還れない祖国って?
還れない祖国って?
民団新聞:<民論団論>“日本の病理”を悲しむ 民団鳥取本部団長 薛幸夫
http://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=304&corner=8
植民地支配とは国家による巨大なハラスメントである。還るところのない在日は、いまだにこのハラスメントにさらされている。世代を超えて繰り返される民族的な憎悪は、在日の魂を傷つけるのみならず、日本人自身の心を腐食させずにはおかない。
日本の病理とか在日韓国人への事件とかについても思うところはあるのですが、ちょっと驚いたのが「還るところのない在日」という表現です。
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自分の海外体験はほんの2~3ヶ月なので言うのはおこがましいのですが、日本の事を還れない場所と思った事はありません。
帰りたくないと思った事はありますが。
自分は日本人なので、帰りたいか?とか帰って幸せか?良い生活が出来るか?とかは思いしたが「還れない」とか「還れる場所が無い」とは思いませんでした。
日本は私にとって「還れる場所」でありました。
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在日韓国人は韓国を「還れない場所」と思うのでしょうか?
帰って暮らしが出来るか?とか帰りたいか?といった事を思うのは理解できます。自分も海外にいたときに「日本に帰るのやだな~」と思ったり、「こっちで暮らせないかなぁ~」とかは思いましたから。
でも、還れない場所、還れる場所でないなら、韓国は在日韓国人にとって何なんでしょうか。
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在日韓国人は、アイデンティティの一部として韓国国籍を維持しているのですよね(参政権の問題で「帰化」という言葉が出てると「アイデンティティ」という言葉が出てくるのですから)。つまり、望んで韓国人であり続けている。そんな人々にとって「還れない」韓国ってなんなんでしょうか。
北朝鮮なら理解も出来ます。抑圧的な独裁国家ですから。金正日一派を一掃するまで還れない北朝鮮人がいても不思議ではありません。
でも韓国は曲がりなりにも民主国家です。もし、韓国が在日韓国人にとって「還れない国」であるなら、それは、韓国に向かって「還れる国になってくれ」と要求するべきではないでしょうか(他国の参政権を求める以上の大きな声でね)。
韓国国籍を持っている、つまり韓国人としての権利を持っているんですから。
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コメント
区別を差別などと言ってる連中だけど、
いざ本国に帰ると、本物の凶悪な差別が襲って来るのが
怖くて怖くて、ニダニダ言ってるだけじゃないかな。
投稿: | 2011年1月26日 (水) 23時11分
当時の進駐軍は帰る船まで準備したのです。
帰国は「嫌」と断り日本にいる事を望んだのは朝鮮人自身、朝鮮戦争時には「大村の収要所」が密入国で満杯、帰国せず「在日認定」、何で「在日特別」が「世襲制」なのか?いい加減にして欲しい。
俺の「朴念仁の伝言」今年の4日から連続ものを書いている、民団の諸君読んでみろ!!!
投稿: 猪 | 2011年1月27日 (木) 09時58分
アイデンティティなんて言い訳でしょう
母国の徴兵には応じない彼らは、米国に渡ると市民権のために軍隊志願します
日本国籍をとらないのは「敗戦国の国籍は嫌」「在日でいる方が有利」ということだけでしょう
投稿: | 2011年1月27日 (木) 15時34分
韓国政府は在日を在日として日本に居らしめて利用するけど、受け入れない。在日は活動資金の援助を本国から受けながら反日活動を行い、在日特権で甘い汁を吸っているから帰りたがらない。何とも嫌らしい国とその民です。日本政府はこの問題解決に真剣に取り組んで欲しい。
投稿: シルバーな親父 | 2011年2月 1日 (火) 16時15分