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2011年1月20日 (木)

進歩史観

進歩史観

時事通信:「反逆」発言撤回せず=党首討論応じる−首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201101/2011011400995

菅直人首相は14日夜の記者会見で、税制と社会保障の一体改革をめぐる与野党協議に野党が応じないなら「歴史に対する反逆行為」とした自身の発言について、「言葉を撤回することは考えていない」と述べた。

「歴史に対する反逆」という菅首相の発言を聞いたとき、違和感を覚えた。

「○○に対する反逆」と言う時、「○○」には何が入るだろうか。

天皇陛下?国家?神様?

そういった忠誠や信仰の対象だろう。

菅首相は「歴史」に対して忠誠を誓っているのか、それとも信仰しているのだろうか。

  *        *        *

「進歩史観」という言葉がある。歴史は進歩して行くもの、ある目的地(理想郷?)に向かって人間社会は進歩して行くという考え方だそうだ。

菅首相が、進歩史観を持っていて、自分の行動に疑問を持っていなければ、自分に反対する者に「歴史に対する反逆」と言ってもおかしくはない。

彼は進歩史観を信じているのかな。

  *        *        *

でもねぇ、人間、やってることは源氏物語や聖書が成立した頃から変わってないのよねぇ。

男と女がくっついたり離れたり(同性の場合もあり)、三角や四角の関係を作ったり壊したり。誰がエライか正しいか争ったり、食べ物や水や金銀財宝をめぐって戦争したり。

戦争の道具は、棍棒から弓矢へ銃器へと進歩した。コミニュケーションの方法も手紙や書籍から電子メールやブログへと進歩した、移動方法も徒歩や馬から車や飛行機へと変わった。現代はインターネットの時代になった。

でも、人間がやっている事は変わってないと思うんだよなぁ。男と女がくっついたり離れたり。人間の根源にある欲望と基本となる能力は変わっていないのだ。

私は進歩史観を信じない。

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コメント

歴史を知らない人の「傲慢」さを眼の前で見せてくれました。

投稿: 猪 | 2011年1月20日 (木) 11時34分

管理人さま、こんにちは
歴史は進歩なんかしません。
それは、人類に進歩せよ!と言う位、無理難題です。
個人的には、歴史は一直線に伸びているのではなく、螺旋を描いてぐるぐる回っているイメージです。
同じような場面を何度も繰り返すのが人類の常で、その中の悲劇的場面を回避し、幸福な場面を創り出し維持するのに、役立つのが歴史ではないかと考えます。
進歩史観で言えば、過去は振り返る価値もないゴミになり、同時に過去の蓄積である歴史もゴミになります。
空き缶総理が歴史に疎いのは進歩史観主義者としては当然の帰結でしょう。

投稿: 石原昌光 | 2011年1月20日 (木) 17時43分

 わたしも、「歴史に対する反逆行為」という言葉を聞いたとき唯物史観または進歩史観を思い浮かべましたね。
 要するに歴史の行く末は決まっている。それに反対するやつらは反動だって思想ですね。ソ連や東欧の独裁者たちがこの論法で敵を葬ってきたんですね。自分たちは進歩にくみしている。おまえらは反動だってわけです。
 信じられないことをいう首相です。

投稿: かい | 2011年1月30日 (日) 04時40分

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賀正 明けましておめでとうございます。 みんなで力を合わせ、今年も我が国を、先祖から引き継いだ本当の日本の国へ、戻してゆきませう。 [続きを読む]

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