« 耳に心地よいけどサ | トップページ | 本音だけでは息苦しい »

2010年12月28日 (火)

バラ撒いても、

バラ撒いても、

毎日新聞:ニュース争論:戸別補償制度の行方
http://mainichi.jp/select/opinion/souron/news/20101218org00m070999000c.html

立会人 戸別補償制度の導入は、国が農産物を買い支えて価格を維持する従来の消費者負担型の政策をやめ、価格は市場に任せ、値下がりで農家の所得が減った分を税金で補う納税者負担型の政策に転換することを意味します。欧米も同様の政策を導入していますが、日本のモデル事業ではコメの生産調整(減反)参加を制度加入の条件とし、同時に需給調整も目指しました。しかし、コメ余りは解消せず、米価下落が続いています。流通業者が戸別補償の交付金分をコメ代金から値引きするように農家に迫る「買いたたき」も起きています。

国家が金をバラ撒いても、受け取った人間が豊かになるとは限らないんだよねぇ。

  *        *        *

価格統制をしたら価格以外の面で制約がついたりする。安く売ることをお店に強制したら、お店がお客を選ぶようになる。商品を売って受け取るお金以外の何か(別名目の支払いとか)を要求するようになる。

「流通業者が戸別補償の交付金分をコメ代金から値引きするように農家に迫る」のは、流通業者は農家に対しては買い手だから、値引きを要求するのは当然で、その流通業者に「戸別補償」という言い訳を与えてしまったと言うこと。

結局、農家は戸別補償でもたらった分だけ、買い叩かれ、トータルの収入は増えていないそうだ。その分、得をしたのは流通業者と消費者(米の販売価格は下がっているそうだ、流通業者同士の競争もあるから)。

  *        *        *

資本主義のメカニズムと戦うのは生半可な事ではない。

バラ撒いてもバラ撒いた先が豊にはならず、結局、周辺の人間(今回は、流通業者と消費者)が得をしているのでは、は何の為にバラ撒いたのか判らない(これでは農家の票も期待できなくなる)。

  *        *        *

もしかして、戸別補償制度は米の価格を安くする事が目的の制度なのだろうか(それで、海外産の米と価格競争をする、とか)。

BlogRanking (読む価値のある記事だったらクリックお願いします)

|

« 耳に心地よいけどサ | トップページ | 本音だけでは息苦しい »

コメント

真面目に大規模農業を目指す人の気力を削ぎます。チマチマとした政策?如何にも社会党らしい、殆ど金をばら撒く事しか頭にないのでしょう。

投稿: 猪 | 2010年12月28日 (火) 09時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/107287/50419871

この記事へのトラックバック一覧です: バラ撒いても、:

» 「戦前・日本」恐怖の思想状況、その三 [日本の狂った反日スポーツライターたち]
皆さま、拙ブログにお越しいただき有難うございます。 ↓の10のエントリー(青文字部分をクリック)を読めば、 ①武士道とスポーツ ②丸裸でW杯や五輪という戦場に赴かざるを得ない今の日本のスポーツ選手たち ③歴史を消された日本人スポーツ選手に未来はない ④戦争…... [続きを読む]

受信: 2010年12月28日 (火) 14時51分

« 耳に心地よいけどサ | トップページ | 本音だけでは息苦しい »