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2011年2月17日 (木)

生活保護を拡充したいなら作戦を考え直せ

生活保護を拡充したいなら作戦を考え直せ

しんぶん赤旗:老齢加算は必要 生存権裁判原告らが宣伝 最高裁前
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-02-17/2011021715_01_1.html

福岡生存権裁判弁護団長の高木健康弁護士は、福岡高裁の判決は、「食べて寝るだけで何の楽しみもない生活が生存権で保障された生活なのか。福岡高裁の出した判決こそが、生存権の理念にかなうものです」と強調しました。

「食べて寝るだけで何の楽しみもない生活が生存権で保障された生活なのか」、憲法25条に保証された「健康で文化的な最低限度の生活」なのかどうか、私には判りませんが、こんな言い方は、生活保護への風当たりを強くするであろう事は判ります。

だって、この人は「楽しくないから、楽しむためにカネをくれ」って言ってるんだから。どんな楽しみを欲しがっているのかは知らないけど金がかかる楽しみ。でなければ、老齢加算を復活させろ、つまりカネを出せってことは言わない。

オレが楽しむために金を出せって言われて、気持ちよくお金を出す人間がどれだけいるだろうか。

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この弁護士もそうだが、生活保護拡充を求める人達は宣伝を間違っていると思う。本当に生活保護の拡充が必要な人達や拡充されることで生活保護を脱する切っ掛けを得る人達がいるかも知れないとは思う。けれども「オレが、私が、楽しみたいから、楽しみが欲しいからカネくれ」っていうメッセージを出したら嫌われるに違いない。

そんな生活保護を受けている人が楽しむためにお金を使うなら、子供達の教育や日本の安全保障や未来の為の技術開発にお金を使うべきだと思ってしまう。

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お金がかかる楽しみしか世の中に存在しない訳じゃない。

自分の両親は散歩が好きで毎朝2時間ばかり散歩してるけど散歩にお金は一円も払っていない。近くの子供達の登下校のおしゃべりの騒がしさを楽しそうに話してくれたりする。

こんな楽しみを見つけられなくて「楽しむためにカネをくれ」って言われても反発してしまう。

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本当に必要な人にお金が出ることに反対はしない。生活保護を脱するために「食べて寝るだけ」以外のお金(勉強や就職活動のためのお金)が必要な事は理解できるし、その為のお金なら反対はしない。少なくとも「楽しみの為に金をくれ」と言われた場合ほど反対はしない。

生活保護拡充を主張したいなら、必要な理由を考え直すべきだ。

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コメント

生活保護は、正に「生活保護を脱するために『食べて寝るだけ』」を保証するものであり、楽しみは、自分で稼いだお金で楽しむものだ。
「働かざる者、食うべからず」の基本に立ち返らないと。

名古屋の生活保護費は、平成22年度は「761億円」。
国民年金の支給額は満額で月66,000円。
生活保護費はひとり1月あたり、761億円÷43,000人÷12か月=15万円。
(さらに、医療無料券、NHKの受信料無料、家賃優遇など、特典多数あり)
これだけ貰えば、働く意欲が失せて働く必要性を感じなくなるのは、当たり前。

もっと、生活保護者の生活の実態を、広く世の中に広めるべし、と思います。

投稿: 名古屋市民 | 2011年2月18日 (金) 07時41分

生活保護制度についてはこの問題に限らず多くの問題点が指摘されています。抜本的に見直す必要がある制度ではないでしょうか。

投稿: シルバーな親父 | 2011年2月19日 (土) 15時19分

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