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2010年11月11日 (木)

ダライ・ラマの認識 vs 日本国憲法前文

ダライ・ラマの認識 vs 日本国憲法前文

47NEWS:ダライ・ラマが各国首脳ら批判 「正義語るが実践欠く」
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110901001023.html

来日中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は9日、中国の人権問題を取り上げることに各国首脳が尻込みする現実があるとして「言葉では正義を語るが、実際の行動や実践が欠けている」と批判した。愛媛県新居浜市で記者会見した。

ダライ・ラマと首脳が会った国に対し、中国が貿易を締め付ける傾向があるのではないかとの質問に対しては「現代の現実だ。現実はまだ完ぺきでなく欠けているものがある」と述べた。

総務省 法令データ提供システム:日本国憲法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

現実の国際社会は日本国憲法が述べたようではなく、ダライ・ラマの言葉に近いと思います。そして、現実から乖離したルールは無視されるようになります。

人間は規則や命令だけで動くものではありません。規則や命令だけで動かそうとしたら、人間は規則や命令の裏をかこうとします。規則が軽視されるようになる。

日本では時々「この政府の行動は憲法違反だ!」とする判決が出て、しかも政府の行動が変わらない事がある。記憶に新しい所では、2008年に名古屋高裁で、自衛隊のイラク派遣を憲法九条違反であるとしながら、差し止めない判決があった、まさにその日、自衛隊がイラクで活動中であったにも関わらず、です。

傍論とは言え、裁判官にも「違反しても罰則なしで良いよ。違反だけどやり続けて良いよ」と軽視されるまでになってしまったのです。

現実から乖離したルールは無視されるようになり、効力を失います。日本国憲法の理想は評価しますが、現実との乖離が酷くて人間の為の法としては欠陥憲法と言わざるを得ません。

憲法改正すべきです。

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2010/11/11 21:28 訂正
 訂正前:「政府の行動を憲法違反だ!」とする判決
 訂正後:「この政府の行動は憲法違反だ!」とする判決

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コメント

一人前の人間が使用するものじゃありませんね。

投稿: 猪 | 2010年11月11日 (木) 10時02分

仰るとおりかと思いますが、一点だけ。
現行憲法を改正してはいけません。なぜならば、日本の主権が回復していない段階でGHQに押し付けられたものだからです。
これを改正すれば、現行憲法を日本国の憲法として認めたことになってしまいます。
先ずは現行憲法の破棄宣言をして、一旦、明治憲法に戻り、改めて新憲法を制定することが筋道だと思います。
その際に、現行憲法をたたき台として必要な条文の改廃や追加を行い、これを新憲法とする方法でも問題は無いでしょう。

投稿: シルバーな親父 | 2010年11月11日 (木) 14時16分

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