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2010年12月 8日 (水)

ウィキリークスは偏向する

ウィキリークスは偏向する

読売新聞:アサンジ容疑者、世界のハッカーら熱狂的支援
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101208-OYT1T00008.htm?from=y10

「ウィキリークス」がジュリアン・アサンジ容疑者の逮捕後も、新たな情報公開で強気の構えを崩さない背景には、世界のハッカーや、インターネット上での情報公開、情報共有を推進する政治集団など熱狂的な支援者がいることがある。

同容疑者の活動を支援する一人、シティ・ユニバーシティ・ロンドン大のギャビン・マカファジュン客員教授(ジャーナリズム)によると、「生の情報を公開することが『善』」と主張する同容疑者は、一部の若者を中心に強い支持を得ており、無償での協力を惜しまないハッカーやインターネット・ジャーナリストも多いという。

アメリカの不正行為やアメリカ軍の残虐行為は、報道される。報道された内容は、おそらく正しいのだろう。で、なぜアメリカばかり報道されるのだろう。

今回のウィキリークス事件でもアメリカが標的になった。

ウィキリークスを反米的指向をもった政治集団だと言うつもりはない。多分、アメリカが標的にされるのは、単純に標的にしやすいからに過ぎないから。彼等は攻撃しやすい的を攻撃しているに過ぎないのではないか。

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アメリカは超大国であり世界中に軍を派遣し、影響力を行使している。戦闘になっても(部分的な敗北はあっても)勝つ。虐殺や残虐行為は、強い者が弱い者に対して行うものだ。つまり強いアメリカは、虐殺や残虐行為を行う側に立ちやすい。

そして、アメリカは自由を標榜している国でもある。ロシア・中国・アメリカで、不正行為や残虐行為があったときに、どの国の行為が報道されやすいだろうか。

もちろん、アメリカだ。

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例えば、中国やロシアの核実験の人体や環境への被害が報道されるようになったのは最近の事だ。アメリカの核実験の被害は実験直後から報道されたのに比べ、数十年遅い。

中国やロシアの不正行為は報道されない、報道されるにしても時間がかかる。

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ウィキリークスには、期待した部分もある。中国やロシアの不正行為や残虐行為が暴かれることを期待した。マスコミの手が届かなかった部分に手が届くのではないかと期待をした。

しかし、結局、出てきたのはアメリカの情報。中国についての情報はあっても、あくまでも、アメリカの公電の中で中国について述べられているに過ぎない。アメリカから見た中国に過ぎない。

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アメリカは適度に大きく、適度に自由があり、マスコミが発達し(つまり情報の正確さを確認しやすい)、攻撃しやすい的だ。

政治的傾向に因らず、ウィキリークス自身が持っている能力の限界により、彼等のアメリカへの攻撃は、中国やロシアに対するものよりも大きなものになる。

ウィキリークスは攻撃しやすい的を攻撃しているに過ぎない。

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コメント

そうですよね。暴露でアメリカ外交が焦土になった後・・「国民やマスコミに自由を与えた国家」が滅び、「国民やマスコミに自由を与えなかった国家」が栄える事になったら皮肉ですね。

世界の傍観者(特に反米家)はウィキリークスを歓迎し続けると思います。自分達が損をしないかぎり。しかし一度でも己に都合の悪い情報が出始めたら「ウィキリークスを裏で操ってるのはアメリカ!信用ならぬ。」と手のひら返しになるのだろうと思います。

投稿: つき | 2010年12月 8日 (水) 09時16分

スパイ行為ですね。中共・ロシアじゃ殺されるでしょう。

投稿: 猪 | 2010年12月 8日 (水) 10時26分

自由を与えた代償がコレカ!と思っているでしょうね。

投稿: シルバーな親父 | 2010年12月 8日 (水) 16時00分

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