。「現状の水準でよい」が70%、「さらに減らすべきだ」は17%。国民がODAに向ける目はまことに冷たい。

援助の意味について、政府の国民に対する説明が決定的に足りない。加えて、援助にからみ、贈収賄、裏金といった不祥事が多発してきた現実もある。

「日本は中国に対し、累計で3兆円を越えるODAを供与してきた」

「戦後日本外交の成功物語の一つに数え上げていいだろう」

「国民がODAに向ける目はまことに冷たい」

日本が援助した国家が、日本の領土を掠め獲ろうとする。こんな援助に賛成出来る訳がないのだ。

ODAそのものには反対しない、有効なODA(日本の役に立つODA、「情けは人のためならず」となるODA)には賛成する。しかし、中国へのODAを成功という判断力をどうにかしないと有効なODAなんて出来はしない。

  *        *        *

「援助の意味について、政府の国民に対する説明が決定的に足りない」

政府には有効なODAについて、国民に説明してもらいたいと思うし、マスコミで社説などを書いている有識者には、提案や解説をしてもらいたい。

信濃毎日新聞は中国へのODAを成功だと判断しているらしいが、その根拠を説明したもらいたいものだ。援助した相手が日本の国土を掠め獲とうとしているのに、何故、成功と言えるのか。

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選挙では、外交は票にならないそうだ。日本国民の多くは国境の島に住んでいる訳でもなく、外国船に脅かされる立場でもない。そんな国民の多数派が安全保障や外交やODAなどよりも消費税や子供手当てに関心を持っても仕方の無いことだと思う。

しかし、国家の最大の役割は、外国から国民を守ることにある(外国の意志を排除し、自分達の価値観と権益を護る)ことを忘れてはならないと切に願う。

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コメント

中国にたいする日本からのODAについて、シナ中共政府は自国民に対して一言も知らしめていないばかりか、その援助で軍備を拡張し、アフリカ諸国へのシナからの援助に振り向けている。
中国に対するODA援助は終わったが、今だにアジア開発銀行経由での援助が行われている。
即刻やめるべきだ。

投稿: シルバーな親父 | 2010年10月 3日 (日) 17時21分

経済大国と本人が言ってるんですから・・・ODAを出すほうに回れ。

投稿: 猪 | 2010年10月 4日 (月) 09時44分

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