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2010年12月23日 (木)

危険水域にある中国

危険水域にある中国

レコードチャイナ:中国漁船が韓国艦に体当たり、朝鮮半島情勢はさらに悪化—英メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=47924

記事は、緊迫する朝鮮半島情勢の緩和をはかるため、米国を始めとする国際社会が中国に仲介役を促していた矢先だけに、「これで中韓関係も悪化するかもしれない」と失望感をあらわにした。中国では事件について一切報じられていないが、漁民が死亡したニュースはネット上で瞬く間に広まり、「中国は他の国を尊重しているのに、他の国はなぜ中国を尊重しない?」「韓国人は死んでほしい」など、多くのユーザーが怒りのコメントを寄せている。

中国政府は中国人民の批判が自分達に向かないように報道や言論を制限している。つまり「中国政府の行いは正しい」という印象を国内の中国人に向かっても振りまいている。

そういった報道や言論にさらされている大衆が、尖閣諸島での衝突事件や今回の衝突死亡事件を受けて、どう反応するだろうか。

「中国は他の国を尊重しているのに、他の国はなぜ中国を尊重しない?」

他国への敵意となっても不思議ではない。そして、その不満は中国政府へ向かう。何故、自分達の権益が犯されているのに手をこまねいているのかと。

  *        *        *

中国は「愛国教育」なるものを行っているそうだ。これは私にはバラバラの中国人を中国という旗のものとに一体感を感じる中国国民を育てる試みだと思っている(そのツールに反日が使われているのは、日中関係において致命的だ)。

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一方で、中国政府の正しさ・中国の行為の正当性を言い、もう一方で、中国という国家の利益に関心を持たせる。そこに、事件が起きる。

結果は、義憤にかられた大衆の誕生だ。

冷静に見れば、今回の衝突死亡事件は、中国側にも非があることは確実だけれども、それは中国の大衆にまでは届かない。

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中国政府は義憤に駆られた大衆の攻撃対象になる事を怖れる、あるいは大衆の義憤が権力闘争の道具となる。その結果、中国政府は強く出る以外の選択肢を持たなくなるのではないか。

中国政府は自らが行った言論統制と愛国教育の結果に怯え、振り回されているように思う。

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コメント

自分は正しいと言って居ないと、国を維持できない事を証明して居る事ですが、それを言えない、伝える事が遮断されるシナ大陸、自分で苦しむでしょう。

投稿: 猪 | 2010年12月23日 (木) 10時21分

そんなことないですよ。シナの人民は自分達の政府が自分勝手なのを良く知っています。
反中デモに対抗して反日デモを行ったところ結局政府への不満のデモになってしまったそうですよ。
実は日本人が反中デモをしているのを一番喜んでいるのはシナの人民かもしれません。

投稿: すずき | 2010年12月23日 (木) 12時20分

国内で与えられる情報にしか接してこなかった中国人も、網民に代表されるように、外の開かれた情報に接する機会を持つようになると情報内容の乖離に当然反応するようになって来るでしょうし、そういった人達は既にかなりの量になっているのではないでしょうか。

投稿: シルバーな親父 | 2010年12月23日 (木) 12時47分

支那人相手にしない事 関わりをなるべく持たないことに尽きる

投稿: 薩摩の昔船乗り | 2010年12月23日 (木) 19時43分

支那共産党に邪魔な人民は、拘束・隔離。
始末に負えないと、小銃水平射撃で一件落着。
以上

投稿: | 2010年12月24日 (金) 21時27分

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