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2010年12月22日 (水)

マンガはキレイになっていると思う

マンガはキレイになっていると思う

「あばしり一家 3」永井豪
ISBN4-04-197806-8 C0179
角川文庫

初出誌 「週刊少年チャンピオン」’69年8月10日号~’73年4月9日号

本書中には、今日の人権擁護の見地に照らして、不当・不適切と思われる語句や表現がありますが、作品発表時の時代背景を考え合わせ、一部を編集部の責任において改めるにとどめました。(平成九年七月)

引用したのは文庫化されたものの奥付けの前のページ(p652)からです。

これを読むと、この作品を平成22年の現在、作家が持ち込んできても(少なくともいわゆる少年誌では)発表販売は出来ない事が判ります。

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引用した部分には「人権擁護」とありますが、今回の東京都の条例にもひっかかるでしょう。なんせ、主人公の「あばしり家」は泥棒を生業としていますから。

私はこのマンガをリアルタイムで読んだ世代ですが、このマンガを読んでも精神や人格に異常は起しませんでし、それで人生誤ったとは思いません。

沢山読んで、結果として勉強時間が減って、成績が下がったりしたのはあるかも知れませんが。

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私は少年マンガの状況は多少なら判ります(少女マンガの状況は判りません)。多少分かる少年マンガの状況を言うなら、私の子供の頃から比べて悪化しているとは言えないと思います。自分が読んで育った少年マンガとブックオフなどで立ち読みできる少年マンガを比べると、現在の方がむしろ「キレイ」ではないでしょうか。

少女マンガは、子供の頃もあまり読みませんでしたし、現在も少女マンガの棚に突撃する勇気はないです。

少女マンガの状況は判りませんが、少年マンガの状況が悪くなったとは思いません。

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「私は、このマンガを読んで人生を誤りました(こんなマンガを読ませて欲しくなかった)」という人がいるでしょうか。もちろん私のようにマンガを読みすぎて、勉強をサボって、成績が下がっちゃったと言うのは、自業自得ですので対象外としてですが。

親の立場では別な意見もあるでしょうが、自分の体験としては、そんなに悪影響のある少年マンガは存在しなかったし、現在も存在するとは思えません。

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先ほども書きましたが、私は少女マンガの状況は判りません。

少女マンガの状況は悪化しているのでしょうか。元少女の方で、今の方が悪い、とか「このマンガに悪影響を受けた」とおっしゃる方はいらっしゃるのでしょうか。

実際に悪影響を与えてはいないのに、大騒ぎして規制するのは滑稽で文化を殺すものだと思います。

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コメント

漫画とエロとは違うと思います。大人が子供の為に作る、大人としての良識が問われると言う事ではないでしょうか?自浄能力とは道徳心も含まれるもので、自由と放縦とは区別すべきと思います。

投稿: 猪 | 2010年12月22日 (水) 11時23分

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