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2011年2月15日 (火)

40年じゃなくて

40年じゃなくて

毎日新聞:中国:GDP世界2位 高成長、ひずみ鮮明 インフレや通商摩擦…日本の40年分
http://mainichi.jp/select/world/news/20110215ddm010020003000c.html

中国が10年の国内総生産(GDP)で日本を抜き「世界2位の経済大国」の座を確定させた。1978年以降の改革・開放路線を経て30年余で米国に次ぐ経済大国にのぼりつめた。ただ、中国はインフレや不動産バブル、通商摩擦、通貨切り上げなど日本が高度成長期から40年がかりで経験した問題が一気に噴出し、政策運営は一段と難しくなっている。一方、43年ぶりに「世界2位」から転落した日本は、中国との付き合い方を含めて進むべき将来像の構築を迫られている。

「日本が高度成長期から40年がかりで経験した問題」

中国の環境問題や社会の歪みを言うとき、時として、日本の戦後や高度成長期と比べる場合がある。

だか実際そうだろうか。

私は少なくとも、明治維新からの140年と比べるべきと思う。

何故なら、環境問題は技術やカネだけの問題ではなく政治の問題だからだ。環境問題で最初に苦しむのは庶民であり弱者だ。その弱者の声を政治に反映させる制度がなければ、環境問題は、工場が稼働できなくなるまで(民衆の暴動で破壊されるか、労働者が死滅するまで)悪化する。

中国の政治制度を日本のどの段階に当てはめるか難しいが、少なくとも日本は明治維新の段階で「公論にに決すべし」といわれ、徐々に選挙権が多くの人に与えられ、大正時代には普通選挙が行われた。

高度成長期の環境問題が起きた時、日本は民主国家で被害者にも政治的権利があった。その状態に中国はない。

だから日本の40年前と中国の現在は全く違う。

  *        *        *

社会問題に対して、政治制度が与える影響は述べるまでもない。

  *        *        *

中国の社会の歪みや環境問題が今後どうなるかは判らないけれども、日本の高度成長期とは全く違う展開を見せるだろう。

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コメント

管理人さま、こんにちは
日本って、明治維新から普選法が成立するまでに57年かかっているんですよね。
大変根気がある国だと思います。
維新から10年やそこらは内戦の連続で、それこそ何万人と人間が死んでるのに、辛抱に辛抱してインフラをやって産業を育成して軍備を増強して、教育を拡充して、これだけ複雑な事を同時進行でやれる民族は、世界中探してもそうはいないでしょう。
他国を見ていると混乱する国ほど、民主化!民主化!
国民主権!の声ばかり大きくて、ほかの事は一切進まない。だから行き詰まり、また革命!また民主化!民主化!
支那は開発独裁で明治時代の日本に似ているけども、私心ばかりで公がない。
一党独裁というけれど、人を集めて党を創るのは、余程注意しないと大きな私をつくる事になりますからね、、、、

投稿: 石原昌光 | 2011年2月15日 (火) 10時58分

中国国内の環境問題は悪化の一途をたどっているようですね。周辺国や海域、ひいては地球規模にまで汚染が広がらないか懸念されます。

投稿: シルバーな親父 | 2011年2月15日 (火) 15時11分

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